雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

My Garden

2020-05-20 | 音楽
今日は久しぶりに天気が良かったです。
我が家のYuさんもココのところずーっとStay Homeなわけですが、近所の幼馴染と体を動かしていました。
中学生のときの部活のバドミントンのラケットを小脇に抱えて。
その後も二人でウォーキングに行っていたそうです。
あまりにも運動していないから、少し体重増を気にしているのでしょう。
お年頃ですし。

パパは音楽聴いていました。
ちょっとショックを受けました。
ピアニスト/プロデューサー/作曲家のジョン・キャロル・カービーのデビューアルバムはLAのインディーズ・レーベル Stones Throw Recordsからで『My Garden』。


 
1. Blueberry Beads
2. By the Sea
3. Night Croc
4. Arroyo Seco
5. Son of Pucabufeo
6. San Nicolas Island
7. Humid Mood
8. Lay You Down 9. Wind

風貌はパッとしないですが笑、楽曲は相当イカしています。
ヒーリングというかアンビエントと言ったほうが正しいのか、エレクトロな世界観の中で揺らめくサウンド。
方向性は違うけれども坂本龍一が思いつきました。
カービーはグラミーホルダーのフランク・オーシャンやビヨンセの妹のソランジュらとも共演していて、その界隈ではちょっとした有名人だったようですが、いかんせんワタシはその界隈にそれ程詳しくないので初めて知った次第です。
スローでゆっくりぼーっと。
どこか退廃的な雰囲気があって聴けます。
スピーカーで聞くより、ヘッドホンのほうが良いかな。



最近はジャズ以外のものを聴く時間も必要で、ジャズにかける時間が減ってることもあり、自分なりにかなり厳選されたアルバムを聴いています。
なので、本作も多分今年の一枚にノミネートされると思われます。


ジャズ
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Royal Navy Cargo Pant

2020-05-19 | ファッション
ちょっと雨が続きますね。
嫌だ。

さて先日手に入れた古着をご紹介しましょう。
イギリス海軍 ロイヤルネイビーのカーゴパンツ!!
トップ画のタグにあるようにイギリス軍の証、ブロードアロー(矢印)です。

コチラ!!



コレがカーゴパンツにしては随分シルエットがスリム。
きれいなシルエットです。

後ろ。



ポケットは右側に一つ。

で、トップボタンはパラシュートボタン。



サイドアジャスターもついています。
ボタンはもちろんパラシュートボタン。



・・・まあ縮めることはないとないでしょう。

タックが1本入っています。
これがシルエットの綺麗さに貢献しています。



またのところには丸い当て布。
これも珍しいデザイン。



そして特筆すべきはもものところのポケット。
通常平行に取り付けられますが、これは斜めに取り付けられています。



これは艦内で座っているときにポケットにアクセスしやすいように角度がつけられているようです。

ちなみにこのカーゴパンツもM-47と同様に、前期と後期があり本品は後期になります。
後期の特徴はこの斜めのポケットと、ウエストにドローコードが付いていない、ポケットはパラシュートボタンで閉じる(前期はマジックテープ)、といったところでしょうか。

古着、というからには前期のほうが良いんじゃない?という声もあろうかと思いますが、ワタシはデザイン的に後期を探していました。
2月に京都で古着屋巡りをしたときも、前期しか見つけられず買えませんでした。

古着屋さんでは今フランス軍のM-47カーゴ、M-52チノが人気で価格も高騰しています。
ワタシのM-47(前期)はだいぶ安く買えましたが、今ではだいたい1.5万円くらいから、って感じでしょうか。

今回のロイヤルネイビーもこれに続く、と言われています。
デッドストックだとすでに1.5万円は超えています。
ワタシのはユーズドなのでそんなにしないで買えました。

このカーゴパンツはコットン75% ポリエステル25%で、しかもFR素材で難燃性の高い素材です。
ネイビーの色も深め、なおかつ少しテカリがあります。
比較的薄手なので、いかついM-47よりもこれからの季節着やすいと思います。

いや、ほんと安く買えた。
色もまだ落ちておらず、これからワタシが履き込んで、アタリを出していけるでしょう。
いろいろ楽しみなパンツ。


ジャズ
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ジャズ

2020-05-18 | 音楽
近所の河川では何でしょうか、河川の反乱防止なのか?生態系を豊かにするためなのか、河川をキレイにするためなのか、ブロックを川に入れる作業をしています。
自宅にいるとちょいちょいうるさいのですが、川をキレイにしてくれて、子どもたちが泳いでも問題ないような川にしてくれるならいくらでもやっておくれ。
金が余ったからなんとなく河川の氾濫防止工事してみましたってんならやめとくれ。

