と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

色紙

2009年10月30日 20時50分00秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 ある教育熱心なおかぁさんがあって、小学生の優秀な息子を連れて、相田みつをさんという方の美術館で色紙を買ってもいいよとおっしゃったのだそうです。

 そうしたらくだんの息子くん、「つまづいたっていいじゃないか 人間だもの」という色紙をとったのだそうです。

 なにかの講演で聞いた話です。そのときは、その諧謔性に苦笑しました。しかしながら、はっとするようなことでもあります。

 わたくしも相田みつを先生の色紙を購入したからよけいそう思うのかもしれません。

 順調に、なんの挫折も失敗もなく成長できたらこんないいことはありません。しかし、どっかに落とし穴が待っているような気もします。そんなときに、落っこちないで生きていってほしいと思うのは親心。

 柔軟性があってしかるべきです。
 硬直化していると固まってしまいます。
  
 どのようなことにも対応できるのが望ましいと思います。柔道で言えば、固い身体ですと、いきなり技をかけられても、対応できません。もっと言えばそれはこころの問題です。何度かこのブログに書いてきた山岡鉄舟は言っています。それを悟ってから俄然強くなりましたとものの本で読んで、わたくしも才能はありませんが、まねでもしてみたいと思った次第です。

 ただし、なんの努力もしないで、「つまづいたっていいじゃないか」はないでしょう。努力しているから、冒頭の話は活きるわけです。そういう息子であるからです。

 からだをゆるめて技をかけた方が良いと言われても、それは日々トレーニング漬けの体験があったからこそ、なのであります。100キロのバーベルを上げていたから、からだをゆるめた方がよいという忠告に納得できるわけです。

 インフルエンザが流行っています。

 こういうときは、家で勉強しましょう。

 最近発見したのですが、和室のテーブルであぐらをかいて読書するときに、あぐら椅子というのを買ってきて、ちょっとおしりの方を高くして本を読んでいます。これはなかなかいい。足が痛くなりません。しかも背骨が伸びてしゃんとします。すっきりします。姿勢もまた大切なようです。特に古典を読むとき、論語のようなものを読むときは、こういう古典的なスタイルがわたくしには性に合っています。

 わたくしも、家でひっそりとしているつもりです。


 では、また来週!

 
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効用

2009年10月29日 00時03分04秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 講話の効用ということについて以下に書かせていただきます。

 通称江戸取といわれる進学校が隣の県にあります。進学校として飛躍的に伸びた高校であります。

 その学校を理解するキーワードがあります。

 それは全校集会で校長先生が講話をした内容を全文復元してレポートにして提出させるということです。

 当然その作業の過程で発展学習が発生するわけです。

 昨日の山岡鉄舟のことでも学習のきっかけになります。またそれくらいでないと、教養としての基礎学力は身につきません。単なる受験勉強だけでは、大学に進学したときには、同級生と会話をすることすらできなくなります。

 わたくしは意図的にそういう学習のきっかけになることをこのBLOGにちりばめてあります。たぶんこれは知らないだろうなという親心からであります。それはそれででたらめに歳をとっているわけでもありませんから出来るわけです。

 幼い子どもたちに、あるきかっけをさしあげたいというお節介でもあります。柔道でもそうです。単発の技だけを教えているようでは素人であります。同じ大外刈りでも、入り方は無限にあります。先週、それを小学校の4年生に教えましたら、さすがでありました。察しがいいことかぎりなし。「外山先生、かかる、かかる」と喜んでいました。うれしかったです。かわいかったです。こんなわたくでもお役にたてたわけです。

 そんなことしかわたくしにはできないわけですからね。
 
 県銚の全校集会では、必ずわたくしの講話は、内容を印刷して学級単位に配布します。残念ながら、印刷用紙を倹約する世間の風潮です。全校生徒に配布するまでいきません。もっともそれだけの内容もないと批判されればそのとおりですから、首肯せざるを得ませんですが。

