朝のうち、大雨が降っていたのですが、どんどん天候がよくなって体力テストを実施しました。すっきりとした青空の下、のびのびと在校生諸君は動いておりました。
明日から長期にわたる連休です。部活動に、勉強に、思い切りチャレンジしてください。3年生諸君は、この時期の過ごし方を大切に。後半の猛ダッシュはここから始まっています。油断せず、妥協せず、じっくりとです。下級生は、生活行動をしっかりとしていてくださいね。信じておりますよ。今日のホームルームでも担任の先生から注意があったと思います。生活指導の先生からも会議で依頼がありましたから。
この記念碑は100周年の記念事業で、本校同窓会から寄贈をしていただいたものです。なかなか立派です。「尚志」とあります。むろん新しい校訓であります。体力テストを写真におさめてから、玄関に回ったら太陽を受けて輝いている花に最初に目が行きました。本校の正門をくぐってすぐにあります。言わば本校の顔であります。いいものです。実にいい。
こういう風情あるたたずまいというのは、本当はわたくしのような人間には理解しがたい世界でもあります。和歌とか、俳句とかが非常に苦手であります。もののあわれとか、そういう言葉は知っていてもなかなかその境地に達することができません。年をとったら少しは理解できるのかなと思ってきましたが、未だに苦手な分野です。
知識として知っていても、味わうことができないということです。未熟なものであると思います。おそらく人間が枯れていないからでしょう。あまりにも、エネルギッシュに生きてきましたから、枯山水の境地がわからないのです。しかし、自分で言うのもおかしいのですが、ちょっとだけ気取って京都の寺院の庭に立つこともあるのですよ。その時もやっぱり歴史のことを考えながら見ているのですから、これは心もとないものであります。
京都と言えば今年も修学旅行は、京都です。最近しばしばこのブログで取り上げる作家のS先生が、同志社に学んでおられる。大学院まで行っておられる。毎年、京都の大学を訪問していますので、今年は同志社に伺うことにしました。校長の班別行動でもあります。
以前も書きましたが、京都にはいろいろな古書店があって、そちらに行くのも楽しみにしているのです。大阪にもいい古書店があります。今の3年生が大阪道頓堀に行った時に、わたくしは最終集合場所から10メートルの古書店にも行きました。大型電気店の裏にあるのを知っていましたから。まったく、なんのおもしろみもない人間です。おそらく一緒に班別行動をしたら、30分であきれられるでありましょう。頼山陽の本を3冊買ってほくほくして出てきました。
明日は、日本武道館にいる予定です。
NHKでも放送される全日本柔道選手権を見に行く予定です。予定というのは、ちょっと膝が痛いので。雨だと無理です。ちびっ子に投げ飛ばされて、膝からついてしまったのです。情けないですねぇ。やめればいいのにと家人には言われていますが。
しかし、誰が勝つのか楽しみであります。
では、またお会いしましょう!