寒くなってきた。今朝は起きるのがちょいと辛かった。この程度で辛いとは、情けない。雪国で産まれて育ったボキとしては情けないからだ。
けふはバイトの日である。一日外出している。ま、これで気晴らしになるのだったら、結構なものである。家の中に閉じこもっているよりは良しとしなくちゃならないと思っている。やることがないよりは、である。
交通安全には注意しなくちゃならないけど。もっとも、家の中にいても事故は起きる。流星が落ちてきたらそれっきりだ。スーパーに行ってもそうだ。歩いている人に吹っ飛ばされてしまったら、事故になる。ましてや、こっちは腰を骨折したじいさんである。耐えられない。
昨日、ショッピングセンターの中にある100円ショップをうろうろしていた。指サックを買うためである。そしたら、遠くの方から「じぃ~じ」と言う声が聞こえた。孫であった。見つけられたのだ。安いおもちゃを買いたいと言ってきたから、二個手に持って買おうと思ってレジに行った。そしたら、嫁さんがやさしく「だめよ~~」と言った。びっくりしたのはその次である。孫が、そのままおもちゃ売り場に返しに行ったのである。笑った。ムリに返してきたのではなかった。笑いながら返しに行ったのである。
おもしろいと思った。教育効果ということにである。決して厳しく言っているのではない。神経質にどなりまくっているママたちがいくらでもいる世の中で、言葉だけで3歳の孫に行動変容をさせてしまうという手法にびっくりしたのである。100円ショップだからたいした額ではナイ。年金暮らしのボキでも買える。
断念させることもまた教育、しつけの一面であると思ったからである。
さすがであった。嫁さんの行動にうなった。
感情的になりやすいボキも見習いたいと思った。
安全に生きていきたいものである。怪我をしないで。むろん交通事故だけではない。すべての面で安全に生きていきたいものである。
生きているうちは生きているのだから。
BYE-BYE!