 江戸取のやっていることは、道徳教育だと当事者たちはおっしゃっておられます。

 中学校教員時代にそのことに取り組ませていただいて、なんども研究発表をさせていただいて、まったく同感だと思いました。

 それで進学率が向上したらこんないいことはありません。

 

 そのためにも、わたくし自身の勉強が大事になります。
 これで上がりの仕事ではなりませぬ。
 どこまでも、どこまでも自己教育をするしかないと思っております。

 でないと、真っ白な在校生諸君にもうしわけないですから。
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余裕で勉強なさいませ

2009年10月29日 00時01分41秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 保護者の方が、家事で大変忙しいのに、悠然と知らんぷりをして勉強をする。あるいは保護者の方が、忙しい時に限ってわざと勉強をする、しているフリをする。

 許容範囲なのでしょうか?

 そうではありませぬ。そうであってはいかんと思います。そういう在校生諸君はいないと思いつつ書いておりますが。

 わたくしは、亡母にそういうときはこっぴどく叱られました。ありがたい限りであります。もう、叱ってくれる親もなし。なにか考え違いをしていたのです。勉強優先。勉強だけしていれば、すべて許していただけると大きな勘違いをしておりました。

 これは大人になっても同様でした。
 
 仕事が忙しいと言っていれば、なんでも優先されるという考え方と一緒であります。

 忙しいから、親の葬式にも行かない、友人・知人・恩人の見舞いにも行かない、すべてのつきあいを絶ってまで忙しいを連発する。

 そんなことでいいのかなぁと思うからであります。

 進学校にはそういう生徒が多いと経験上思います。
 しかしながら、勉強オンリー、家事もやらんし、部活もやらん、机にかじりついて少しでも単語をというのはそれはそれでいいのですが、なんか違うと思います。だいいち余裕がない。それに、かすかながら勉強恐怖症にかかっておるのではないかと思います。自分で自分をかんじがらめにしている。

 本当の秀才というのは、勉強もむろんやりますが、部活もやれる。家事もやれる。わたくしは鈍才でありましたからとてもとても出来ませんでしたが。

 下記にいくつか秀才の例をあげましょう。

 わたくしの一年先輩にある公立大病院の院長先生がおります。H先生といいます。亡母の教え子でもありました。小中高と先輩で、家も近かった。農家の生まれで、農業も、牛の世話も全部引き受けてやっておられた。さらに陸上部で県のチャンピオンでもありました。まさにスーパーマン。なんども先輩の爪の垢をいただいて煎じて飲ませていただきましたが、わたくしはとてもとてもまねすらできませんでした。国立大学医学部に悠然と現役で進学していきました。

 これは余裕という問題であり、資質の関係することであったとしみじみ思うのであります。

 同級生にもおりました。
 バスケットの選手で、ほんとうに熱心に練習をしていました。さりながら、勉強ももの凄い。いつ寝ているのだろうと思っていました。やはり小中高と一緒でしたので、あるとき聞いてみたことがありました。何時まで勉強しているんだい?と。
そしたら、2時までという答えが返ってきたのです。練習のない日曜日に寝だめしているとまで言っていました。もの凄い男がいたものです。彼もまた竹中平蔵前蔵相と同じ国立大学に進学していきました。

 また応援団を一緒にやったS君は、柔道の達人でもあったのです。彼もまったく人前では勉強しているふりはしなかった。いつやっているのだろうと思っていました。しかしながら、仙台の旧制帝大医学部に現役で進学していきました。大秀才はなべて共通するものがあるようです。
 
 神経症になるくらいに勉強して恐怖感だけ持ってしまうのはいかがなものかと思うからです。

 昨日のNHK「ためしてガッテン」という番組で記憶のことを扱っておりました。イメージで記憶するというようなことを言っていたように思います。わたくしの解釈では。

 それなら余裕でできるのかもしれないと思った次第です。
 一種の思い上がりかもしれませんが。


 在校生諸君もがんばりなさいませ。
 特に3年生の諸君。



 また明日!
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イノベーションのかたまり

2009年10月28日 21時01分22秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 今日、ある先生と校長室で効果的な教育課程ということでいろいろとお話をさせていただいたり、アドバイスをいただいたりしておりました。一時間ほど。