さて最近聴いている日本人アルバムでもちょっと異色のドレースコーズの昨年のアルバム『ジャズ』を結構聴いています。


 
1. でっどえんど
2. ニューエラ
3. エリ・エリ・レマ・サバクタニ
4. チルってる
5. カーゴカルト
6. 銃・病原菌・鉄
7. もろびとほろびて
8. わらの犬
9. プロメテウスのばか
10. Bon Voyage(ドラマ「やじ×きた」主題歌)
11. クレイドル・ソング
12. 人間とジャズ

良いです。
ジャズを堅苦しく捉えず、日本で言えばチンドン屋や場末のバーで流れてているような野良音楽。
ドレスコーズはメンバーが色々変わりながら、メインは志摩遼平がやってるバンドです。
今回はスカパラからギターの加藤とドラムスの欣ちゃんが参加しています。
この二人を呼んだのもよく分かる。
志摩は前に三文オペラの舞台の監修もしたそうな。
多分ワタシの思うに「三文オペラ」に触れた才能ある音楽家は高尚な音楽を志すのではなく、むしろ反対で音楽はどこまで楽しんでもらえるのか、それを思いつかなければならなくなるんだと思う。

いぜん紹介したけど『うたのかたち』でも三文オペラ歌ってて、こっちのほうが心をえぐった表現ではあるのですが、土台は一緒ですね。

 



Jazzの謂れはいくつかあって、そのうちの一つは「雑多な」とか「猥雑な」とかの意味合いがあります。
ずーっとそこから動かず、社会に文句言ってたり、卑猥な言葉で挑発するのもいいけど、すっとやられるとぶっちゃけ飽きる。
時々ぼやくことで、おしゃれなミュージックで鼻高々の高尚ジャズ野郎の鼻を叩き折ってやれば良い。

だからこういう作品は大事に聴いて、ちょっと笑う。


ジャズ
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道三ロス

2020-05-17 | そのほか
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」。

先週本木雅弘演じる斎藤道三が死亡しました。
今夜から明智光秀は越前の朝倉義景を頼って行くんでしょう。

ロスです。
道三ロス。

モックン熱演だったなー。

道三ロスったので、先程ワタシがボウズになりました。
ココのところ、トップは残して再度と後ろをバッツリ刈っていわゆるアーミーカットにしていましたが、もうモックンの道三がいなくなった以上、ワタシがボウズにならねば。
モックンのボウズに合わせて3mmカット。
この青さは1mmではないです。



アタマはまさにモックン道三に瓜二つ。
しかし残念ながらお顔立ちが違いすぎて・・・。

いつもなら眉もアタマに合わせて刈るのですが、少しでもモックン道三に近づけるべく伸ばします。
伸ばしてもこんなにしっかりとした眉にはならないんですけどね・・・。

6月になると大河も一時中断になるそうですが、それまでは楽しんで見たいと思います。
コロナ騒ぎが収まったら、「光秀詣で」したいな。
色んな光秀縁の地に行きたい。


ジャズ
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SPECIAL NERDS

2020-05-16 | 音楽
今日久しぶりに雨。
ちょっと冷えました。

特になにかしようということもなく、おとなしく引きこもっております。
リワークの新入社員向けのレクチャーの資料を修正してみたり。
新しいアルバムの情報を探してみたり。
ちょっと前からワタシもだいぶアルバムを買いましたが、Lo-fi Hip-Hopはそんなだらっとくつろぐときですら、しっかりとBGMになってくれる。
このジャンルの黎明期から活躍している日本人トラックメーカーのBROCKBEATSの『SPECIAL NERDS』をご紹介。



1.retired life
2.slight rain
3.bedroom king
4.peace of mind
5.yesterday dream
6.palliation
7.summer scent
8.galette
9.sunflower
10.catharsis
11.seasonless
12.euphoric high
13.inner ocean
14.absent afternoon
15.midnight mellow
16.temptation
17.eldorado
18.south wind
19.san francisco
20.afterimage
21.new beginning
22.remain behind

ローファイヒップホップの良さって、ゆるくて決して楽曲にのめり込まなくて良いことかな。
だから作業用BGMにも使われるだろうし、頭をすっきりしたいときに聴いていたい音楽でいられると思う。
当事者のBROCKBEATSも自身の音楽がそういう聴かれ方をすることに大賛成でいるようで。
彼が言うに、以前は楽曲にアーティストの熱い思いがあり、それは永劫歌い続けられる名盤を残す、という使命にも似た究極の商業主義だ、という訳ですよ。
対してローファイヒップホップは消費されてなんぼ、アルバムといってもトラックリストでしかないというドライな捉え方。

