と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

固定観念(ビリーフ)

2008年07月31日 16時37分19秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 以前カウンセリングの講習を受けたりして、担任時代が連続17年間と長かったものですから、真剣に受けておりました。

 23歳のときに、つまりまだ青年教師であったときに、非常に優秀な生徒から、生きる意味について質問されて、とうとうまったく答えられなかった苦い思い出があったのです。それを克服しようとして勉強を始めました。未熟な担任教師でした。それくらいの年齢では、そのような生徒の悩みに答えられなかったのかも知れませんが。

 行き当たったのは、アルバート・エリスであり、国分康孝先生でありました。

 固定観念の打破というところから、始まったのでした。心理学ではビリーフというのだそうです。面白い勉強でした。国分康孝先生とのツーショット写真も現在所有しているくらいのめりこみました。

 「人間には***しなければならない」という固定観念があって、それがわれわれの悩みの大部分だとわたくしは国分先生からのMessageを受け取ったのでした。

 確かに、われわれには「長男だから**せねばならない」「男だから***せねばならない」「女だから***せねばならない」という縛りがたくさんあります。男の子は金太郎コンプレックスがあって、男は、男は・・・という周囲の期待に応えようとしすぎる面もあるという指摘にはなるほどと思ったものです。

 このような文章記述がこころの中にある傾向があったのです。↓

① すべての人に愛されなければならない。
② 事をなすには、完全無欠であらねばならない。
③ 人を傷つける人は、人から責められるべきである。
④ 思い通りにならないと、頭に来るのは当然である。
⑤ 人間は、外界の圧力で落ち込んだり腹を立てたりするものである。
⑥ 何か危険が起こりそうな時は、心配するのが当然である。
⑦ 困難や責任は、立ち向かうより避けるほうが楽である。
⑧ ものごとはうまく運ぶべきで、直ちに最良の解決策を見出さねばならない。
⑨ 過去は重要であり、感情や行動に、今も影響を及ぼしているのは仕方ない。
⑩ 人の拒否・非難にあったから、自分はダメな人間である。


 その固定観念からの開放を目指すべきと受け取ってからは、わたくしも人生が楽になったような気がしました。

 あくまで学級担任としての手法を学んだだけですから、なんとも口幅ったい言い方ですが、悩みがあったら担任の先生やカウンセラーの先生に相談してみるのも一つの手段です。閉じこもっているのが一番よくないです。相談してみましょう。あるいは、このブログからわたくし宛メール(kencho943@mail.goo.ne.jp)を送って下されば、しかるべき方法を考えましょう。

 暑い夏です。
 
 心身ともに健やかに。
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谷亮子選手のことが

2008年07月31日 09時53分17秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 昨夜、スポーツジムでスポーツ雑誌を見ながら、有酸素運動をゆっくりとしていましたら、女子柔道の谷亮子選手のことが書いてあってまるで禅僧のような悟りの境地で北京オリンピックに行くんだなと思った次第です。

 かつて高校柔道部顧問をしていたときに、銚子五中出身の女子選手で県大会準優勝をさせていただいた経験がありましたので。どうしても興味関心が、そちらにいくのです。

 谷選手は、柔道にこだわらないというか、得意技も別に意識しないのだそうです。得意技にこだわると、かからないときに落ち込む。張り切って試合に出るとか、気合とか関係ないのだそうです。相手の力とか、気合をすべて吸収するような感覚でその試合その試合に対処するだけなのだそうです。相手によっていかようにも対処できる。そういう柔軟さをもって行くのだそうです。

 勝負の世界から一歩突き抜けた次元の高い取材への応答でした。記事を書いている記者も困っているのがありありです。笑ってしまいました。

 小さいころからやわらちゃんで有名な方でしたから、大ファンなんです。ぜひ、勝ってほしいと思ったのですが、そんな低次元のレベルにはないことを知らされました。

 すごい人になったものです。
 本当にすごい人になったものです。

 自分の学校だけ、自分の選手だけ勝ってほしいと思うようなわたくしではもはや勝負になりません。

 運動部をやっている在校生諸君にちょっと知ってもらいたいなと思ったものですから。
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川辺で水を飲む馬

2008年07月30日 23時13分47秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 川辺で水を飲みたくない馬に、水を飲ませることは出来ないとよく喩えで言われます。