 県銚の先生方は、本当にこころから感謝しているのですが、まさにイノベーションのかたまりのような情熱家が多いのです。明日の県銚をいかにするかということを真剣に考えておられる。これは心底頭の下がる思いです。誰だって、過去の繰り返しをしていれば安逸であります。しかし、そこには発展はない。むしろ堕落しかない。これだけは真実です。つまらん自己満足で生涯を過ごしてはならんのです。

 県銚にはいませんが、授業で一冊の古ぼけたノートを読み上げるだけでは最低です。
 工夫と、技術がそこになければとても教育とは言えません。
 不断の自己教育があってこそ、教えることができるわけです。

 絶えざる自己研鑽と、向上を図っていってこそ教員であります。
 それほど厳しい道であります。


 7月下旬からわたくしはヘアスタイルを一新いたしました。もっともずっと以前から素質的にあまり変わらないものではありましたが。友人たちは、変えたこと自体に気が付きませんでしたから。3ヶ月もたってから、「あれ?なんだその頭」と言われました。笑い話のようです。それだけ存在感が薄いのでしょうね。(髪の毛も)

 いろいろ理由はあるのですが、それについては書きません。しかしながら、辿り来て未だ山の麓かな、でありました。35年も教員をさせていただいて、まったく完成の域にはほど遠いということを思い知らされました。しかもあとうまくいったとして2年で去らねばなりません。わたくしの半生はなんだったのだろうかという思いと、今まで酔生夢死のような無駄の積み重ねではなかったのか、人に誇るべき何ものもないという慚愧の思いであります。もっとも人に誇るために仕事をしてきたつもりもまったくありませんが。

 たかだか58歳くらいで、完成したなどというのは思い上がりも甚だしいと気づかせていただきました。
 
 ありがたいかぎりであります。

 周囲の人皆我が師。

 これであります。

 全て善人ばかりでもありません。なかなかの方もおられる。しかし、わたくしは全てのかたがたに学ぶのです。極端に言えば、サターンにも学びます。自己の未完成を知らない手本という意味で。

 人のフリ見てわがフリ直せというわけです。

 この日曜日に、わたくしはある講演を聴いておりました。
 先生のお言葉にいちいち納得しておりました。
 
 それは、他人の言動に左右されていないか、他人の悪口を言っていないかということに凝縮されるような講演でありました。

 あるいはつまらんことで、小さいハラを立てていないか、それで命を縮めていないかというようなことでした。人間の器量の問題でもあります。

 思い当たることはたくさんあります。

 まだまだ
 まだまだ
 わたくしは修業不足のようです。

 
 明治維新の前後に、山岡鉄舟という剣士がおりました。
 実は、非常に尊敬しているのです。西郷南州にも直接掛け合って江戸の無血開城の発端を作った方です。
 
 東京は谷中にある鉄舟先生のお墓にも詣でました。

 詳しくはここに書きませんが、修行中、勉強中の青少年時代にある方々に紹介をしたい偉人であります。

 亡くなる時は、座禅の姿のままであったそうです。

 剣士というのはほんとうに自己のこころを安定させないと、危ない。祖父によく真剣をふらされましたが、あんな重くて恐ろしいものはありません。間違ったら自分の足を切ってしまいます。それでも祖父は、論語の素読をはじめ、わたくしに厳しく教えてくれました。剣道も、他の武道と一緒でまったくものになりませんでしたが。

 ま、それはともかく、世の中には追求すべき偉人は多いということであります。


 やることがまだまだわたくしには有りすぎて、当分退屈することなぞ考えられませぬ。

 在校生諸君も、やること、やらねばならぬことは、たくさんあります。

 インフルエンザで学級閉鎖になって、カラオケに行っているような生徒はまったくいないと信じてこの記事を終わります。

 また明日。

 
 
 

 
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まな板の鯉

2009年10月28日 19時04分07秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 中学校の校長先生とお話をさせていただいたりして、県銚に対する期待を言われますと実に身の引き締まる思いがいたします。今日もある学校でそのような体験をいたしました。

