ネットを使った古着購入の方法はずいぶん増えてきたと思います。
その中でも双頭を張るのが
・ヤフオク
・メルカリ
だと思います。
比較的両サービスの創成期から利用してきた身として、最近感じるのは、ここでめっちゃ商売したい!!っていうのが強く感じるようになりましたよね。
恐らく古着業者が大口のユーザとして参加してからだと思いますが、古着なのにやたら高い価格設定をしている人を多く見かけるようになりました。
特にメルカリなどはフリマをネットでやろうというコンセプトなのだから、フリマの感覚で以前は売買できていましたが、最近は業者じゃない人でもやたら高い金額設定をしています。
それが例えばヴィンテージ物や希少価値があるものならそういう価格設定もあるんでしょうが、普通に街で売っている古着を定価から20%程度しか下げて販売しないとかザラです。
一度は使った商品ですよ?!
何考えてるんだろう、と創世記を知る身としては腹立たしく、ちょっと気になる商品があって、金額も定価から大して下がっていない場合、私は定価の半分以下で相談させてもらいます。
(よく怒られます)
販売者は二次販売をしているわけで、二次販売が儲かっても、一次販売が儲かるわけもない。
むしろ一次販売の首を締めるだけ。
本来なら二次販売者が安く売って、若い子らの手に渡り、若い子が一次販売に憧れて購入する、というのが売買後の良い循環作用になるんじゃ無でしょうか。
ものすごくハイレベルのファッションアイテムの場合、レンタルとかである程度稼ぐ方法もあると思うのですが、ずっと小さい地方で頑張っているデザイナー主体のアパレル屋の商品となるとそんなことできないし。
デザイナーの好きなものをできるだけデザイナーが望む価格で消費してあげないと、そういうお店は経営が厳しいんですよね。
そういう味のある洋服屋を残すのも我々消費者の使命じゃないでしょうか。