これまで静岡で、車麩はなかなか手に入らなかった。
最近、業務用のスーパーで見かけるようになってきましたが、
まだまだ種類は少ないです。
そんな時、新潟のお友達が、日本一のシェアを誇る新潟県三条市の
車麩を送ってくださいました。
その時の記事はこちらです。
色々なお料理に車麩を使って楽しんでいますが、
私が車麩で一番作りたかったのは、車麩のフライです。
その昔、まだマクロビオティックなんて言葉が一般的でなかった頃、
玄米菜食を実践していたことがありました。
当然、今のようにマクロビやヴィーガンのおしゃれな料理本があるわけでもなく、
どなたかが買った高価な玄米菜食の本のコピーのコピーのそのまたコピーみたいな
文字がかすれて見えないような紙を参考にして、
玄米を炊き、昆布としいたけでだしをとって、野菜料理を作っていました。
その中で、一番おいしそうに見えたのが車麩のフライでした。
やっと作ることができました。
車麩は、昆布だしに醤油と生姜を入れたものに浸けて戻します。
こうすることで、車麩が戻るだけでなく、下味が付きます。
卵は使わずに、薄力粉と水を混ぜた液にくぐらせ、
パン粉をまぶします。
あとは、油で揚げれば出来上がり!!
味がしみているので、ソースなどかける必要もありませんよ。
味は唐揚げそのものですが、一番近い食感ははんぺんのフライかな?
車麩のフライ
干し菊芋と干し舞茸入りけんちん汁(昆布だし)
菊芋の粕漬け
という新潟定食はいかがですか?
車麩、菊芋、舞茸、すべて新潟産です。
昔、玄米菜食を実践していた時は辛くてたまらなかったけど、
今は、こんなヴィーガン料理が作れることが、本当に楽しい!!
あっ、私は厳格なヴィーガンじゃないですよ。
ゆる~いヴィーガンです。(^-^)
素敵ですね、ワタシは全然ヴィーガンでもないですが、素晴らしいお料理だと思います。
この車麩のフライ、とっても作りやすく、
しかもおいしかったので、ぜひ機会があったら作ってみてくださいね。
勝浦のお雛様、きれいです!!