 評価は他の方がするもの、わたくしどもはされるまま。
 
 中学生のみなさんから、どのような評価をいただいているのか実に心配をしております。
 
 まさにまな板の鯉であります。
 知らぬが***でありますかな?
 本当にどんなことになっておりますやら。


 さて、今日はこちらから出向いて、ある中学校の校長先生とお話をしていましたら、第一法規の本で徳川家康の遺訓原文が出ているものがその校長先生の部屋にあったのです。

 あれこれ本校の宣伝もしながら、ちらちらとその本に目が行って困ってしまいました。欲しくてたまらない本でありました。この連休中に東京まで行って、神田で探そうと思っていたくらいでしたから。

 で、結論です。
 その校長先生からちょっとだけお借りすることができたというわけです。
 
 ありがたい限りであります。

 むろんきちんと拝読して、すぐお返しにあがります。

 

 一つのテーマを決めて勉強をしていると、次から次へと興味関心が広がっていってこれくらい楽しいことはありません。そういうメモを、Accessというデータベースで管理していますが、本当に楽しいのです。

 もっとも何をやっても中途半端ですが。
 柔道と同じです。
 ほんとうに使えない技しかありません。

 これからの方は、一所に懸命となることです。

 それを一生懸命というのだそうですね。


 ではまた来週。


 
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森田療法で知らなかったこと

2009年10月27日 19時59分19秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 森田療法というのがあります。
 カウンセリングで勉強させていただく基礎的な方法の一つです。
 詳しく知りたい方は、ご自分で調べてください。
 個人的にはアルバートエリスの論理療法を好みますが。

 今日も大都会の書店に県教委からの帰途伺いました。気になっていた文庫本を数冊購入いたしました。吾妻鏡もそのうちの一つです。

 そして、さらに古書店で、森田療法の生みの親である医師の森田正馬先生の著書を入手することができたのでした。安価でした。
 
 これは森田先生の今まで知らなかった側面を扱った書籍(対談集)でありました。書名はご勘弁ください。森田先生の実に個人的な思想信条を扱ったものですから。まったく、それで今までの森田先生への誤解が解けたような気がいたしました。

 神経症を扱われた先生ですから、当然教育に携わるものとしては、常識に属する分野ばかりであります。

 対人恐怖の治し方から導入していって、とらわれをなくす方法、読書恐怖、調和と適応の生活、感情の上手な処理法・・・・とか書いてあります。

 ハラが立ったらどうするかということまであります。

 実はたった一つの文章が気にいりまして、安価ではありましたが、購入したきっかけになりました。

 それは「安心立命」という言葉でした。

 森田先生がそうおっしゃっておられることにびっくりしました。倉田百三(日本文学史上の著名な作家)との対談で言っておられました。もっとも相手が倉田先生ではそうなるのは当然ですが。

 森田先生流の相手に応じた言説なのでしょう。

 わたくしはそう解釈することにいたしました。



 教育というのは難しいものです。
 23歳くらいの青年教師時代に、人生の根本問題で悩んでいる生徒からの質問に答えられなかった実に懶惰な過去を持っています。なぜ生きるか?と問われて、23歳のダメ教師はまったく歯が立たなかったからです。これまでの教師生活の中で、自分なりにその追求をしてきたつもりですが、正直今でも正解はないと思っております。

 いつになったら、あらゆる人生の根本問題について明確な回答ができるようになるのでしょうか。

 永遠の課題だというように逃げることは許されないような気もします。しかし、そんなことができた人間は古今東西いなかったような気もします。わたくしごときがなにを血迷っているかとおしかりを受けそうです。



 今日は、午後から出張していましたので、ちょっぴり寂しい思いをしつつ、また明日元気な在校生諸君にお会いできると思うと、実に楽しみであります。

 待ち遠しいです。


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「のに病」ということ

2009年10月26日 20時13分50秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 だいぶ更新できずにおりました。
 他の学校の校長先生はものすごい勢いで更新されておられます。とくに、大阪のある私立高校の理事長先生兼校長先生のブログには勉強させられます。(浪速高校です)
 いそがしかったのに、更新なんか・・・というようなふざけたいいわけはいたしません。
 みっともないですからね。