 学問と、スポーツの王道でしょう。このことは。

 しかしながら、最近は水の飲ませ方にまで目くじらを立てている世論があって、苦笑を禁じ得ません。

 柔道を例にしますと、明らかに素人さんがその水の飲ませ方を口角泡を飛ばして言われる。高校時代にちょっとやったくらいでは、専門家とはとても言えませんから、的を得ない。だからわたくしは指導者面をしません。高校・大学で「ちょっと」やっただけですから(^0^)/

 学問でもそうでしょう。
 ちょっとやっただけではなかなかです。いつまでも修業です。稽古です。練習です。勉強です。時間などいくらあっても足りない。知らないことが、やりたいことが多すぎる。土・日遊んでいる時間がもったいない。だからゴルフもやらない。カラオケもやらない。麻雀も、パチンコもやらない。麻雀はやったこともない。新聞配達をしていた苦学生でしたから、大学生の時から遊んでいる暇がなかった。娯楽というものとはまったく無縁です。やりたくないし、時間がない。人の悪口言っておだをあげている暇もない。第一、関心がない。わたくしの関心のある人は、自分よりも実力のある、器量のある、デカイ人です。(^0^)/
 
 残された人生の時間が少ないという現実もある。いつ死ぬかわからないし。国語の分野でも、世界中の古典や小説を全部読破したわけではないですし。コンピュータでもそう。知らないことが多すぎる。覚えても覚えても時代に取り残されていく。校長室に2台のコンピュータがあって、一台は研究用です。そこには常に最新のソフトを入れて、情報教育研究用に使っています。multimediaとDatabaseをずっとやってきましたから、まだまだやらねばならないことは山ほどある。学校経営と法律。こちらの勉強もしなくては周囲に追いつかない。追いつかないとご迷惑をおかけする。交通安全教育では、実技にもっと磨きをかけないと指導者として失格です。
 
 やることがたくさんあってとってもしあわせなんです。

 しかし、慚愧の思いです。
 やることがあっても、やってないから慚愧の思いにかられるのです。このまま人生を明日終わっても後悔しないでいられるかと思うのです。

 川辺でおいしい水を飲み、効果的な走りをしたい。勉強して、努力して心意気だけは駿馬で生きていきたい。
 なんかあまりに八面六臂で生きていると、歳をとるのを忘れてしまいそうです。年齢を加えても、それでもわたくしは機関車のような馬でありたい。川辺で水をおいしそうに飲む馬力のある馬になりそうで、今から実は大いに楽しみでもあります。

 さ、在校生諸君!
 がんばりましょう。
 
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県銚はなにをしてくれるところなのか?

2008年07月30日 16時14分56秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 県立銚子はなにをしてくれるところなのか?

 こう聞かれたら、わたくしは即座に「勉強させて、進路を保証します」と答えます。ただし、川辺で水を飲む、飲んでくれる馬ならばです。(喩えです)

 進学に、就職に十分対応できる学校です。クーラーのきいた自習室までいくつか作って放課後開放しています。

 銚子駅にも近いから、通学に時間がかからない。したがって明るいうちに駅まで行くことができる。暗い山の夜道を通学に使わなくていい。銚子の街中は明るいですから、危険がない。それにほとんど平坦地です。急坂で自転車を押していくこともない。

 部活動も十分出来ます。十分過ぎるほど出来ます。やりすぎを心配しているくらいです。

 むろん、勉強中心です。学校生活の一番の最重要課題です。落ち着いて積極的に学習できる、そういう学校です。ざわついた授業などありません。

 学校行事もあります。文化祭、修学旅行等々です。わたくしの母校はこの二つともありませんでしたので味気ない生活でした。しかもほとんどが男ばっかり。(笑)

 休日は体を十分休めることもできます。土日はきっちりと休養をとって、勉強は一日10時間くらいやって、また来週からの英気を養うこともできます。夏休みもきちんとあります。夏期講習もありますから、体の方の休養をとりつつ、頭のほうまで休むことはありませんが。

 調和のある学校を目指しています。

 したがって、教職員はずいぶん躾も含めて丁寧な指導をします。

 体験入学が近づいてきました。
 どんな生徒が登校してくるのか、楽しみです。ワクワクします。

 ぜひとも、いい印象を持ってもらいたいものです。化粧なんかしなくても、県銚は正確な学校像をどんどんお伝えしていると思っていますから。
 
 
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リーダー学の極致・・伝国の辞(Photo有)

