2013年もいよいよ終わりとなります。オーディオ的にも、人のつながり的にもなかなか充実した1年だったと思います。仕事に追われると趣味の時間は削られることになりますが、逆に趣味の時間を確保することで仕事の効率も上がることはないものか?そんな事を考えた1年でもありました。今年は意識的にオーディオ、自転車、登山の時間をキープしましたが、日常にも好循環をももたらしたような気がします。今朝は、寒風の中、川崎市北部までポタリングしました。流石に手足の冷たさは最後まで解消されませんでしたが、気持ち良いものです。川崎北部まで来ると、富士山は丹沢の右側に移動します。
さて、デジタル、アナログに分けて、今年のオーディオを振り返ってみます。
■デジタル編
(1)AIT DACの導入
前半のハイライトはAIT DACの導入でした。DACの進化は未だに進行形ですね。メーカー品を否定はしませんが、私の中ではまだ様子を探っているところがあります。そんな中でガレージメーカーのAIT LABの試聴の機会を得ました。元々、評判は高かったのですが、自宅で聴かないことには始まりません。試聴後一月ほど思案しましたが、自分で組み立てることで安くできることも判り、導入に踏み切りました。空間配置が広がり見通しがよくなりました。メーカー品の動向はウォッチしながら、暫くはこのDACで行きます。エソテリックD-07はセカンドに回りましたが、これも立派なグレードアップです。
(2)JAVS X-DDC plusの導入
すっかり拙宅の標準DDCとなったJAVSです。モニターがない新バージョンのX-DDC plusを導入しました。
(3)Voyage Muboxの導入
大きな変更ではありませんが、Cubox上で動くVoyage MPD Muboxを導入しました。インストール方法が分かりやすく、次にトライするときもすんなりいきそうです。
(4)HUBの交換
ずっと使っていたコレガのHUBをやめ、PLANEXのFX-08Miniに替えました。フェデリックスの電源を奢って、SN感の向上を確認できました。
(5)DEQ2496の導入
後半のトピックスがベリンガーのDEQ2496の導入です。定在波対策には大きく二つのアプローチがあります。ルームチューニング材による方法と、イコライザーによる方法です。どちらが正解というわけでありませんが、理屈の明快な後者を選ぶことにしました。試行錯誤が問われる前者に対して、後者は理系心を擽ります。イコライザーを挟むことに賛否はあるでしょうが、これほど部屋の実態を知れる手段はないでしょう。「見える化」です。菅野さんが言われたように、装置と部屋とリスナーをコンポーネンツとすると、部屋のことを真剣に考えるようになったのは少しの前進でしょうか?
■アナログ編
アナログの方は投資が一段落したこともあり、大きな変化点はありませんでした。挙げるとすると新カートリッジ、フェーズメーションのPP-300の導入です。発端はオルトフォンのCadenza Redのトラブルでしたが、結果的には新品交換(無償)となり、棚から牡丹餅となりました。PP-300の個性も大分掴めてきました。キレがいいですね。溝から情報を抉り出す感じがあってCadenza Redの澄ました感じとは異なります。当面はPP-300主体で聴くことになるでしょう。装置絡みではありませんが、レコードを洗うことの大事さも実感しています。洗剤もしくは電解水をかけて歯ブラシで擦り、あとは水でバシャバシャが今のところベストです。
■その他
今年はかつてないほど、多くのオーディオファンの方とFace to Faceで交流できました。これも今年の特徴でしょうか。相互訪問であったり、ライブであったり、忘年会であったりです。きっかけは様々ですが、皆さん、オーディオと真面目に向き合われている方々ばかりです。これからもご縁を大事にしたいと思います。
2014年も大きな投資はないですが、DEQ2496をステレオサウンドを挟んでAIT DACの上に載せているのは何とかしなければなりませんね。あとは電源対策、振動対策、あたりでしょうか?もう一つの楽しみは、ウィーンアコースティックスの新SP LISZTです。ナスペックさん、動きが遅いのは気になりますが、登場を心待ちにしています。購入は2015年以降になりそうですが、十分に見定めたいと思います。