 先週、用事があって大都会のとある中学校に参りました。授業を見させていただきました。すばらしいものです。高倍率で入学された先進校ですから、基本的な心構えが違うのでしょうか。

 学力もフィンランドがかなりの好成績なのだそうです。
 わたくしは海外に行ったことが一度しかありませんから、まったく疎い情報です。その北欧の国に、学生時代に剣道着と竹刀一本ぶら下げて武者修行に行った家人にいろいろと聞いた覚えがあります。しかし、その時はあまり関心を持てませんでした。されど、先週、その中学校に行かせていただいたときからは、やや見方が変わりました。風土性といったら身も蓋もありませんが、言い得て妙かと思っているからです。おかげで、この土・日は家でフィンランドの教育のことをずいぶん教えてもらいました。

 美しい花がきれいなのは、いい土に根っこをはっているからだそうです。
 あるいは米もそうだと聞いたことがあります。まずは土壌改良が一番大事だと。亡くなったわたくしの田舎の伯父からでありました。農家の主人でありました。

 これと同じなのではないのでしょうか。

 まずは基本です。
 土壌改良です。



 「のに病」というのがあるそうです。
 これだけ尽くしてあげたのに。
 あれだけ面倒見てあげたのに。
 こんなに練習してあげたのに。

 「のに」の連発であります。
 俺が
 俺が
 俺が中心、世界一
 俺が主人公という「わたくしごと」の粗製濫造。

 
 土壌改良なんて言っている場合かと言われそうです。 
 これだけブログで県銚のことを広報したのに・・・という「のに病」におまえさんもかかりそうだろう?とクチによる攻撃という名の槍が来たらどうするか。

 呵々大笑。

 それが答えだと申し上げて、この記事は終了です。

 また明日!








 

 
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県銚マンガ部展開催

2009年10月26日 19時56分32秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

 平成21年10月25日(日)の大衆日報に紹介していただきました県銚マンガ部展。

 24日から25日まで銚子シティオで、ハロウイン画やオリジナルもというタイトルであります。

 写真はその大衆日報様の記事です。

 部員は、1・2年生の17名。
 
 絵のリクエストがあれば、部員が絵を描きますので、スケッチブックをご持参くださいとやっています。

 年間3回部展を開催しております。

 興味のある方は、是非とも見学を。
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千葉科学大学の戸塚先生からご講義を

2009年10月20日 20時12分05秒 | 先公ごっこ2008年から2012年


 職員研修会を開催いたしました。
 千葉科学大学の戸塚唯氏先生です。(危機管理学部危機管理システム学科講師)
 ご専門は、心理学。
 演題は「よりよいコミュニケーションを目指して」 副題が「他者の人権に配慮するコミュニケーション」でありました。

 非常にためになりました。
 
 説得心理学の立場から、人権を無視しないコミュニケーションをということでした。

 ①正しく表現する
 ②適切に主張する
 ③相手を尊重する
 ④防衛的な態度をとらない
 ⑤ハラスメントを理解する
 ⑥心を平穏に保つ

 上記の6点からのご講義をいただきました。
 ①については、言語系コミュニケーションと非言語系コミュニケーションとあるそうですが、ややもすると非言語系が苦手だなぁと思いました。笑顔です。ほほえみです。・・・非常に苦手かもしれません。

 ②については、ストレスの場面で不適切なやり方で対処してしまい、反省すること多しであります。マイルドに話すということを教えていただきました。これもまた苦手な分野かもしれませんから。

 ③では、よりよいコミュニケーションを築くためにも相手が話しやすい態度をとることを教えていただきました。特に、自分の過去の経験をあまり話さない、それが相手を尊重することなのだと気がつきました。

