百菜健美☆こんぶ家族ラボ

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昆布とリンゴ入り!

2019-07-31 | 昆布

昆布とリンゴ入り! 芦別発の不思議な飲み物「タングロン」って?

 

昆布とリンゴ入り! 芦別発の不思議な飲み物「タングロン」って?

 

【芦別市・札幌市】芦別発祥の不思議な飲み物があるのをご存知でしょうか。

その名は「タングロン」。

白いパッケージに昆布の絵が緑で描かれ、赤い文字でタングロンと書かれています。

パッケージを開けて飲んでみると、お茶のような色合いのドリンクとなっており、リンゴの風味を感じられます。

タングロンとは、パッケージからもわかるように、昆布が入っているドリンクです。

簡単に言うと、リンゴ果汁、昆布エキス、天然酵素をミックスしたかのようなドリンク。

後述するように、開発の経緯からも昆布エキスがメインであるため、果汁入り昆布飲料といった表現が似合うでしょうか。

 

販売を行うタングロン北海道株式会社(札幌市厚別区)によると、もともとタングロンは、北大水産学部(函館市)の研究で、昆布エキスの抽出に成功したのがきっかけでした。

その後、元北海道大学の近江彦栄氏が、天然酵素保健飲料として昆布エキス・酵素を使った世界で初めてのドリンクを開発。

飲みやすくするため、リンゴ果汁とオリゴ糖を加え、ビタミンB2等も添加しました。

 

こうしてできあがったドリンクは、昆布の英語表記「tangle(タングル)」にちなみ、「タングロン(tanglone)」と命名。

1967年に芦別市の炭鉱閉山をきっかけとして、産炭地振興法に基づく国の産炭地振興事業を活用して、元炭鉱マンの笠井会長が日本酵素産業株式会社(芦別市)を設立、タングロンの製造と販売を1969年に開始しました。

 

発売当初のタングロンは、瓶詰めで20円。

牛乳配達のように各家庭に配達していたと言います。

しかし、2年後にはK紙パックに変更され、1992年10月からは現在のM紙パック(90ml)に変更されました。

昭和50年代以降は、芦別周辺を中心に学校給食にも出されていましたから、懐かしく感じる道民も多いことでしょう。

 

 

現在は道内のスーパーを中心に、4連のパッケージで販売されています。
 
原材料は道南の昆布酵素エキス、青森産リンゴ果汁、オリゴ糖、ビート糖、ビタミンC、ビタミンB2、酸味料、香料。
 
腐敗せずに体に良い発酵をするため、胃腸を活性化させるというタングロン。
 
道民もそうでなくても、一度お試しあれ。
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福富れんこんのマリネとムースキャベツ包み 桜エビのアクセント 笹嶋 伸幸シェフのレシピ

2019-07-31 | 昆布

レシピ

 

福富れんこんのマリネとムースキャベツ包み 桜エビのアクセント

コツ・ポイント

*れんこんをすりおろしたら、良く水分を切ります。
*れんこんをソテーする時しっかりと塩・胡椒をすると、後から加えるビネガー・白ワインに負けません。
*キャベツは茹で上げたら冷水に取らず、タオルなどバットに敷いたものの上にあげ、自然に冷ますと、水っぽくなりません。

4人前/調理時間:約30分
材料・調味料分量下準備
キャベツ   4枚  はがして茹でておく 
福富れんこん(おろし用)   100g  すりおろしておく 
塩・胡椒・カレー粉   適量  福富れんこん(おろし用)に使用 
桜エビ   40g  水分をぬぐっておく 
ハンダマ   12枚  軽く塩茹でしておく 
福富れんこん(マリネ用)   200g  厚めにスライスし、水につけアクを抜く 
にんにく   1片  半分に切り、芽を取り除く 
ローリエ   1枚   
オリーブ油   適量   
塩・胡椒   適量   
白ワインビネガー   50cc   
白ワイン   70cc   
鶏の出汁   適量   
白身魚   50g  塩をしてしばらく置き、ペーパータオルで余分な水分を取り除く 
エクストラバージンオイル   適量   

作り方

  1.  

    ボウルに福富れんこん(おろし用)を入れ、塩・胡椒・カレー粉で味を整え、余分な水分を取る。そこに桜エビを混ぜる。

  2.  

    キャベツを敷き、その上に白身魚・Step1を乗せ、包む。

  3.  

    フライパンにオリーブ油を入れ、にんにくを炒める。香りを出し、福富れんこん(マリネ用)を加え、濃いめに塩・胡椒をする。

  4.  

    そこに白ワイン・白ワインビネガー・鶏の出汁の順に加えて、火を入れる。

  5.  

    【ソース】Step4の煮汁にエクストラバージンオイルを加え、ソースを作る。

  6.  

    Step2は、低温で蒸しあげる。

  7.  

    お皿に、Step4のれんこんを中央に置き、Step5のソースを流し、Step6のキャベツ包みを置き、ハンダマを飾ったら完成です。

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