でもそれワタシも聴いてて気持ちいいんだけど感じてきたことなんですよね。
こういう音楽ってタイトルついているけど、多分知っているのって作った本人だけじゃないのかな。
ローファイヒップホップに関わる連中はいわば消耗品の用に扱われる自分の楽曲を良し、とできる人なんですよね。
だから皆に記憶される1曲よりもその時心地いいと思ってくれる人のためのトラックリストの作成、っていうのが違いですね。

ある種ミュージシャンのアツい自分たちの「方向性」を説いているよりも前向きな気がしますね。




まだまだ聴き始めたばかりだけど、面白い分野なローファイヒップホップ。
今後も乞うご期待。

ジャズ
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IAI Festival

2020-05-16 | 音楽
今日は少し歩きました。
汗ばむくらいです。
リワークでちょっと課題を出されたのでそれの準備。
病人と看護師の垣根を超えたワタシのレッスンを心待ちにせよ!!

で帰ってきたらちょっと疲れて寝てしまいました。
いまふらっと起きて聴いているのが、コロナで亡くなったリー・コニッツ。
結構コニッツ盤あるはずなんだけどなー、とitunesの中を探していたらあった。
リーダー名が違ってた。

ジミー・ジュフリー、ビル・コナーズ、ポール・ブレイと共演した作品で『IAI Festival


 
  1. Blues In The Closet
  2. The Sad Time
  3. Spanish Flames
  4. Enter, Ivory
  5. From Then To Then
Jimmy Giuffre (bf, cl, ss, ts)
Lee Konitz (as)
Bill Connors (g)
Paul Bley (p)

ジュフリーとコニッツの対話のようなデュオが1、2、5曲目。
チャネルは左がコニッツ、右がジュフリー。
ジュフリーとコナーズのスパニッシュ風味のデュオの3曲目。
ジュフリーとブレイのフリーなデュオの4曲目。

クレジットをパット見た限りではカルテットなのに、演奏はすべてデュオという不思議な作品。
全てに出演しているジュフリーが実質リーダーなのかな?
リーダーかどうかはさておきジュフリーの3人とのデュオにおいて、自在に演奏を変えていますね。
クラリネット奏者のイメージがガッツリ染み込んでいましたがマルチリード奏者として、いずれの楽器においても卓越したテクニック、というかそもそも持っている高いレベルの音楽性がこれだけの演奏を生むのでしょう。

そしてわざわざコニッツリーダー作でなく今回本作を出してきたのは、以前聴いたときに木管同士の掛け合いに圧倒されたのです。
圧倒されて、最初聴いたときは理解を超えました。
しばし寝かせておく。
そして数年後聴いた時、コニッツとジェフリーのそれぞれの音を感じ取って自分の音を返す間が見事なこと。
これだけ緊張感あるコニッツも珍しいと思います。
デュオというフォーマットは二人で楽しくやれる構成でもあるし、1対1の勝負の構成でもあるんですよ。

是非聴いてみてください。


あとブレイとジェフリーのデュオも相当良い。
元々ブレイ収集の一環で集めた盤なので。

ジャズ
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一歩ずつ

2020-05-14 | そのほか
今日39県の緊急事態宣言が解除されました。
皆さん色々意見はあると思います。
もう少し緊張感を持たせるために解除させないほうが・・・。
いやもう経済を回さないと中小企業は取り返しがつかなくなる・・・。
どちらも確かだと思います。

ただ吉村大阪府知事が本日言いました。

「ゼロリスクを目指すのなら自粛生活をやり続けるのが1番。でもそうすると、社会経済は完全に死んでしまう。それがリスクの範囲であるかどうか。これがまさにウイルスと共存していくことだと思う」

政治家がしっかりとリスクジャッジしながら前に進む。
これがあるべき姿だと思います。

大阪は解除されない残りの8都道府県の一つ。
でも例の大阪モデルが今日で7日間連続クリアでライトアップが緑。


少しずつ、一歩ずつ、慎重に前に進もう。
絶対調子に乗りすぎちゃダメ。

ホッとしたわけじゃないけど、最近大阪の新規感染者数も10人を切ったりしているのを見ると希望が持てます。

夜明けの来ない夜は無いさ

聖子ちゃんの瑠璃色の地球。
明日はどう変わるかな。


さて全く関係ないですが、カレーハウスCoCo壱番屋に超久しぶりに行きました。
なんとスパイスカレーブームに乗ったかのような『スパイシマサラカレー』なるメニューが出ていました。
ワタシは早速ほうれん草をトッピングにしてオーダー。



いや〜ん、美味しい!!!
1,200円弱かな。
お値段もう少し下げてくれてもいいけど、でもこれはリピートだな。

ジャズ
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What Kinda Music

2020-05-13 | 音楽
今日は早速オススメの一枚を。
南ロンドン出身のマルチプレイヤー/プロデューサー トム・ミッシュと、同じく南東ロンドン出身のジャズ・ドラマー ユセフ・デイズによるコラボ・アルバムで『What Kinda Music』。