 ⑥については最近のわたくしの課題です。主観・客観とか、相対化とか非常な速度で第一次資料を集めて、集中力を高めたり、自己の心のあり方などを勉強させていただいております。間違ってはいなかったのかなと感じました。今年に入ってから、平気でいることについて、正岡子規に導かれましたし。まったく今まで正岡子規について何を読んでいたのだろうと反省させられています。本当の文章はたった一文にしかありません。また、堪忍と言うことについても山岡荘八に現在進行形で学んでおります。わたくしのふるさとの村外れにあった、古木の下の名もないお地蔵さんのように何があっても平気でいたいものであります。心に波立てず、静かなる湖面でありたいものです。なかなか難しいのですが。


 今までの教員経験35年。
 学級担任、部活動の生徒の顔を思い出しながら拝聴しておりました。メモもマインドマップ法でやっておりましたので、一覧性にも優れます。記念にとっておきます。即、メモをPDFファイルにして、ハードディスクに保存をいたしました。

 また、個人としての生き方・あり方、家族関係のハウツーにも大変参考になる内容でありました。長いこと教育に関わってきましたので、経験上ハウツーをおろそかにすることの非を知っております。ですから、身にしみるわけです。

 本当に感謝申し上げます。
 
 県銚にはこうしたハウツーを大事にする先生がたくさんおります。
 来年待っていますよ。

 では。

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今日はなかなかの

2009年10月19日 23時47分41秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 今日はなかなかの良い天候であります。
 実に過ごしやすい。
 生徒たちの勉強もはかどっています。
 中間テストがもうすぐ始まります。
 あと何時間後でしょうか。
 回りくどい言い方はやめましょう。
 要するに明日からであります。

 頭の中を整理して、準備万端整えて、試合に臨む古武士のように、こころ静めて何が出てきてもすらすらと解けるようにしてくださりませ。

 昨日の高校生プロゴルファーのI君のような冷静さで。もっともゴルフのことはまったく天地がひっくりかえっても何もわからぬ凡人校長では、何が凄いのかもよくわかってはいないのですが。スポーツはなんでも苦手でありますが故に。

 ところで、学校とは何か一言で説明せい!と、言われてもこれは難物であります。

 自分とはなにかを説明するにも、不肖わたくしには不可能であります。何年生きてきても、自分とは何か、肉体とは何か、精神とは・・・などと説明できません。昔の学者の受け売りならできます。それもかなり不確かな情報で。それはしかし説明したことにはなりません。

 そもそも学校とは、人それぞれによって違った意味を持っていますし、知ったかぶりを決め込んで何か言ったらそれは一面を言っているだけです。主観と客観でも違ってきます。学校に求めるものが違っていますからね。

 県銚は授業を大事にしていると日頃から言っていますが、絶対の真理か?と問われると絶対はあり得ませんとお答えするしかありません。工夫しながら、修正しながら日々努力していますというしかありません。



 先日、外部の方とちょっとした会議で、読書は勉強か否かということに話題が及びました。相手の方は、読書は勉強に非ず(あらず)と仰る。わたくしは苦笑してしまいました。じゃぁ、勉強とは何か?と瞬時に思ったからです。受験勉強以外にも勉強はあり得るのではないかと。(漫画は別ですよ)

 ここにも主観と客観があります。
 そうだという方もおられるし、そうではないという方もおられる。
 
 発達とは何かということでも、学者によって違っています。
 カウンセリングでもそうです。
 学説によって違っています。

 そういう違いを見つける楽しさを味わうのも、学校というものの持つ魅力でありましょうか。時間を共有しながらです。同級生たちと。


 今日も家で勉強三昧を。
 では、また明日!

