なんとか雨もふらずにもちました。
ただし、かなり寒い一日でありました。
今日は、歴史的な学習あり、楽しみあり、まさに最終日を飾る日程でありました。動画で撮ってありますから、DVDにするつもりです。
生徒もなんの事故も無く、騒ぐこともなく、今日まで参りました。旅に出ると浮かれるというか、そういう一種の興奮状態になる人間が多い中、本校生徒たちは実に落ち着いていました。今日の法隆寺でも、しみじみと歴史的建造物に関心をいだいていた女子生徒がおりました。今春、わたくしの親戚の女の子が、仏像中心の美学史を学びに福沢先生の学校に入ったことなどをちょっと語っておりました。
しかし、感心しました。保護者の方々のしつけが厳しいからこそここまでやってこれました。
感謝申し上げます。
それと、手前味噌ではありますが、2学年主任はじめ、先生方の大いなる努力ぶりも目を見張ります。
深夜まで、巡回指導、打ち合わせ、朝も運動部の練習につきあっておりました。
先生方にも感謝です。本当にご苦労様でございました。
今日は寒かった。
大阪もこういうときがあるのですね。
明日は、大阪城に全員で参ります。
淀君の最期の地が、天守閣のすぐ下にあります。
これもまた、歴史のもののあわれであります。
どういうことを感じてくるのでしょうか。
本校生徒たちは。
そして、千葉へ向かいます。
最後まで気を抜くことなく、がんばります。
保護者のかたがた、もう少しお待ちくださいませ。
明日は、更新できますやら。
心配です。
宿のすぐ近くの和泉式部の墓と書いてあった史跡です。
歩いて3分くらいです。
今日は二日目です。
班別の見学に、元気で出かけていきました。
天候は小雨。ふったりやんだりであります。
ちょっと傘がないと厳しいかもしれません。
気温は高め。
25度だそうです。
上着不要かもしれません。
昨日ほどではありませんが、あまり天候が良くないようです。しかし、雨量は昨日ほど
ではないようです。
それにつけても、昨晩生徒全員が入浴したので、それから一人で地下の大浴場に行きました。きちんと整理をしてありました。すばらしい学校です。湯おけ、石鹸、洗い椅子も一糸の乱れもない。わたくしも湯室から出るときに、床を拭いてきました。湯おけも、すべてきちんとして参りました。こういうことをご家庭できっちりと指導されているからできるのでしょうね。すばらしいことであります。実にすばらしい。
これから生徒たちを班別の見学に送り出して、これなら大丈夫だと確信しました。
なにを思って出かけたのでしょうか。
古都にどういうイメージを持っているのでしょうか。
今日は、わたくしは宿のすぐ近くの私立大学に学校参観をさせていただいて、戻ってきて外の食堂で昼食。ランチバイキングでした。さらに歩いて5分のところの古書店を。
午後から読書ざんまいです。なにかあったら携帯で行動できるよう待機しています。
昨晩、生徒が就寝してから、知を愛するということを扱った文庫本(反哲学史 木田元先生著 講談社学術文庫)を千葉から持参してきたので、寝床で読んでいたのです。そしたら、はねおきました。
これはソクラテスが言ったのですが、プラトンの響宴に書いてあるのですけれども、愛するというのは必ず何か対象を愛するということで、わがものにしようとすることであるとあったのです。そしたら、愛していることとは、まだわがものになっていないからということになるという部分です。
するとです。
知を愛するということは、まだ知が自分のものになっていないからであるということになるとソクラテスは言っているのです。
若干の論理の破綻がありますが、これはしかしながら、実におもしろい指摘です。
そうすると、わたくしのような者は、無知そのものではありませんか。まだまだ追求していかなくてはならないことがたくさんあります。
古都のことも、まだまだ知らない部分がたくさんあります。
日本書紀も、古事記も、万葉集もまだまだ完全にわかったわけではないからです。
修学旅行のような団体で来て、知らないことに目覚め、それから自分で勉強を始める。これはすてきなことでありましょう。
無知を知る、それからスタートすることもあるということです。
そんなことを思いました。
また明日!
