”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

静岡茶・茶・茶!

2011-06-27 10:43:05 | お茶

静岡市の藁科地区、庵原地区の製茶から

規制値を超える放射性セシウムが検出されたことを受け、

静岡市の茶業関係者がJR静岡駅地下広場で

安全性をPRするキャンペーンを行っていました。

Img_1689

 

神奈川県の足柄茶も含め、これらの産地で

なぜ規制値を超える放射性セシウムが検出されたのか

大学の先生方のご意見をまとまめてみましょう。

 ●3月の原発事故で飛散したセシウムが古葉から茶の木に吸収され、

  ちょうど新芽が伸びる時期と重なった。

 ●新芽が伸びる時期、植物は養分を集中させるが、

  セシウムは茶がよく吸収する栄養成分であるカリウムと

  性質がよく似ている。

 ●いずれも山間地で栽培されている。

  山間地は、平野部に比べて空気がよどんだり、

  山で気流が遮られているので、降雨で一気に降下量が増えた。

 ●藁科地区、庵原地区とも上級茶の生産者である。

  上級茶は水分量の多い若い芽を摘むため、

  水分を飛ばして加工した時は、

  中級茶に比べてセシウム濃度が高くなりやすい。

 

今回の検査で規制値を下回った地域も、決して

「自分の地域はよかった。」という気持ちにはなれないでしょう。

静岡県のお茶全体が厳しい風評被害にさらされています。

 

私は、本山茶を飲んで育ちました。

そして、親戚が送ってくれる

庵原のみかんやポンカンを食べていました。

ですから、微力ではありますが、

お茶をいただくこと、

信頼できる他府県のお友達にお茶を送ること、

そして情報を冷静に分析することで

静岡茶を応援していきたいと思っています。

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2 コメント

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うめさま (まなはうす)
2011-06-27 21:11:56
本当に、風評被害というのはお気の毒な話だと思います。
私はニュースで、災地の模様を垣間見るにすぎませんが、節電だったり、放射能の濃度だったり、日本全国に震災の影響は出ていますね。

静岡は東京方面に近いということで、かなり厳しい状況なのでしょうが、私も静岡茶を応援しています。
ウメさんのように冷静に分析してみれば、安全性が保障されることを嬉しく思います。
フレー、フレー、静岡。
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まなはうすさま (ウメ)
2011-06-27 21:48:23
温かな声援、ありがとうございます。(^^)
これからの時季、静岡茶を冷茶でいただき、
厳しい節電の夏を乗り越えたいと思います。

日本、チャチャチャ!
静岡茶・茶・茶! (^_-)-☆
返信する

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