 

 
 
 
 





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二年生の保護者会を

2009年10月16日 21時50分23秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 昨日は二年生の保護者会を開催させていただきました。18時からでありました。ご出席いただいた保護者の方々に深謝いたします。

 来月、京都方面に修学旅行で出かけますが、インフルエンザが出た場合の対応方法等について説明させていただきました。

 欠席された保護者の方には本日在校生を通じて文書を発送させていただきます。

 なんとか無事に切り抜けたいものです。

 ある意味高校生活最大の思い出になる可能性もあると思いますから。

 保護者会冒頭に申し上げましたが、なんとも保護者の方々のおかげで、修学旅行に行かせていただくだけでもうらやましい限りであります。わたくしは、修学旅行のない高校に学びましたので、ほんとうにそう思います。思い出といったら、柔道部と応援団のむさくるしい男たちとの交流しかありません。つまらんものです。

 高校時代に、平安京や平城京を見ておったら、国語の学習にどれだけ役に立っただろうかと思っておりました。教員にならせていただいてから初めて私事旅行で行っただけです。

 好きなところは、大原であります。
 平家物語を一時期愛読しておりました。それで一度ならず訪れることになりました。平家物語が高校の教員採用試験を志すきっかけとなりました。今では懐かしい思い出であります。むろん一人旅を繰り返しておりました。そのつどこころに残る旅となりました。古典をベースにすると、本当に楽しい旅となります。

 一度、宇治を歩いていたら、どこかの学校の生徒に平等院までの道を聞かれました。
 近道を知っていたので、教えてあげました。
 どちらにお住まいですか?ありがとうございますと言われたのには、こちらがびっくりしました。千葉ですよ、と答えましたら、なおさらびっくりされました。われながら凝り性だなと思ったしだいです。

 来週から中間テストが始まります。
 在校生諸君!
 いつもいつも言うことは同じですが、
 「がんばりなさいませ」です。

 また来週!
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防災訓練でした

2009年10月15日 23時17分44秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

 今日は防災訓練を七時間目に実施しました。
 慣れの面をご指導いただきました。
 長年やっていると慣れっこになるのかもしれません。
 いけないことです。
 
 命はお預かりしているものと思えば、よもや粗末にすることはできません。 
 このことは本当にそう思います。

 油断をすると命はあっという間に失われていきます。

 保護者の方々から、与えていただいた命です。
 油断大敵。
 ほんとうに大切にしましょう。




 
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感情のままに

2009年10月15日 19時05分32秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 感情のままに行動することや、感情を表に出しすぎるとトラブルが多くなるかもしれません。県銚には、そういういわゆるキレたという状態になる生徒を見ることはまったくと言っていいほどありません。
 
 柔道をやらせていただいて、一番よかったことは忍耐力をつけさせていただいた事とこころから思っています。
 そんなことを最初に書くのは、わたくしもずいぶん短気で損をしてきているからです。短気は損気であります。一度言ってしまったことは、なかなか取り消しがききませんでした。

 保護者の方々に口答えしたり、まるで友達のようにため口をきいて、怒鳴りあうのではいかがなものかと思います。武道は体力をつけるためにやるもの、という側面もあるでしょう。しかし、感情に流されないようにするためというのも忘れてはならない側面もあります。

 人間にとって一番有害な感情は、
 ①好き嫌いで他人に接すること
 ②不必要な贅沢を求めること
と、教わって参りました。

 たしかに、好き嫌いで仕事をしてはいけないようです。
 それでは組織がうまくまわりません。こちらが嫌いなら、むこうだって嫌いですから。以心伝心です。
 贅沢も、エコの時代にはふさわしくないでしょう。

 あまりに激しやすい人柄では、他人は助言すら与えてくださいません。
 キレた、キレたと言わないことです。

 キレている暇があったら、勉強でもしていたほうがもっとよろしい。
 勉強していれば、助言をしてくださる方が必ず現れます。
 でなければ自分の方から質問していけばよろしいのです。
 
 先日NHKの野球でイチロー選手を扱っておりました。
 少年野球の選手たちが、イチロー選手にどうしたらうまくなれますかといった類の質問をかなりしていました。

 わたくしが何を思ったかは書きません。

 今、国士舘大学の先生をしていらっしゃる斎藤仁先生の少年柔道教室に参加させていただいたときに、やはりNHKと同じ質問がちびっ子たちから繰り返し出ました。
 斎藤先生はさすがであります。
 すすすっと技を自分でやってみせて、これだ・・!と力強く宣言なさっただけでありました。

