前にも簗谷山のニホンジカの食圧による林床植生への影響についてブログで書きましたが、初めて登った20数年前と比較すると林床植生が本当に貧弱になってしまっています。
ただ、ここ数年目立つようになった植物が。それはコアジサイとマツカゼソウ。
この2種について少々調べてみるとニホンジカの否嗜好性植物とされているものが数多く見られます。
嗜好しない=食べないといった状況となるので目立つのです。
両種については学生時代にニホンジカの調査で歩いた丹沢でも同じでした。
最近林内の雰囲気が丹沢に似てきたなと思うのです。
否嗜好性植物が目立つ森の中は異常だなと思いながら簗谷山を登って思ったのでした。
ちょっと脱線しますがニホンジカの食圧により林床植物が乏しくなったところは林内の見通しがよく知識が無いと快適と思われてしまうのです。
以前、快適と思われる林内環境について問うたアンケート結果を見た時には林床の見通しが良いところが好まれたという結果となっていました。
そういった視点で考えると、ニホンジカにより快適な林内空間が創出されたとなってしまいます。
でも本来の森の姿では無い見通しの良い森。そんな異常な姿が知識が無いと好ましい姿となってしまいます。
こんな論調が支配的になるとニホンジカは好ましい動物になってしまいます。
そんなわけないだろう!と思うのは実は森林に関わっている人だけとならないようにする必要があるのだろうと、ふと思ってしまったのです。(管理人)
コアジサイが目立ってきました。
マツカゼソウの群落
食圧で林床植生が無くなり見通しがよくなってしまった状態
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でも本来の森の姿では無い見通しの良い森。そんな異常な姿が知識が無いと好ましい姿となってしまいます。
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