クラシカルなロードバイク
ランドナー
以前、ブログで書きましたが写真の自転車はホリゾンタルフレームの自転車です。
ホリゾンタルフレームとは簡単いうとトップチューブが地面に水平となっているフレームの自転車のことです。
フレームの材質はクロモリモリブデン鋼で通称クロモリと言われているものです。
今のロードバイクのフレームの材質は様々なものがありますが、カーボン、アルミ、クロモリが主体です。
その中でもクロモリが最も歴史があり1980年代まではクロモリのフレームが主力で、その後アルミ、カーボンへと進化してきていて、クロモリの自転車を見ることは少なくなっています。
古くからあるのでクラシカルな自転車として紹介される大半はクロモリフレームの自転車です。
ですから伝統的な工法で作られたクラシカルなスタイルを好む人達が所有することが多く、伝統的なフレームの組み方であるホリゾンタルフレームの自転車が好まれます。
そしてパイプの継ぎ方はラグを利用され、細い丸パイプをラグで溶接したフレームを好む方が乗られる方が多いです。
私も少年時代の細い丸パイプでラグで溶接された自転車を見ていたのでカッコいいと思います。
あと、ホリゾンタルフレームは軟らかい乗り味で体に優しいと言われています。
正確に伝えているかどうか怪しいところもありますがネット等で調べてみると、こんなようなことが見えてきます。
私が10年ほど前にサイクリングを始めようと考えた時に、カッコいいだけでは乗れないと思いクロモリのことは全然考えなかったです。
ですが、乗り続けているうちにクロモリフレームの自転車も進化していることが分かってきました。
まず、クロモリ=ホリゾンタルという考え方ですがクロモリフレームであってもスローピングフレームのものがあることを知り疑問を持つようになりました。
私は背が低く足も短いことからホリゾンタルフレームよりスローピングフレームのほうが乗りやすいということがあります。
ブログでも書いているように私が自転車に乗る目的はツーリングでレースでは無いし、レースはやらないが峠越えはするし時には登山口まで自転車で行き山に登るようなこともして一般的なサイクリングとは違う楽しみ方をしています。
その価値観にあった自転車にするためにフレームをフルオーダーをしました。
その時にフレームビルダーさんに、その疑問を投げかけたところ、特別な拘りがなければホリゾンタルである必要な無いというもので、私のリクエストに応えて作ってもらったフレームはスローピングとなりました。
その時に軟らかい乗り味についてはホリゾンタルでなくても出せるというものでした。
ちなみに、軟らかい乗り味というのは未だに乗っていて分かりませんが・・・
次のラグについてですが、クラシカルな自転車に拘るなら必要ということでしたが、ラグを使わないTIG溶接のほうが強度もあるし軽くできるということでした。
クロモリの欠点である重さもラグを使わないことによってある程度カバーできるのです。
実際に組みあがったフレームはアルミのエントリーモデルのものより軽く仕上がり総重量は10キロを切るものとなりレースシーンで無ければ問題の無いレベルとなりました。
次にコンポ関係ですが今のアイテムを盛り込みたいと考えディスクブレーキにしたいと考えました。
ディスクブレーキはブレーキングをした時に負荷がかかるためフロントフォークの剛性を高める必要があります。
フロントフォークをクロモリとすると強度を出すため重くなってしまうことからフロントフォークはカーボンにしたほうがいいよという自転車を組んでくれた自転車屋の店長さんのアドバイスによりカーボンとしました。
こういったクロモリの自転車はモダンクロモリと言われ、今なお進化し続けているのです。
ですから盲目的にクロモリ=ホリゾンタルやクラシカルな雰囲気でなんて考えなくてもいいと今では思っています。
クロモリの自転車は頑張ればオーダーをして体にあったフレームを作ることができ、今の考え方で作られたコンポやホイールで組み上げれば、乗りやすくアルミやカーボンのマスプロモデルの自転車負けないオンリーワンの自転車となることが最大の魅力であると私は考えます
こんなことを考えていていうのも何ですが少年時代に目にしたラグ溶接されたホリゾンタルフレームの自転車は先にも書いたようにカッコいいと思います。
ですからクラシカルなロードに乗っている人を羨ましいと思う気持ちもあるのも事実で、いつかは私も乗ってみたいなと思うのです。
お金と時間に余裕ができたら複数タイプの違う自転車を所有して楽しみたいと思っていますので、モダンクロモリが最高だということを言うつもりは無いです。
タイトルに独善的と書きましたが、本当に独善的になってはいけないと他の価値観の方を否定するつもりはなく、それぞれの楽しみ方ができたらいいなという気持ちで書きました。
趣味の世界の話ですから(管理人)
