会場に向かう途中富士山が見えました。手前はリニアモーターカーの実験線が見えます。
富士山と右側が三つ峠
太宰治の富岳百景で有名です。
灼熱の太陽でした。いい天気でした
水泳会場の向かいにあった武道館
スポーツ公園全体図
会場の看板
3年生のO君はとうとう全学年関東大会出場です
女子の選手も関東に出場したのです
リレーも関東大会に出場しました
100Mバタフライ
・ともかく暑い中を、とぼとぼと甲府まで古いクルマで中央高速道路をひたすら向かいました。遅れたら済まないので、相当朝早くスタート。東総有料道路の手前で、まだ暗い中をジョギングしている人が何人もいたのは、びっくりしました。なんのために朝の4時頃に走っているんでしょうか。ま、愚生も3時起きして甲府に向かっているんですから、人のことをどうのこうのと言えた義理ではありませんが。
・途中のパーキングで、富士を写しました。手前にリニアの実験線がありました。右脇に三つ峠。太宰治の富岳百景に出てきます。結婚を意識した太宰の比較的明るい小説。文章もこなれていて、これは名作であると思っています。海上中学校の教諭時代に国語の授業をしたことを思い出しました。しかし、三つ峠も行ったことなし。行ってみたい峠の一つであります。
・会場に相当早く到着しました。副顧問の先生に電話して、出場時間を確認。遅れないで良かったと思いつつ、この暑さでは、まさか駐車場で3時間も待っているわけにもいかないと感じて、場所を移動することにしました。
・その前に、一日目の女子選手の結果を確認。二日目のリレーの結果も会場で確認。よく頑張りました。女子選手も日本語暗唱教室の講師をしてもらった文武両道の女子。銚子テレビでも何度もアップで出ていましたっけ。成績は、張り出されていましたから助かりました。もう、今年で3年目です。どこに行けば何がわかるか、それもマスターしてしまったのです。
・屋外のプールだと正顧問からお聞きしていたので、帽子もばっちり用意しておりました。じかに太陽熱を頭皮に受けたのではこりゃたまらんですからね。愚生のヘアスタイルでは。我慢禁物であります。
・他校の泳ぎを見たり、暑くてたまらんので、涼しい木陰に避難したり、本を読んだり、武道館を見学したりしていました。待つこと3時間です。さぁ、いよいよO君の出場時間です。なんと3学年主任から愚生の携帯に電話をいただきました。早くしないと見られないぞというわけです。彼は甲府まで来ておられた。これもまた感動しました。学年主任から愚生の携帯に電話があると、なにかあったのかもしれないと思うのは職業病であります。そうではなかったし、なんともまたすばらしいことで連絡をいただける。ありがたいことであります。
・再度応援会場に。まだ暑い。だんだん時間とともに暑くなってきます。カメラを確認。電源も、16ギガのSDカードも。準備は万端。
・プールサイドにそびえる観客席にのろのろと上がっていきました。関東各地の高等学校からいろいろな応援団がいました。大きい声で、全力で声援しています。去年とまた違った屋外のプールであるが故の雰囲気です。
・しかし、水泳の選手というのはまるで格闘家のようなすばらしい体格をしている。圧倒されます。踏みつぶされそうでした。ですから、隅っこをカメラ担いで、一番見えるところに移動。撮影は許可制ですから、証明書を片手にです。
・昨日も書きましたが、O君のご両親とちょっと話をしてから、靴を脱いで、最上段へ。ところどころ各校のバスタオルみたいなものが敷かれているからです。
・4組目と副顧問からお聞きしておりましたので、じっとカメラを構えて待機。
・いました、O君。プールサイドに。どきどきしてきました。
・スタートの号砲と共にO君飛び込みました。コースは8コースと教わっていましたから、撮影に必死でした。
・ゴールまでひやひやしていました。順位は上の方だと思いましたが、水泳はタイム勝負だそうですから、記録だけ気になりました。
・電光掲示板というのですか? あれに番号と記録しか出ていない。全国大会はどうだったのであろうと、ぼーっとしてアナウンスを聞いていましたが、よくわからない。
・副顧問の先生が、愚生のところに来てくださいました。「やりました、インターハイ出場です」「おおおお、良かった」そんな会話をかわしました。副顧問の先生の目が真っ赤になっていました。感動しました。生徒のために、それだけで目が充血することができるということにです。教師冥利に尽きるということでありましょう。教職のやり甲斐というものです。正顧問共々あっぱれでありました。
・ご両親に御礼を申し上げました。「教師最後の年に、いい思いをさせていただきました」と。
・副顧問の先生に、帰りは事故に遭わないようにと心配していただき、感謝をしつつ会場を後にしました。
・富士川の流れが実に清々しかった。良い一日でありました。
・また明日!