今日は退職される方々をお送りして、転任される先生方ともお話をさせていただきました。本当に生徒たちのために、邁進していただきました。生徒になりかわって、感謝申し上げます。すばらしい先生方でありました。粉骨砕身。生徒のためだけを思い、そして行動される。この一点においてすばらしいことであります。
こうでなくてはなりません。
先生方の教育的叡智は、代々伝わっていくでしょうし、また伝えていかなくてはならないと思います。ゆっくり時間もとれないのが、まことに残念でありました。お昼をはさんで忙殺されておりましたから。外部の方々との打ち合わせもありました。
しかし、これもまた何かの縁であります。つまりわたくしのよく言う「関係性」であります。袖ふれあうも多少の縁とも言います。学校内部の方々と、そして外部の方々との縁。
貴重な一年間であったとしみじみ思いました。
そして明日からは新年度であります。
一日一日が貴重な時間となります。わたくしにとっては。つまり、明日からは全部最後の仕事となります。時間系列にそって次の校長先生のために、何をどうしたかを記録していこうと思っています。さらに、新しい企画を、広報をやっていかなくてはなりません。停滞は敵であります。しかもその停滞は自分の心の中に、ある日突然巣くう。怠けていると、どんどん増殖するのであります。油断していると、あっという間にストップします。
さらにわたくしは、マニュアルどおりの学校経営を忌み嫌います。誰でもできるようなことをやっていて自己満足していたら、そこには成長が無い。県立銚子をここまでやっていただたのは、先代校長のH先生であります。わたくしはそれを受け継ぎ、堅実に成長させていただいただけです。完全にマニュアルは無かった。先代校長とのあうんの呼吸であります。キーワードをつかめるかということが、最も大事です。ある意味、ぱっとわかって、さっさと実行するというのが、先代も、わたくしもあったということでありましょう。少なくとも、腰の重さはなかった。やるときはやる。どんどん前進していくことをモットーとしてきました。
新しいアイディアと言っても、そんなことは誰かがもう考え出しています。躊躇していることがいけないのです。似たような考えでも、視点を変えるとまったく効果が違ってくる。見方を変えるということです。
責任は全部わたくしが負う。当然です。そういうシステムですから。
ですから、生徒たちのために改善を重ね、どんどん前進していきたいと思っておるのです。そういう先生方がたくさんおられたし、今もおられる。風格のある、独立独歩の、自立した先生方ばかりです。頼もしいかぎりであります。
校長なんか陰が薄いくらいでちょうどいい。
生徒のために働いてくださることが、わたくしのしあわせでもあるのですから。
また明日!