静岡市の藁科地区、庵原地区の製茶から
規制値を超える放射性セシウムが検出されたことを受け、
静岡市の茶業関係者がJR静岡駅地下広場で
安全性をPRするキャンペーンを行っていました。
神奈川県の足柄茶も含め、これらの産地で
なぜ規制値を超える放射性セシウムが検出されたのか
大学の先生方のご意見をまとまめてみましょう。
●3月の原発事故で飛散したセシウムが古葉から茶の木に吸収され、
ちょうど新芽が伸びる時期と重なった。
●新芽が伸びる時期、植物は養分を集中させるが、
セシウムは茶がよく吸収する栄養成分であるカリウムと
性質がよく似ている。
●いずれも山間地で栽培されている。
山間地は、平野部に比べて空気がよどんだり、
山で気流が遮られているので、降雨で一気に降下量が増えた。
●藁科地区、庵原地区とも上級茶の生産者である。
上級茶は水分量の多い若い芽を摘むため、
水分を飛ばして加工した時は、
中級茶に比べてセシウム濃度が高くなりやすい。
今回の検査で規制値を下回った地域も、決して
「自分の地域はよかった。」という気持ちにはなれないでしょう。
静岡県のお茶全体が厳しい風評被害にさらされています。
私は、本山茶を飲んで育ちました。
そして、親戚が送ってくれる
庵原のみかんやポンカンを食べていました。
ですから、微力ではありますが、
お茶をいただくこと、
信頼できる他府県のお友達にお茶を送ること、
そして情報を冷静に分析することで
静岡茶を応援していきたいと思っています。
私はニュースで、災地の模様を垣間見るにすぎませんが、節電だったり、放射能の濃度だったり、日本全国に震災の影響は出ていますね。
静岡は東京方面に近いということで、かなり厳しい状況なのでしょうが、私も静岡茶を応援しています。
ウメさんのように冷静に分析してみれば、安全性が保障されることを嬉しく思います。
フレー、フレー、静岡。
これからの時季、静岡茶を冷茶でいただき、
厳しい節電の夏を乗り越えたいと思います。
日本、チャチャチャ!
静岡茶・茶・茶! (^_-)-☆