 見て、実践して、あとは工夫せよ。(※ということなのだと解釈しました)

 これだけでありました。
 見事な回答でありました。
 達人は違います。

 来週中間テストです。
 我が県銚の生徒諸君は、授業の達人たちに何を学んでいるのでしょうか。
 一度、聞いてみたいことの一つであります。

 また明日。


 
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県銚はおかげさまにて

2009年10月09日 21時39分42秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
県銚はおかげさまにて、マスコミに取り上げていただく回数がだんだんと増えてくるようになったようです。地域の皆様方に、あるいは中学生の方々に、在校生に、保護者の方々にご理解をいただく第一級の資料となりますが故に喜んでおります。

ようですというのは、わたくしも把握していない回数があるからです。

他校の校長先生に今日言われました。

逆にありがたい限りであります。

今日は、そのニュース記事を入手するように、出張先から県銚の先生方にお願いをいたしました。

まったくありがたい限りであります。

これほどありがたいことはございません。





今日はわたくしの住んでいる土地の中学の柔道場で本当は練習会があったのですが、出張していましたので行くことが出来ませんでした。

生徒募集も兼ねて練習に行きたかったのであります。

しょうがないですから、明後日八日市場の体育大会で柔道競技がありますので、そこで応援でもさせていただきます。

小中高と全部出場します。

こんなに有り難いことはありません。


NHKの天地人で上杉転落という番組を見ました。
もう・・・・・・・・・・・・・・・
涙なしには見ておれませんでした。

会津120万石から、米沢30万石に移封させられたワケです。

ここら辺は日本史の勉強をしてくださいね。

ですから、わたくしの先祖のことを思うと本当にじわじわと目から汗が出て参りました。

どんなにつらい思いをしていたのでしょうか。

会津から2000Mもある山を越して歩いて米沢まで行ったご先祖のことを思うと、本当につらくなります。

時代錯誤と笑うことなかれ。

日本史を勉強なされますと、どれだけ戦国の世の流れが尾を引いているかよくわかります。

未だにそれを引っ張っている地域があるのです。

そんなことも勉強しないと知るきっかけにもなりません。

14年前、会津大学に行った時に、未だに明治維新の犠牲者のことでひっかかりを持っておられることを直接福島県の教育長先生に会議でお聞きしましたから。

世の中はそれほど複雑だということでもあります。

では、また来週!
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県銚ニュース12号を

2009年10月08日 20時56分52秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
県銚ニュース12号を印刷して今日は袋詰めをしました。
明日、各中学校にお送りします。
待っていてくださいね。

内容は、写真をふんだんに使って、授業の紹介。
それと陸上部と水泳部の関東大会出場報告です。
さらに、校地の案内。
さらにさらに、写真で見る県銚の歴史。
今回は文字をちょっとすくなくしてみました。

なかなか時間がかかります。
こういう分野の仕事は苦手であります。コンピュータも苦手でありますので。

大砲のオトも聞こえない集中力で、今日も熱心に勉強していた生徒のようにはいきません。

コンピュータも勉強ひとすじにやらないといけないようです。
所詮なにをやっても素人ですので。



センター入試の志願者がだいたいわかりました。
これまでにない志願数です。

これはたいへんなことだと思います。

連鎖の法則というのがあるそうです。
優秀な生徒が集まると、だんだんそういう傾向を持った生徒が入学してくるのだそうですね。関西の私立中学と高校を経営されておられる校長先生に教えていただきました。

優秀な生徒が入ってくるようになると、先生方も目の色が・・・だということでした。私学ですから、その辺は実にシビアです。

もっとも、この点については言いたいことが百万遍言っても言い尽くせないことがあります。現役時代には言えないのがもどかしいのですが。

これもすべて中学校のおかげであります。
さらに志願していただいた生徒と、保護者の方々。

ありがたい限りであります。

来週には着くでしょう。
クラス数分程度を同封しましたので、先生方から見せてもらってください。

それではまた明日。
出張ですので、ここに書ければという前提ではありますが。
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/