明日は大阪です。
順調に京都駅に到着しました。雨模様です。
気温22度。バスガイドさんの説明ではこれから雨模様だとのことでした。
今日は、五組のクラス別コースに同道させていただきました。醍醐寺と伏見稲荷でした。まだ紅葉には早かったものの、さすがに歴史の重みが違っています。
秀吉の、醍醐の花見は絢爛豪華であったらしいのですが、一抹の寂しさもあります。それは彼がその後まもなく亡くなってしまうからです。秀吉の心境を思うと涙が出てまいりました。生徒たちにわからないように、そっとハンカチで拭いておりました。
このあたりは長編小説の徳川家康にくわしい。作家の受け売りでしかないのですが、ね。その時代に生きていたわけではありませんから。
雨がだんだん降ってきました。
伏見稲荷では、もう傘がないといけなくなりました。
おもかるの石の場所も動画にして撮ってありますが、さすがに我が校らしい。成績向上とか、健康とか、家族のこととか祈っておるのが聞こえました。
複数の生徒に、今日もブログ書くんでしょう?と聞かれたので、ホテルにあればね、と答えておきました。そして、同道させていただいたので、動画を編集して後でお世話になったクラスにはDVDにして差し上げることにしました。
感謝の気持ちを込めて、です。
明日は班別の旅程であります。
雨が心配です。
わたくしは、ある私立大學を訪問します。そして、宿の近くに本能寺がありますから、そこのそばの古書店に。楽しみにしておりました。どうしてもほしい本がそこにあるのを知っておりましたから。あとは、お留守番。昼食は、定食屋で済ますつもりです。
今日の昼食も量が多くて食べ切れませんでした。
若い生徒たちとは勝負になりません。
元気なものであります。
保護者の方々のおかげで、京都まで来ることできるわけです。
歴史と伝統を学ぶということが、もっとも重要であります。
ホテルでの会話にも、世界史や日本史のことが出てきておりました。いい雰囲気です。こういう学校になってきたということを、本当に喜んでいます。
この原稿は生徒の夕食タイムまでの、20分間で仕上げたものですから、乱筆乱文お許しくださいませ。
明日も、同じ宿ですので、また報告します。
今日は猛烈に忙しくて、とうとう修学旅行の結団式に出席できませんでした。
帰宅して、レポートを仕上げて、それからこの記事へ。
天候も気になります。
明日の日曜日に出発する学校も多いのだそうです。
歴史的な建造物や、土地柄、そして可能ならば文献をさぐる。
個人として行くのならば、事実行っていましたが、大阪・京都の古書店巡りも実に良いものです。
それと抜け道にけっこうくわしいのです。
傑作なのが、宇治の平等院。
日曜日の夜にホテルからこのブログに書き込みたいと思っています。
携帯ではちいさくてきついものですから。
写真も載せたいのですが。できますかな?
お楽しみに!
この記事を帰りの特急の中で書いております。テキストベース専門の機械で書いています。たった15センチくらいしかない機械です。実にありがたいものであります。
前提が自分を大切にしよう、だから他の人をも大切にしなくてはならないというのが、ヒューマニズムなわけです。しかし、そのかんじんかなめのヒューマニズムが健全に発達してきたのでしょうか。
個人主義は行きすぎて、ミーイズムに陥っている部分もあるような気がしてならないのです。 信じられないような身勝手が蔓延しているような気がします。大人から若者、子どもに至るまで、であります。他人に迷惑をかけていないのだから、何をしてもいいではないかというのはいかがなものか。そのあたりはハーバード大学のサンデル教授の正義論とも密接につながります。
自我を身勝手なまま徹底的に発展させていくと、エゴイズムに陥るのではないかと思っているからです。むろんそうでない場合も十分あり得ますが。
わかりやすく言えば、わたしだけが幸福ならそれでいいのだというわりきり方でもあります。
私的利益の追求になる可能性を持っています。私たちの利益にプラスになる限りは、環境保護もしようという論理につながりかねない。儲かるんならやる、儲からないのならやらない。やりたい人間だけがやればいいのだ、私はやる気がないという論理につながりかねない。人間がエゴイズムを抱えているかぎり、それは永遠の課題であるような気がするのです。
つまり何を言いたいのかといいますと、勉強はエゴイズムの満足だけのために存在するのではないのではないかと思うからです。そのあたりを深く学問として追求する生徒も現れて欲しいものだと思います。年をとったわたくしと、論争でもしてほしいものです。もっとも老いたわたくしは、歯のないクチを開いてふがふが言っているだけでしょうが。
老いたる小市民の戯言かもしれませんが。
明日はスポーツ大会です。
わたくしだって、柔道の前はアップを1時間もやるんですから。もっとも、わたくしだから入念にやっているんです。もう若くはないのですから。
一昨日あたりから、岡野守也先生の著書を猛烈な勢いでチェックし始めました。先生はなかなかの略歴であります。大学院の神学科を出て、西洋と東洋ともにお詳しい。東洋思想の方にちょっと興味がありますから、こちらの方もなかなかであります。現代社会への分析も実におもしろい。心理学者とはまるで違うイメージを持ちました。こういう方がおられるということ、それもちょっとだけ年齢が上であるということ。共時性ということを感じました。さらにこういう天才が同じ時代を生きておられるということに、憧憬をしつつ、自分のふがいなさに真逆の関係で、自分もやるしかないと思っておるのです。
おかげで昨夜は寝たのが2時。起きたのが5時。ちょっと辛かったのです。もう体力がありませんねぇ。在校生諸君くらいの時はそんなのへっちゃらで、しかも柔道の稽古もしていました。もっとすごいのもいっぱいいましたが。
それで、今日、学校から帰ってきましたら、またインターネットで注文していた岡野先生のNHKライブラリーから出版された本が配本されていました。楽しい、楽しい。
今週末から修学旅行ですから、それまでにはレポートを書き上げたいと思っています。ここに宣言するとなんだかやる気になってきますから不思議なものです。
ともかく言い訳をしたがりますから。
修学旅行先の旅館にインターネット設備があれば、毎日2年生の様子をここに書き込みたいと思っています。去年もやりましたし。保護者の方々がご心配だろうと思います。さらに先生方。1,3年生。天候も心配でしょうから。
携帯からも書き込めるのですが、どうもこちらは小さくてついていけません。さらに、わたくしの携帯は簡単ケータイと言いまして、つまりあまりいろいろなことはできないことになっています。年齢相応のを使っているのです。
さ、それではまたチェック作業に入ります。
また明日!