2008年07月30日 11時49分40秒 | 先公ごっこ2008年から2012年












 上杉鷹山のところに報告に行ってまいりました。日曜日でした。片道たったの397キロ。朝4時に千葉県を出て、延々6時間30分。高校時代は、下駄履きで毎日のようにここに遊びに来ていたものでした。

 個人的に非常に特別な感慨があります。わたくしの母校創立者であり、歴史的な人物です。茅屋の床の間に掲げてある吉田松陰と共に、精神的な支えであります。普通は公をつけるのでしょうけれども。それを在校生まで押し付けることはできません。

 この写真は上杉家の御廟です。大樹の奥の中央に謙信のものがあって、ずっと左側に10代鷹山のものがあります。鷹山は、実子に後を継がせず、養父の9代の子供に藩を任せました。そのときの鷹山のものの考え方もすばらしいものがあります。11代への教えが「伝国の辞」です。鷹山直筆を複製したものが、わたくしの校長室にあります。

 伝国の辞は、下記のような解説がされています。↓

 「伝国の辞(でんこくのじ)とは、鷹山が次期藩主・治広に家督を譲る際に申し渡した3条からなる藩主としての心得である。

内容は下記の通り。

一、国家は先祖より子孫へ伝(つたえ)候(そうろう)国家にして我私(われわたくし)すべき物にはこれ無く候
一、人民は国家に属したる人民にして我私すべき物にはこれ無く候
一、国家人民の為に立たる君にて君の為に立たる国家人民にはこれ無く候
右三条御遺念有るまじく候事

伝国の辞は、上杉家の明治の版籍奉還に至るまで、代々の家督相続時に相続者に家訓として伝承された。」
(Wikimediaによる 読みは外山の解釈)

 
  ☆

 一貫して流れるのは、「わたくし」から離れよ!ということです。
 誰しも、自分のことしか考えず、人のことはほったらかし、全部自分の幸せや立身出世、金儲けのことだけ。自分さえよければいい。自分の家族さえ幸せならばいい。他人のことは関係ない。(なんかそういうギャグで売っているタレントがいましたね)
 そういうことを戒めておるのです。
 究極のリーダーシップ箴言です。

 来年、NHK大河ドラマ「天地人」で、上杉家家老直江兼続が取り上げられます。この写真の場所にも、たくさんのお客がこられるでしょう。あなたがたも、もし行くことがあれば、校長が妙なことをブログで書いていたなと思い出してください。
 そのころには、もうこのブログは存在しないでしょうから(笑)

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鷹山と平洲先生そして図書館

2008年07月25日 09時23分12秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 昨日、出張して朝から晩まで、昼食は30分で、ずっと高校生の生活をめぐるアンケートを作成しておりましたので、書き込みができませんでした。ちょっと寂しくなりました。

 中学生の方々や、在校生諸君の顔をイメージしながら、書いていると実に楽しくなりますので。お伝えしたいことがたくさん出てきますし。やはり根っから「先生」が好きなんですね、と思います。


 さて、昨日一緒になりましたほかの学校の校長先生から、「伸びしろの大きな学校」ということで、学校広報に使った原稿を見せられました。その原稿に、上杉鷹山と細井平洲先生のことが、かなり書いてあったのです。

 やられたと思いました。(笑)

 あさって、わたくしはその上杉鷹山のところに報告のため帰るからです。鷹山公の墓所にお参りします。前にも言いましたが、わたくしの茅屋で、額の中からずっと見守ってくださっているからです。やさしい温顔であります。

 わたくしの母校を作ってくれた方が、上杉鷹山。初代校長が細井平洲先生。1学期の始業式でも紹介しましたが、果たして何人覚えていますかな?

