有名?・・なんだ、ソレって(^0^)
昨日の夕食の時に、家族に言われた。狭い家に3人で住んでいるが、楽しく暮らしてもいる。そして、水分補給の話になった。城西国際大学での生活ぶりについてである。お茶は、求名の駅でSuicaで一本買ってから登校する。それを呑みながら隠棲室で過ごすのだが、昼食時間も惜しんで実は論文書きをしていることを、家族に問題にされたのだ。精神衛生上良くないというわけだ。それに、ペットボトル500ミリ一本では足りないということを言われた。2本呑めという。(*_*) マイッタね。今日から2本のペットボトルを抱えて登校しなくちゃならん。重てぇじゃないか。カネとチカラが無い、美男子であるから耐えられないのだよ。
しかし、あれ?っと思った。そんなに一人でいたら良くないのかね、ってわけである。誰も一緒に食事にも誘ってくれないんだろう?と家族に言われた。当たり前だろうと言ったけど。こんなじじいと飯食ってくれる若い学生がどこの世界にいるんじゃとも反論した。アハハハ。
要するに若い方から相手にされていないっちゅうだけだけど。
その前に、オレはいくつになったのだということである。今年度62歳である。完全にじじいだよん。
もう友人なんかいらねぇし、別の世界にたくさんいるから、結構ですよんとも言ったのだ。そしたら、「当たり前だ、と~まと食事しても面白くもなんともないから」とか、罵詈雑言。おかしいねぇ。笑ってしまったよん。そのくせ、いろいろオレとグルメ旅行をしているではないか。おおいに。
それにあれだ。オレがどんな学会に入って、なんの原稿を書いているのかってなことにも、まったく興味を示さない。家にいないというそれだけを褒めてくれるのだ。なんの関心もないのだ。逆に、かえってありがたいですよん。好きなようにさせていただいているから。健康で、オレを無視してくれる家族がいるから、オレは好き勝手に生きていられるんです。普通だったら働けというだろうけど、いっさいそんなことは言わないから。感謝しているんどす。
(^-^)/
論文のことも、どうせインチキだと思っている可能性がある。校長やりながら、教員やりながら、通信でいろいろ大学や大学院に行っていたのも未だに信じていないから。22歳の学歴のままだと思っているんだろう。タブン。学会で発表すると言っても、信じてくれていないのだ。そんなこと、と~まにできるわけないって。
もっとも、かのイエスキリスト様でも、故郷ナザレでは相手にされなかったちゅうからなぁ。愚民のオレは、もっと相手にされないってこった。
だけど、知人というだけなら、教育界にもかなりいるし、来週の火曜日はゼミ修了後、速攻で千葉市に出かけて、旧友達と呑むのだ。大学だって、二つ行っている。銚子の大学である。それなりの人間関係がある。ここにはゼッタイに書かないけど。職員だから。書けないのだ。城西国際は別。花も恥じらう大学生様であるから。
さらに、塾もある。けっこう孤独のままに生きているつもりはないのだが。
もっとある。柔道の世界でも人間関係がある。ありすぎるくらいにある。
まだあった。郷土史の世界に首を突っ込んでしまった。常任理事にさせていただいた。研究誌の編集担当までさせていただいている。月に一度千葉市で会議があるし、古文書講座で勉強もさせていたいている。ありがたきことかぎりなし。
(^-^)/
それよりなにより、時間が惜しい。もうオレには人生の時間貯蓄がないのだ。あと何年で死んじゃうかわからんではないか。城西国際大学にも、あと18ヶ月しかいられない。焦るではないか。
死が一歩一歩迫ってきていると思うと、だらだら過ごしていたら申し訳無い。ご先祖様に。
だから、誰にも目立たないように、静かに、黙って、おとなしく、そっと城西国際大学では過ごしているのである。まったく山羊さんのように、注意深く生きているのだ。なにしろ、18ヶ月後には学生としての「いのち」は断たれるのだ。山羊さんも生きるためには、慎重だからなぁ。
どこに行っても無名の人間だし。オレの顔なんか誰も知らない世界で生きてきたから。(と、思っているのは自分だけか・・・)
実は昨日、隠棲室でしゃかりきになって、論文を再構成していたら、ふと人の気配がした。
脇に、大きな男性がいた。へ?っと思った。隠棲室だ。誰でも入室できるわけではない。だから、院生の方であろうと思った。はてな?と思った。そしたら、ちょっとレポートの日本語原稿を見てほしいと言われる。中国からの留学生の方であった。そんなこたぁ、お安いご用ですよんと、申しあげた。いろいろ会話をしながら、チェックをいれていたが、あっと思ったのが、なんでオレが日本人だとおわかりになったのだろうかということと、博士課程で勉強させていただいていることを、ご存じなのだろうと思ったのである。
結論は簡単である。オレの髪型である。丸坊主だし、こんなのは若い男性にはいないだろうからなぁ。典型的な、デブ・禿げ・短足である。
「有名だから」ともくだんの男性院生はのたもうた。オレのことを知っているのだ。そこで思った。もしかしたら、もしかしてオレのブログの読者様なのかなと。だったら大事にしなくしゃ。これはどうも違った。そういう展開になれば、このブログは城西国際の在学生向けではないから、またどっかに引っ越しをしなくちゃならん。(もういいか、引っ越しても必ず捜し出されるから=(^0^))
依頼が終わってから、簡単な会話をした。まさか、オレと一緒に食事をしてほしいと言うわけはない。
それよりなにより、「中国語教えてたもれ」と言ったのだ。男性なら、セクハラだとは言われないからだ。我ながらうまいことを考えたものだ。と、思ったが相手にされなかった。当たり前だ。オレのようなじじいに教えているほど、暇じゃないだろうからなぁ。
なにしろこれからの方である。オレとは違う。オレなんか、18ヶ月後には、退学した後のゴミ整理をしなくちゃならん。そんな程度だしなぁ。そもそもゴミ同然の人間だしね(^0^)
5時の電車で帰ろうとしたら、クラスメイトと偶然すれ違った。こんな院生が来たけど、有名だと言われてしまったっすよと申しあげた。そしたら、頑張っているから、と~ま君って有名だよ~と反応があった。はれぇ・・なんだそりゃ。完全におちょくられている。ワハハである。いいけど、どうせそんなもんだから。
頑張っている?
そんなことは決してない。頑張って、頑張って、孤独で、昼食をとる時間も惜しんで、ノイローゼにでもなったら洒落にもならん。
オレは、タフである。精神的に。なぜなら、高校の校長をさせていただいていたときは、こんなもんじゃなかったから。全ての責任が、オレ一人に来るのだから。これはタフでないとできまへん。これ以上書くと、現役高校教員の方から殴られるから書かないけど。
けふも、るんるんと登校する。
ゼミもある。
その前に、原稿の訂正がある。いよいよ唯識にかかってきた。奈良興福寺あたりの寺社と猿楽源流を書いていく。楽しみジャ。楽しみ。構想は、さっき寝ながら考えついてメモをした。
そうなんだ。寝ても覚めてもなんだ。
ふうううううむ。
これって、やっぱ「頑張っている」のかね。それよりも、好きなんだということなんかねぇ。
じゃぁ、また!
そうだ、ペットボトル2本買うのだった。ワハハである。
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