大衆日報様に10月15日(金)の朝刊で、ピ-チクパーチクというコラムがあるのですが、またまた記事にしていただきました。ありがたいものであります。記念式典で、生徒諸君が感動をしていたのを直接見て、感じ入った次第を学校新聞に書きました。そうしましたら、大衆日報様で取り上げてくださいました。
ありがたいかぎりであります。
地域に愛される学校でありたいとずっと思ってきましたが、まさにこれであります。
そのためには、発信しなくてはなりません。文才もなし、なんとかもなし、あれもなし、これもなし。まったく丸腰で勝負しております。もっとも柔道は丸腰の武道ですが、ね。
本日も、たいへんお世話になっている方から電話がありました。
今まで、こうした大衆日報様、学事出版様等々から取り上げていただいても、けっしてそれを個人的な宣伝活動になってはいかんと思って、外部機関にはノータッチでいたのであります。個人的な活動でやっているのではないからです。信義に反する行為ですから。しかしながら、要求度という点で、少しく狭隘に過ぎないかとたびたびご指導をいただき、遅まきながらこうした活字媒体をお送りしたわけです。
喜んでいただきました。
そして思ったことは、これからは少しく生き方を変えなくてはいかんと思ったわけです。本校のためにやっているだけですから。それを理解して下さる方もおられたわけです。
ありがたいものであります。
今日は中間テスト二日目。
実に静粛に時間が過ぎていきました。
生徒諸君の迷惑になってはいけないと思って、廊下を歩くことはいたしませんでした。気が散ったら申し訳ないですからね。
試験は生徒諸君にはアウトプットの時間です。
アウトプットするから、インプットするわけです。
でないと、永遠に循環するだけで、それではおもしろくもなんともない。
著述を残さなかったソクラテスですら、問答法というかたちでアウトプットしていたわけです。そして、評価が返されてきます。それで満足せず、そこから修正をしていってください。
こんなことを書いているわたくしも人のことは言えないのです。
修正ばかりしています。
トランスパーソナル心理学でレポートを書いていますが、これがまた四苦八苦。諸富祥彦明治大学教授の著書が有名ですが、岡野守也先生を知ってから、大いなる誤解があったことに気がつきました。修正です。またインターネットで岡野先生の著作を5冊注文して、配本を待っています。カードで払いますが、昨日来た請求書を見て、量のわりには安かったのは古本だからでありました。ちょっと安心しました。書き込みをバンバンしますし、付箋もつけます。ですから自分の本でないといけません。
今週中に一本書き上げたいのです。
しかしながら時間がない。
残された人生の時間ももったいなし。
メモ専用の機械を使ってどこでも書いています。これは本校の教頭先生に紹介していただいた機械です。1秒で起動し、乾電池で作動します。いいものをご紹介いただいたと思っています。テキストベースで書いていくのですが、これはワープロソフトで読み込めます。編集も可能です。実にいい。今のところ一番のお気に入りです。
この日曜日に、ある史跡を訪問しました。
そして入場料を支払おうとしたら、65歳以上は無料ですが、と言われました。大笑いをしました。それだけ年齢不詳の容貌魁偉なる姿をしておるんですねぇ。早い話がおじいさんに見える。むろん、正直に申し上げました。まだちょっとだけ足りないんですよ、と。
見た目も、中身も、そういうことです。
つまり残された時間がないのです。
無料の該当年齢になったら、最初にやりたいことは、スキー場のリフト券のシニアサービスを受けたいと思っています。これは夢。でももうすぐであります。楽しみ、楽しみ。
もう50年以上スキーをやっているからです。理由はその年齢になっても元気でいたいと思っておるからです。湯沢あたりで、昼はスキー。夜は温泉。土日は若人達で混むから、その日は、論語でも読んでいる。
夢のような話です。
また明日!
※在校生諸君は試験勉強をしっかりやりましょう!