 岩波の日本思想大系に細井平洲先生の珠玉のような御文章があります。菊作りと大根の作り方にかけて、教育の根本を説いておられるものです。「嚶鳴館遺草」というものです。


 ちょっと平洲先生のことを紹介しますと、↓

 「細井平洲(ほそいへいしゅう)は、江戸時代の儒学者。米沢藩(今の山形県米沢市)中興の祖と言われる上杉鷹山の師として、多くの教えを残しています。
 細井平洲は、享保13年(1728)6月28日、尾張国知多郡平島村(愛知県東海市)に農家の二男として生まれました。幼年時代から学問に励み、名古屋、京都で遊学の後、17歳で中西淡淵に師事。18歳のとき淡淵の勧めで長崎へ行き3年間にわたって中国人について中国語を学びました。
 師の勧めにより24歳で江戸へ出て、私塾を開き多くの人材を育てると共に中国の古い書物を研究し、学者として知られるようになりました。
 実学を重んじ、経世済民(世を治め、民の苦しみを救うこと)を目的とした彼の教えは、全国各地の大名から一般庶民まで幅広い層の心をとらえ、西条(愛媛県)、人吉(熊本県)、紀州(和歌山県)、郡山(奈良県)などの藩の賓師として迎えられました。
 明和元年(1764)、平洲が37歳のとき米沢藩(山形県)の藩主となる当時14歳の上杉治憲(鷹山)の師として迎えられ、平洲は全力を注いで教育にあたりました。17歳で藩主になった鷹山は、平洲の教えを実行して、人づくりを通して農業や産業を振興し、窮乏を極めていた藩財政を一代で立て直し、名君とうたわれました。平洲と鷹山の終生かわらぬ師弟の交わりは、現在も語り継がれています。
 平洲の教えは、幕末の吉田松陰、西郷隆盛らにも大きな影響を与えたといわれ、また、内村鑑三は、代表的日本人の一人として上杉鷹山を取り上げるとともに、その師、細井平洲を当代最大の学者と紹介しています。」

以上です。

 アメリカのケネディ大統領も絶賛していますのが、鷹山です。環境問題や、自堕落な現代日本にあって、これからもっと注目されるべき人物だとわたくしはこころから思っております。

 このブログは携帯からも投稿できるように仕組んでありますので、上杉家菩提所などを実況中継しましょう。

 たまには歴史的人物などを図書館で探索してみるのも一興ですよ。

 それと余計なお世話ですが、千葉県にある全国的にも有名な某進学校の生徒たちは、図書館の利用率が非常に高いのを知っていましたか?日々の放課後の生活でもそうなのです。ましてや、長期休業中ではなおさらそうです。

 わたくしの居住地にある県立図書館でも、朝から晩まで勉強している生徒たちがたくさんいます。

 真似しましょう。
 よいことはどんどん真似しましょう。


 



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十三年ぶりの

2008年07月23日 21時34分39秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 十三年前に幕張の情報教育センター(現総合教育センター)というところに転勤を命ぜられてから、以来研究指導主事、教頭九年とそれこそ多忙な時期を過ごさせていただきました。三十代で亡くした両親の墓参りになかなか行けなくて、実はこの土日に故郷に墓参に行って参ります。

 県銚に来ることができたということを報告に参ります。
 なんと十三年ぶりです。

 親不孝者だと思います。
 こころから思います。

 父母に感謝できずして、なんの道を説く資格があるだろうかと自責の念にかられます。

 否、感謝はしているのですが、墓参もできないほど多忙だったかというと、時間は作れば作れたはずであったのです。公務と、私事の対立的概念があって、はなはだ困難な時期を確かに過ごしてはいたのでありますが。

 しかし、それはわたくしのこころの中にある言い訳です。

 「吾亦紅」という歌があります。あの歌詞がわたくしの怠けこころをずばりと言い当てています。本当に父母には申し訳ないと思います。

 小さな町です。特に、歌のように母親はそこしか知らない人でした。亡くなる前の年に銚子に小旅行に来て、それが最後でした。犬吠灯台も生まれて初めて見て、いいところだと連発して喜んでみちのくまで帰って行きました。そしてすぐ脳梗塞で倒れました。

 ★

 在校生諸君に申し上げたい。

 保護者の方をはじめ、お世話になった方には、恩返しをせよとは言わないまでも、せめて御礼を申し上げましょうと。まごころからです。実は、言葉ほど大事なものはないからです。伝統的な日本文化の中には言霊という言葉もあるくらいですから。

 伝統文化が軽視されている現代日本ではありますが、恩と敬愛の心情、信ずるこころを大切に思う価値観はなくなっていないと思うのです。

 あまり私的なことを書いてはいけないのでしょうけれども、勉強の傍らそういうことをも考えていただきたいと思ったからです。

 知・徳・体のすべてを高める。
 そういう生き方をしていただきたいと思っております。

 

 
 
 
 


 
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おすすめ本

2008年07月23日 20時19分39秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 このブログを見ていただいておられる中学生から、ドストエフスキーについて書き込みがありましたので、びっくりしました。秋田県の中学生の方だそうです。まさか、県銚に入学していただければ、文学の指導もしますよとはいくらなんでも書けません。一家転住なら、入学試験受験可能ですが。