最後になりましたが、当ブログを訪れていただいた方、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。何とか今年中に本記事をアップすることができました。
さて、デジタル、アナログに分けて、今年のオーディオを振り返ってみます。
■デジタル編
(1)AIT DACの導入
前半のハイライトはAIT DACの導入でした。DACの進化は未だに進行形ですね。メーカー品を否定はしませんが、私の中ではまだ様子を探っているところがあります。そんな中でガレージメーカーのAIT LABの試聴の機会を得ました。元々、評判は高かったのですが、自宅で聴かないことには始まりません。試聴後一月ほど思案しましたが、自分で組み立てることで安くできることも判り、導入に踏み切りました。空間配置が広がり見通しがよくなりました。メーカー品の動向はウォッチしながら、暫くはこのDACで行きます。エソテリックD-07はセカンドに回りましたが、これも立派なグレードアップです。
(2)JAVS X-DDC plusの導入
すっかり拙宅の標準DDCとなったJAVSです。モニターがない新バージョンのX-DDC plusを導入しました。
(3)Voyage Muboxの導入
大きな変更ではありませんが、Cubox上で動くVoyage MPD Muboxを導入しました。インストール方法が分かりやすく、次にトライするときもすんなりいきそうです。
(4)HUBの交換
ずっと使っていたコレガのHUBをやめ、PLANEXのFX-08Miniに替えました。フェデリックスの電源を奢って、SN感の向上を確認できました。
(5)DEQ2496の導入
後半のトピックスがベリンガーのDEQ2496の導入です。定在波対策には大きく二つのアプローチがあります。ルームチューニング材による方法と、イコライザーによる方法です。どちらが正解というわけでありませんが、理屈の明快な後者を選ぶことにしました。試行錯誤が問われる前者に対して、後者は理系心を擽ります。イコライザーを挟むことに賛否はあるでしょうが、これほど部屋の実態を知れる手段はないでしょう。「見える化」です。菅野さんが言われたように、装置と部屋とリスナーをコンポーネンツとすると、部屋のことを真剣に考えるようになったのは少しの前進でしょうか?
■アナログ編
アナログの方は投資が一段落したこともあり、大きな変化点はありませんでした。挙げるとすると新カートリッジ、フェーズメーションのPP-300の導入です。発端はオルトフォンのCadenza Redのトラブルでしたが、結果的には新品交換(無償)となり、棚から牡丹餅となりました。PP-300の個性も大分掴めてきました。キレがいいですね。溝から情報を抉り出す感じがあってCadenza Redの澄ました感じとは異なります。当面はPP-300主体で聴くことになるでしょう。装置絡みではありませんが、レコードを洗うことの大事さも実感しています。洗剤もしくは電解水をかけて歯ブラシで擦り、あとは水でバシャバシャが今のところベストです。
■その他
今年はかつてないほど、多くのオーディオファンの方とFace to Faceで交流できました。これも今年の特徴でしょうか。相互訪問であったり、ライブであったり、忘年会であったりです。きっかけは様々ですが、皆さん、オーディオと真面目に向き合われている方々ばかりです。これからもご縁を大事にしたいと思います。
2014年も大きな投資はないですが、DEQ2496をステレオサウンドを挟んでAIT DACの上に載せているのは何とかしなければなりませんね。あとは電源対策、振動対策、あたりでしょうか?もう一つの楽しみは、ウィーンアコースティックスの新SP LISZTです。ナスペックさん、動きが遅いのは気になりますが、登場を心待ちにしています。購入は2015年以降になりそうですが、十分に見定めたいと思います。
最後になりましたが、当ブログを訪れていただいた方、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。何とか今年中に本記事をアップすることができました。