 
1. What Kinda Music
2. Festival
3. Nightrider (feat. Freddie Gibbs)
4. Tidal Wave
5. Sensational
6. The Real
7. Lift Off (feat. Rocco Palladino)
8. I Did It For You
9. Last 100
10. Kyiv
11. Julie Mangos
12. Storm Before the Calm (feat. Kaidi Akinnibi)

ともにUKジャズシーンの一翼を担っている二人。
ミッシュはマルチプレイヤー・ビートメーカー・プロデューサーとして、デイズは現在のUKのリズムシーンの先頭を走るものとして、タッグを組んでいます。
ともにビートについては持っているものがあると思うのですが、今回は概ねデイズが担当したようです。
どうしても二人の差があるときは話し合いも会ったそうですが。
プロデューサーとしてミッシュはデイズのエクスペリメントな部分を強く要求していたと。
とはいえ、ワタシの中でエクスペリメントと言えばロバート・グラスパーなんですが、グラスパーがBlack Radioでやってたのとはかなり違ってて、ドラムスの音が本作のほうが弾みを感じる。
そこはもしかするとドラマーのデイズとピアニストのグラスパーの違いが大きいのかも知れないけど、実はUSとUKの差、リリースの時期の差というのも大きい。

あとは単に好みで振り分けてもいい。
最近UKものをよく聞くワタシは本作、でもグラスパーがドラスティックに変わった作品が出てきたら変わるでしょうね。




ひとまず今年のベスト10に入れまーす。
決めましたー。


ジャズ
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The Source

2020-05-12 | 音楽
今週は暑いですね。
今日は風もあまりなく、家の中も少し暑いくらいでした。
そういえば電動自転車を購入した奥さんはご機嫌で乗っています。
仕事に行くときも自転車が気持ちいいようです。
まだ支給されていませんが、特別定額給付金が役立ちました。

さて今日は先日亡くなったトニー・アレンの2017年Bluenote盤で『The Source』。


 
1. Moody Boy
2. Bad Roads
3. Cruising
4. On Fire
5. Woro Dance
6. Tony's Blues
7. Wolf Eats Wolf
8. Cool Cats
9. Push and Pull
10. Ewajo
11. Life Is Beautiful

Mathias Allamane(b)
Jean Philippe Dary(p)
Indy Dibongue(g)
Yann Jankielewicz(ss)
Nicolas Giraud(tp)
Nicolas Giraud(flh)
Jean-Jacques Elangue(ts)
Rémi Sciuto(bs, as, fl)
Daniel Zimmerman(tb,tuba)
Vincent Taurelle(clavinet)
Tony Allen(ds)

思えばこれがアレンのBluenote初リーダー作なんですよね。
アート・ブレイキーを敬愛してやまないアレンにしては意外と言えば意外。
しかもビッグ・バンド。
このバックが実に素晴らしい。
ホーン・アレンジやアフリカンなギターなど単なるビッグ・バンド個体ではなく、その中の各々の粒立ちがはっきりしています。
アレンのアツいのに正確なドラミングがすべての下地になっていてもうグルーヴ感満載。
ワタシはあまりアレンの作品を多くは聴いていませんが、アレンファンの方たちも本作は彼のベスト盤ではないかと言っています。
本人もそう思っていたようです。



1時間5分。
ガッツリアフロ、どうでしょう。
オススメな1枚です。

ジャズ
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藤岡さんのポスター

2020-05-11 | 音楽
ワタシのジャズの貴重な情報源、フリーペーパーのWay Out Westを作られているイラストレータの藤岡宇央さんがBASEでお店を作られました。


ここで、これまでに藤岡さんが作られたポスターやポストカード、アートブック、小物類を販売されています。

ワタシは自分が行けなかった2015年のブラッド・メルドーとマーク・ジュリアナの”Mehliana”大阪公演のポスターを買いました。
それが今日届いたので早速額装。


ちょうど『Mehliana: Taming The Dragon』の時でした。

 
ちょっと気分が変わりますね。
あとこのアルバム聴きながらポスター観るとちょっと臨場感増し増し。

他にもおもしろいポスターでいうと、新型コロナの一刻も早い収束を願って架空のジャズフェスやりますよってポスター。



コレ可愛い。

あとポスターではなくて藤岡氏本人が枚数限定でシルクスクリーンを作成しています。
お値段はちょっとしますがワタシはお安いと思っています。



嫁になかなか決裁が通らないので手こずっておりますが。

せっかくですから、部屋の模様替えの一環で、絵画っていうのもどうですか?

ジャズ
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