 前任校は国際空港を控えていましたので、そういう方もけっこう多かったですが、銚子は、隣がアメリカとはいえ、ちょっと遠い(^0^)/

 このブログに、少しだけ文学作品について感想文みたいのなら書けるのかなと思っています。作品の紹介をするってことなら。

 なにも学者じゃありませんので、論文みたいに書くこともないですし。論文みたいには書けませんし。

 で、紹介。

 「自得」ということ。

 論語に出てくるんですが、自分をいかに見つめて、普段から探求しているかってことです。

 これ、けっこう大事だと思いますよ。就職試験で、「なぜこの会社を志願したのですか?」って聞くと、たいていは「***部で**の仕事をしたい」とか言う学生が多いそうですが、実は自己を見つめている学生は、まったく別の回答をするそうです。聞いた話ですが。

 表層的な一面だけを見ていると、軽い話しかできません。もっとも、これはわたくしも人のことは言えませんが。

 内面を深く見つめた人は、行動も違います。

 「論語」

 これがわたくしの一番のおすすめです。
 祖父から、正座させられて、素読という暗記専門のスパルタ学習をさせられて、しかも床の間にほんものの日本刀を背負ってやられたものですから、ちょっとわたくしには、恐怖心があったのですが。(^0^)/

 論語は、文庫でも、訳本でもいろいろ出ています。渋沢栄一も、かなりの論語通で、講談社から文庫で出ています。

 こんな話を書いていると、つきないですね。実は、銚子市内のNPOの方で、(国際教育推進プロジェクトBe Com)日本語の暗唱教室を開いておられる方が来校されまして、銚子の文化会館で論語をはじめとして、竹取物語、宮沢賢治等々の指導をされているとのことでした。嬉しくなりました。伝統文化廃れず、であります。

 もうこのへんで止めましょう。

 明日は、このブログ書けないかもしれませんので。出張で。
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今日もいい環境で

2008年07月23日 10時19分30秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 今日も順調に夏期講習が行われております。さきほど、廊下から全部の教室を見てきました。

 真剣です。
 本当に真剣です。
 たいしたものです。
 
 プリント主体の講習もあれば、講義主体のもありました。こういうところから向上が図られていくのです。

 ただし、どんなに暑くても集中力でというのもまたわたくしは捨てがたいと感じております。環境がよくないから勉強しないという言い訳にもなるからです。

 環境云々は武道には許されない発想です。誰が、暑いから稽古をやりたくないと言えましょうか。反対に寒いからストーブたいて稽古しようとも言えませんでした。当たりまえです。ただし、米沢の冬は厳しい。4メートルも雪が積もっている。柔道場はグランドのかなたにあったから、雪の中に道場が埋まっている。信じられないでしょうけども。

 ま、本校の生徒はわたくしなんかに比べたら「しあわせ」です。



 どうか、順調にこのまま夏休みが過ごせるよう、祈ってばかりです。
 心配性のわたくしとしては。
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夏期講習開始

2008年07月22日 09時47分21秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

 今日から夏期講習開始しました。

 写真はわざと廊下から撮りました。冷房が効いていることを主張したいためです。(画質はあえて落としてあります。個人情報保護のため)

 生徒の真剣な顔はいいですよね。

 全学年にわたって午前中行われます。

 来年、あなたもこの写真に写っているといいですよね。

 待ってます。

 保護者の方にはかえすがえすも感謝申し上げます。
 ありがとうございました。

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探求力

2008年07月21日 21時39分45秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 堀川の奇跡という書籍で有名な堀川高校(京都)がありますが、そこに探求科というのがあるのだそうです。

 わたくしは個人として非常にこの高校に興味を持っておりまして、なぜ躍進ができたのかということの一点に絞っていろいろ情報を収集しております。

 しかも県銚と同じで、もともとは女子高校です。

 共学していきなり躍進しました。学区がなかった、潜在能力の高い中3生を集めたとか、いろいろなファクターがそこにはあったと思いますが、そういうことを分析していると見えてくるものがいろいろとあります。

 昨日、世にも有名な灘高校出身で、東大工学部から、大学院、NHKアナウンサーから、北里大学医学部卒とかいうスーパーマンのような人の書籍を読んでいましたら、灘高校の教育方針がまったくこの探求スタイルだと知って驚愕しました。

 灘高校は、数学の問題を解くのにも、チャート式の例題どおりでは、いい点数がつかないのだそうです。
 
 創意工夫があるとクラス全員が賞賛するのだそうです。

 なんという高校でしょうか。

 これでは灘高校卒業の東大入学者に五月病がないわけです。

 やっとわかりました。優秀なわけが。
 
 ただの学校秀才ではなかったわけです。創意工夫があるわけです。教わったとおり、マニュアルどおりではないのです。

 いいことを知りました。

 
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明日から夏期講習

2008年07月21日 20時55分43秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 県銚は明日から夏期講習です。前期です。午前中の10日間実施します。後期は、8月20日からです。

 また明日写真付きで紹介します。

 こうした努力が花開きます。

 どうです?

