高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

にこにこ通信 2月4日記

2016-02-19 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
南国市 井上農園の井上正雄です。

立春も過ぎて梅も咲き
寒さの中にも春がやってきました。
これから又、大変忙しい時期を迎えます。

一番にトマト・ナス・ピーマン等の種まきから、
キューリ・南瓜の種まきや、
ジャガイモの植えつけ等の後、
早生稲の籾播きも始まります。

セット野菜の内味は、昨年秋の高温多雨のため
レタス・白才・キャベツ・ブロッコリー等が
1ヶ月位早く収穫が終わったので
野菜不足の年となりそうです。

春穫りキャベツはまだ穫れないし、
葉玉ネギもまだ少し早いので、
サツマイモや万次郎南瓜等を入れないと
セットが組めないかもしれません。
セロリーの収穫は今月中旬からです。
今年も昨年種とりしたF1の親が少し穫れそうです。

有機農業は年中忙しいですが、
特に土作りにおいては、
堆肥作りと米ヌカボカシ作りは休む事ができません。
材料集めと切り返しを必要とするため時間外の仕事ですが、
この作業をしないと、
おいしくて安全性の高い野菜作りはできません。

消費者の皆様の健康を守るため
今年も頑張ってゆきたいと思っています。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2016年3月号より転載しました。
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