小出さんの最新刊を読みました。
7月15日にでた『原発はいらない』です(幻冬舎、838円+税)。
小出さんの本には、いつも、
現場に生きる科学者としての
切迫感、責任感があふれています。
いま何がおきているのか、
誰が何をしなきゃいけないのか、
誰に何ができるのか、というような。
たぶん小出さんは、
今回の原発事故の責任は、
原発が存在するニホン社会に暮らす
すべてのひとが負うべきだ、
と考えています。
確かに、誰もが原発反対の声をあげれば
原発はできなかったわけですから。
原発に反対してきた自分にも、
原発をとめられなかった責任がある、
と小出さんは言います。
責任を負おうとするひとびとこそが、
原発依存の社会を変えることができる、
と小出さんは考えます。
私(運営委員H)がいちばん印象的だったのは、
近くの原発で事故がおきて多量の放射線をあびてしまったときどうすべきかのお話。
「残念ながら濃度の濃い放射能に巻き込まれ、全身被爆した場合は、短時間に嘔吐、下痢、頭痛、発熱、意識障害などの症状が現れます。
このような状態になったら、手遅れかもしれません。
とても悲しいことでしょうが、そう長くはない時間を、一緒にいたいひととすごしましょう」。
その覚悟こそが社会を変えるのだ、
と私は思います。
7月15日にでた『原発はいらない』です(幻冬舎、838円+税)。
小出さんの本には、いつも、
現場に生きる科学者としての
切迫感、責任感があふれています。
いま何がおきているのか、
誰が何をしなきゃいけないのか、
誰に何ができるのか、というような。
たぶん小出さんは、
今回の原発事故の責任は、
原発が存在するニホン社会に暮らす
すべてのひとが負うべきだ、
と考えています。
確かに、誰もが原発反対の声をあげれば
原発はできなかったわけですから。
原発に反対してきた自分にも、
原発をとめられなかった責任がある、
と小出さんは言います。
責任を負おうとするひとびとこそが、
原発依存の社会を変えることができる、
と小出さんは考えます。
私(運営委員H)がいちばん印象的だったのは、
近くの原発で事故がおきて多量の放射線をあびてしまったときどうすべきかのお話。
「残念ながら濃度の濃い放射能に巻き込まれ、全身被爆した場合は、短時間に嘔吐、下痢、頭痛、発熱、意識障害などの症状が現れます。
このような状態になったら、手遅れかもしれません。
とても悲しいことでしょうが、そう長くはない時間を、一緒にいたいひととすごしましょう」。
その覚悟こそが社会を変えるのだ、
と私は思います。