 良い学校でしょう?

 (^0^)/


 ただ勉強するだけでなく、部活「も」できます。偏り無く、総合的な人間力を身につけられる学校なのです。

 そのためには自分で課題を見つけられるそういう探求力が必要です。それが、世の中に出てからの「力」になります。

 受験だけででなく、それから先の人間力とでもいうべきものを身につけることができるのは、勉強も部活も、読書も、全部出来る県銚だから可能なのです。

 本当に。



 
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部活やりながら国立

2008年07月20日 18時08分19秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 このブログは、検索された方の、検索キーワードも解析してくれますので、毎朝楽しみにチェックさせていただいておるのです。

 今朝は、Titleのような「部活やりながら国立」というKEY WORDがTopにきていまして、大変にありがたく感謝しておりました。

 県銚は、どういう風に進むべきか、ブログをやらせていただいて、客観的に見えて参りました。

 どのような学校として生き残るか、いろいろと戦略は立てられます。それは、わたくしや教職員の全体の課題でもありますから、慎重に検討して様々なプランを持って日々の教育的営為にあたっているわけです。そのすべてをここに明らかにするわけにはいきませんが、独創性を持ってすすみたいというのが基本としてあります。

 二番煎じでは、話になりません。

 また、猿まねは最も避けたいことであります。先に女子校から共学になった学校のまねをしてもダメです。それでは県銚になんの工夫もないからです。

 KEY WORDに、部活やりながら国立と打ってくださる方がおられるのです。ほんとうにありがたい限りであります。

 期待に応えたい。

 こころからそう思います。 

 
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昨日の終業式で思ったこと

2008年07月19日 20時56分38秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 昨日の終業式で、福翁自伝は慶応の学生は入学の時に配られると申しましたが、慶応出身の友人に聞きましたら、卒業の時だそうです。

 しかし、まぁわたくしは気合いが入りすぎて、夏休み中10時間勉強してほしいと言いましたが、本気でそう思っています。部活をやっていても、それくらいやっていたのです。

 小中高と同級生だったK君なぞ、バスケット部キャプテンで、近所だったので何時までやっているのかお互いチェックしていました(^0^)/ 部活から帰って来て夕飯を済ませて、風呂にさっと入ってすぐ寝ると言っていました。朝の2時に起き出して、それから勉強。凄い男でした。そのまま、学校に行って部活。やはり10時間やっていました。一浪後一橋大学法学部に入っていわゆるキャリアになっています。

 勉強すること。
 文武徹底してやること。適当にやらないこと。
 読書すること。生涯にわたる座右の書を。


 上記のような内容を、終業式で、一人一人の生徒諸君の顔を入念に見ながら話をしていました。

 だんだん顔と名前の一致する生徒も出来てきましたので、じっと食い入るようにわたくしの話を聞いている生徒もたくさんいて、魂を揺さぶられるような気になりました。原稿を用意し、しかもそれを印刷して配布した甲斐がありました。
 
 これほど真剣に校長の話を聞いてくれる学校がありましょうか。

 良い学校に来させていただいたものだなぁと、しみじみ思った次第です。


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ミニ集会

2008年07月19日 20時42分36秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 昨日、終業式の後にミニ集会を開催させていただきました。7名の委員の方々から様々なご意見をいただきました。

 中でも、授業をアピールするなら、授業改善への方途をというご意見には、まったくそのとおりで小中の教員時代から校内研修を重ねてきて、未だ到達点を見出してはいません。

 授業設計という手法で、わたくしの場合やってきました。道徳教育の手法でも、井上方式と青木方式の併用とかやりました。

 複線型授業とかもchallengeしてみたのでした。

 それもこれも到達した思いはありません。
 山頂は見えるけど、てっぺんには到達できません。

 これからの県銚の努力目標です


 委員の皆様、ありがとうございました。

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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/