アンチエイジングを気取る必要もないと気がついてからである。アンチエイジングのために生涯学習をやろうとすると苦しい。無理があるからである。
「ユリシーズ」の古本をyahooオークションで注文した。新潮社のである。かなり古いが、なに、読めればそれでいい。さらに、自分の本だと書き込みが自由自在である。これがいい。でないとあらすじも記憶できなくなっているのだから。惚けてきて。文庫だと四冊くらいあったのだが、こっちの新潮社の方は単行本で二冊。たったの1000円である。コンビニ払いを選択したから、これから朝食後walkingを兼ねて支払ってくる。今週中には来るだろう。自宅に。
なんだ?・・・1000円払うのも四苦八苦か・・・と言われそうだ。まさにそうである。四苦八苦なのである。まったくしょうも無い。定年退職してから、まったく四苦八苦の連続である。ゼニと縁が切れてしまったからである。
わはっはははっははっはははっははは。
ま、それならそれで生きる道はある。自分の内面を見つめてこれからは生きていきたい。世間の名利ともまったく無関係だったし、そんなもんと関わりたくはねぇのである。正直言えば、新刊本が買えるくらいのゼニは欲しいが、ないものはないから諦めるしかない。
アルコールと、香水クサイお店とは縁を切ったから、出ていくゼニはなくなった。全部テメェの小遣いから支払っているから、無駄金はもったいなくてもったいなくて(^0^)。
なんで「ユリシーズ」か。
徒然草を教えていただいている退学した某大学生涯学習センターで、教授の先生が講義中ふとおっしゃられたからである。ユリシーズは、増賀上人と吉田兼好に通じるものがあるって。ボキは、すぐ反応した。エリック・ホッファーと通じるもの、あるいはモンテーニュ「随想録」と通じるものがあるのかもしれないとひらめいたのである。
それで、「ユリシーズ」を読んでいなかったことに気がついてしまった。だからyahooオークションで買ったのである。
つまり「老境を慈しむ」というボキの基本姿勢からである。今年になってから、ずいぶんこちら側にシフトしてきたのである。考え方がである。
無理に、アンチエイジングを気取る必要もないと気がついてからである。アンチエイジングのために生涯学習をやろうとすると苦しい。無理があるからである。なんでもそうだ。Gymでも、70代なのに無理している御仁もかなりいるからである。全力でランニングをしている爺婆もたくさんいるからである。そんなに無理をすることはないのだ。無理は、破綻を生み出す。自然に生きていればいいのだ。ボキは健康学に関してはそう考えているから。
さらにある。エリック・ホッファーに在野で研究するというか(ボキ如きが研究と言ったらおこがましいけど)、ともかくこのまんまやっていけばいいと学んだからである。「老境を楽しめばいい」のである。無理して若返る必要もない。ボキの見事なるスキンヘッドにアデランスをかぶる必要も無い。むしろみっともない。暑いだろうし。おっとこの話はこれ以上書かない。あちこち差し障りがあるだろうから。
ごめんね・・・。
お後がよろしいようで。
Bye-bye!