私の愛車
ランドナー
以前、ブログで書きましたが写真の自転車はホリゾンタルフレームの自転車です。
ホリゾンタルフレームとは簡単いうとトップチューブが地面に水平となっているフレームの自転車のことです。
フレームの材質はクロモリモリブデン鋼で通称クロモリと言われているものです。
今のロードバイクのフレームの材質は様々なものがありますが、カーボン、アルミ、クロモリが主体です。
その中でもクロモリが最も歴史があり1980年代まではクロモリのフレームが主力で、その後アルミ、カーボンへと進化してきていて、クロモリの自転車を見ることは少なくなっています。
古くからあるのでクラシカルな自転車として紹介される大半はクロモリフレームの自転車です。
ですから伝統的な工法で作られたクラシカルなスタイルを好む人達が所有することが多く、伝統的なフレームの組み方であるホリゾンタルフレームの自転車が好まれます。
そしてパイプの継ぎ方はラグを利用され、細い丸パイプをラグで溶接したフレームを好む方が乗られる方が多いです。
私も少年時代の細い丸パイプでラグで溶接された自転車を見ていたのでカッコいいと思います。
あと、ホリゾンタルフレームは軟らかい乗り味で体に優しいと言われています。
正確に伝えているかどうか怪しいところもありますがネット等で調べてみると、こんなようなことが見えてきます。
私が10年ほど前にサイクリングを始めようと考えた時に、カッコいいだけでは乗れないと思いクロモリのことは全然考えなかったです。
ですが、乗り続けているうちにクロモリフレームの自転車も進化していることが分かってきました。
まず、クロモリ=ホリゾンタルという考え方ですがクロモリフレームであってもスローピングフレームのものがあることを知り疑問を持つようになりました。
私は背が低く足も短いことからホリゾンタルフレームよりスローピングフレームのほうが乗りやすいということがあります。
ブログでも書いているように私が自転車に乗る目的はツーリングでレースでは無いし、レースはやらないが峠越えはするし時には登山口まで自転車で行き山に登るようなこともして一般的なサイクリングとは違う楽しみ方をしています。
その価値観にあった自転車にするためにフレームをフルオーダーをしました。
その時にフレームビルダーさんに、その疑問を投げかけたところ、特別な拘りがなければホリゾンタルである必要な無いというもので、私のリクエストに応えて作ってもらったフレームはスローピングとなりました。
その時に軟らかい乗り味についてはホリゾンタルでなくても出せるというものでした。
ちなみに、軟らかい乗り味というのは未だに乗っていて分かりませんが・・・
次のラグについてですが、クラシカルな自転車に拘るなら必要ということでしたが、ラグを使わないTIG溶接のほうが強度もあるし軽くできるということでした。
クロモリの欠点である重さもラグを使わないことによってある程度カバーできるのです。
実際に組みあがったフレームはアルミのエントリーモデルのものより軽く仕上がり総重量は10キロを切るものとなりレースシーンで無ければ問題の無いレベルとなりました。
次にコンポ関係ですが今のアイテムを盛り込みたいと考えディスクブレーキにしたいと考えました。
ディスクブレーキはブレーキングをした時に負荷がかかるためフロントフォークの剛性を高める必要があります。
フロントフォークをクロモリとすると強度を出すため重くなってしまうことからフロントフォークはカーボンにしたほうがいいよという自転車を組んでくれた自転車屋の店長さんのアドバイスによりカーボンとしました。
こういったクロモリの自転車はモダンクロモリと言われ、今なお進化し続けているのです。
ですから盲目的にクロモリ=ホリゾンタルやクラシカルな雰囲気でなんて考えなくてもいいと今では思っています。
クロモリの自転車は頑張ればオーダーをして体にあったフレームを作ることができ、今の考え方で作られたコンポやホイールで組み上げれば、乗りやすくアルミやカーボンのマスプロモデルの自転車負けないオンリーワンの自転車となることが最大の魅力であると私は考えます
こんなことを考えていていうのも何ですが少年時代に目にしたラグ溶接されたホリゾンタルフレームの自転車は先にも書いたようにカッコいいと思います。
ですからクラシカルなロードに乗っている人を羨ましいと思う気持ちもあるのも事実で、いつかは私も乗ってみたいなと思うのです。
お金と時間に余裕ができたら複数タイプの違う自転車を所有して楽しみたいと思っていますので、モダンクロモリが最高だということを言うつもりは無いです。
タイトルに独善的と書きましたが、本当に独善的になってはいけないと他の価値観の方を否定するつもりはなく、それぞれの楽しみ方ができたらいいなという気持ちで書きました。
趣味の世界の話ですから(管理人)
私の愛車