3連休の初日、渋谷のさくらホールで催された太田裕美さんの40周年コンサートに行ってきました。このブログでも裕美さんのことを記事にしていますが実際にコンサートに行くのは今回が初めてです。家を出てすぐの梅の木も、間もなく最後の一輪となりそうでした。こちらの梅は年明けの高校サッカーの決勝日には咲いてましたから、もう2か月以上花を咲かせていることになります。2回の大雪もあり、長引く寒さに、今年は春が遠かったですが、やっと来たという感じですね。4月からは初めて子供が一人暮らしするなど、拙宅でも変化の大きい春になりそうです。
開演まで時間があったので秋葉原まで足を延ばし、真空管を手に入れました。いたちょうさんからは、事前にお薦めの店を4店ほど紹介いただいてました。私はEL34の音が好きで、できれば米国系ではなく欧州系の球を仕入れたいと考えていました。アポロ電子はその路線の球が買えそうな候補です。他にラジオセンターのアムトランスにも行きましたが、親父さんが気さくだったこと、音の実演をやっていただいたことから、結局、アポロ電子で購入しました。ALTECの音を聴くのは初めてだったかも知れません。真空管の導入記は、音が落ち着いたところで改めてアップいたします。
この日のコンサートのタイトルは、~雨女の恩返し・tutumikko~でした。コンサートのMCでも出ましたが、ご自身は雨女だ(だった)そうです。実際、シングルにも「雨だれ」や「九月の雨」がありますし、拙ブログでも「あじさい」「青い傘」といった雨絡みの好曲を紹介しました。40年分の感謝を込めた面白いフレーズですね。後者のtutumikkoですが、これは言うまでもなく筒美京平さんを指しています。この日の選曲も全て筒美さんの曲という拘りでした。4月には筒美さんが別のアーティストに提供した曲を、裕美さんがカヴァーするアルバムが出ます。できればコンサート前にリリースし、サイン会をセットして欲しかったです。
申し込んだ時期が遅かったようで、2階席から見下ろすことになりました。会場がスモーキーなのは、スポットライトの演出のためでしょうか。客層は圧倒的に私よりご年配の方(勿論、男性)が多かったです。おそらく会社で間もなく定年を迎える年齢層の方々ですね。私自身は裕美さんと10年のギャップがありますから、まあ、大学生ばかりのコンサートに小学生が紛れ込んだような感じでした。
裕美さんの歌は、予想以上にボリューム感があって驚きました。高い音が必要な「九月の雨」も違和感がありません。ピアノやギターの弾き語りや、元祖ぶりっ子?を彷彿させるアクションなど、趣向に富んだステージでした。後年、提供された1曲を除いて馴染みの曲ばかりで、その点でも楽しめました。特に作品『エレガンス』から「ピッツァハウス22時」「煉瓦荘」を取り上げていただき嬉しかったです。定番の木綿・・、赤い・・・は手拍子で盛り上がりますが、一方でアルバムからの選曲は聴き込みモードとなります。当時の裕美さんのコンセプト、フォークと歌謡曲の中庸路線さながらのライブでした。
テーマ上、筒美作品オンリーとなり、大瀧さんの「さらばシベリア鉄道」は取り上げられませんでしたが、トークでは話題が出ました。21日は大瀧さんのお別れの会だったようですね。多くの人に支えられてきたことへの感謝の中で、人(大瀧さん)との出会いの偶然さ、不思議さにも話が及びました。まだまだ歌い続けるとの宣言もありました。今度はもっと至近距離でと思っています(笑)。
開演まで時間があったので秋葉原まで足を延ばし、真空管を手に入れました。いたちょうさんからは、事前にお薦めの店を4店ほど紹介いただいてました。私はEL34の音が好きで、できれば米国系ではなく欧州系の球を仕入れたいと考えていました。アポロ電子はその路線の球が買えそうな候補です。他にラジオセンターのアムトランスにも行きましたが、親父さんが気さくだったこと、音の実演をやっていただいたことから、結局、アポロ電子で購入しました。ALTECの音を聴くのは初めてだったかも知れません。真空管の導入記は、音が落ち着いたところで改めてアップいたします。
この日のコンサートのタイトルは、~雨女の恩返し・tutumikko~でした。コンサートのMCでも出ましたが、ご自身は雨女だ(だった)そうです。実際、シングルにも「雨だれ」や「九月の雨」がありますし、拙ブログでも「あじさい」「青い傘」といった雨絡みの好曲を紹介しました。40年分の感謝を込めた面白いフレーズですね。後者のtutumikkoですが、これは言うまでもなく筒美京平さんを指しています。この日の選曲も全て筒美さんの曲という拘りでした。4月には筒美さんが別のアーティストに提供した曲を、裕美さんがカヴァーするアルバムが出ます。できればコンサート前にリリースし、サイン会をセットして欲しかったです。
申し込んだ時期が遅かったようで、2階席から見下ろすことになりました。会場がスモーキーなのは、スポットライトの演出のためでしょうか。客層は圧倒的に私よりご年配の方(勿論、男性)が多かったです。おそらく会社で間もなく定年を迎える年齢層の方々ですね。私自身は裕美さんと10年のギャップがありますから、まあ、大学生ばかりのコンサートに小学生が紛れ込んだような感じでした。
裕美さんの歌は、予想以上にボリューム感があって驚きました。高い音が必要な「九月の雨」も違和感がありません。ピアノやギターの弾き語りや、元祖ぶりっ子?を彷彿させるアクションなど、趣向に富んだステージでした。後年、提供された1曲を除いて馴染みの曲ばかりで、その点でも楽しめました。特に作品『エレガンス』から「ピッツァハウス22時」「煉瓦荘」を取り上げていただき嬉しかったです。定番の木綿・・、赤い・・・は手拍子で盛り上がりますが、一方でアルバムからの選曲は聴き込みモードとなります。当時の裕美さんのコンセプト、フォークと歌謡曲の中庸路線さながらのライブでした。
テーマ上、筒美作品オンリーとなり、大瀧さんの「さらばシベリア鉄道」は取り上げられませんでしたが、トークでは話題が出ました。21日は大瀧さんのお別れの会だったようですね。多くの人に支えられてきたことへの感謝の中で、人(大瀧さん)との出会いの偶然さ、不思議さにも話が及びました。まだまだ歌い続けるとの宣言もありました。今度はもっと至近距離でと思っています(笑)。