珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

間一髪

2020-01-26 14:42:04 | その他
1月22日まで10日間ほど中国出張に行っていました。行く前から新型コロナウイルスのニュースは取り上げられていましたが、ここまでの大騒ぎになるとは、予想していませんでした。訪問先の山東省が武漢から離れていることもあり、現地は平静でしたが、それでも日に日に話題が大きくなるにつれ、緊迫感が出てきました。帰国段階では青島でも感染者が見つかりました。日本に戻って以降、私自身の体調には問題はなく、帰国の翌日から出社しています。流石に会社でも、中国への出張は原則、延期となりました。いち早い鎮静化を願うばかりです。

14日の成田です。どうやら今年は、羽田ー青島便が開設されるようです。それまで成田発を受け入れざるを得ません。余裕を見て空港近くのホテルに前泊していますが、羽田だとそれが不要になります。こちらも待ち遠しいです。


さすがに中国は日本より寒く、お昼でも氷点下の日もありました。あまり冬らしい日が無かったので、個人的にはピリッとした空気感は好ましかったです。池に張った氷を見るのも久しぶりでした。もっとも数十年前を知る人からすると、それでも暖かいそうです。温暖化の影響は当然ながらグローバルに表れています。この時期、中国では旧正月いわゆる春節が直前に迫っていました。青島国際空港には新年を祝うオブジェクトも造られていました。ビデオテープを巻き戻したような感覚です。


春節前の大移動を実際に見るのは勿論、初めてです。里帰りだけでなく海外旅行に行く人も多いようです。日本でも盆と正月は同じような光景となりますが、延べの移動人数が30億人ですから、スケールが違います。


機内では音楽を聴きながら読書することが多いです。飛行中の騒音に加え、音もオーディオと雲泥の差がありますので、まさしくBGMです。たまたまですが、みすず書房の2冊を持ち込みました。「サードプレイス」は家庭、職場とは異なる第3の居場所を指しています。ネット時代以前の本なので、やや古さも感じますが、第3の居場所の大切さは実感しています。詩人、荒川洋治さんのエッセイをここ数年で読むようになりました。これは荒川さん自身による本の紹介です。ますます本を読みたくなる本です。青島と成田のフライトは3時間で、読書にぴったりです。


というわけで、間一髪のところ、日本に戻ってきました。
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蒲田で新年会

2020-01-12 21:05:17 | その他
今年の仕事始めは1月6日でした。月曜スタートだったので、1週間フルに働いてすっかり時計は戻りました。映画では寅さんが話題になってますが、BSでも過去作品を楽しみました。ストーリーも去ることながら、画面から伝わる70~80年代の空気感に染み入ってしまいます。冬休みのオーディオは結局、MFPC+Direttaで終始しました。音の印象は年末の記事に書いた通りで、一音一音の訴求力が増していることが分かります。音の変化が、音楽の楽しさにつながっています。間もなく自宅試聴して1か月になりますが、全く飽きが来ませんし、まだまだ発見することも多いです。

11日は、山仲間の新年会が蒲田でありました。蒲田で餃子を食べるのは実はこれが初めてです。いくつか有名店があるようですね。向かったのは大田区役所の近くの中華料理店、歓迎(ホアンヨン)です。土曜の夕方だったこともあり、大変な賑わいでした。近くにある姉妹店でも同じ餃子を食べれるのですが、雰囲気やサイドメニューを考えると、本店にして正解でした。羽根付き餃子とビールの相性は抜群ですし、値段もリーズナブルです。蒲田は職場からもさほど遠くないので、平日の選択肢に加えてもいいかも。


2020年も、はりきって参りましょう。
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2020年始動

2020-01-03 20:17:44 | その他
明けましておめでとうございます。年末年始の休みも、この土日を残すのみとなりました。横浜方面は冬型の気圧配置の下、穏やかな晴天が続きました。タイミングを見て、大山に登る機会を窺っていましたが、3日がよさそうでしたので、散歩感覚で登ってきました。大山登山は2017年5月以来です。ケーブルカーを使う表参道は混雑が予想されたので、今回は蓑毛というヤビツ峠に向かう途中の集落から登り始めました。地元の低山の魅力は、ある程度天候を見ながら臨機応変に計画できる点です。正月にふさわしい見事な富士山を見ることができました。


バス停近くの道標に大山の文字が無く、日向薬師や下社(阿夫利神社)のみが出ていて分かりにくかったです。しばらく登っていると漸く、大山への分岐点が表れてホッとしました。バス停で降りた人は私含めて2名。途中追い越した人も2名、とても静かな登山となりました。


阿夫利神社からの登山道が合流すると人が一気に増えました。こればかりは仕方ありません。山頂近くの富士山の展望台です。秦野駅の直前、車窓から立派な富士山が見えていたので、十分に期待できました。手前は丹沢山塊です。


大山山頂です。霜柱が解けてぬかるんでいた事以外はパーフェクトです。この日は900mアップでした。ここで行動食のデニッシュを頬張りエネルギーを補給します。


前回、不覚にも山頂トイレの裏手にあった富士山の展望台をスルーしていました(大山から丹沢が見れないなんてオカシイと思いつつ)。今回はしっかり展望することができました。大倉尾根(バカ尾根)の向こうには、富士山。さらに南アルプスの赤石岳も。


大山山頂近くには残雪もありました。フラットな市街地は相模原、橋本、八王子方面でしょうか?ここから下山開始です。やはり人ごみは避けて日向薬師へ下ることにしました。


湘南の海を見下ろしながらの下山です。逆光でイマイチですね。江の島や真鶴半島はしっかり確認できましたが、大島が見えなかったのが残念でした。


見晴らし台を経て、日向薬師に向かう途中、阿夫利神社が見えました。初詣で賑わっている様子が遠目に見て取れました。私は山頂の神社でお参りを済ませました。


九十九曲という長い下りを終わり、日向薬師に到着です。ここはミニ観光地になっていて、カップルさんが散策を楽しんでいました。9月の彼岸花が有名です。


日向薬師から伊勢原まで神奈中バスで移動し、小田急線で帰りました。朝は寒さと眠さで億劫なところもありましたが、結果的には良い初登りになりました。これで冬休みの毒素も抜けたことでしょう。次に大山に登るとしたら、広沢寺温泉か日向薬師から入り蓑毛に抜けるのも一案です。さて、いよいよ仕事始めが近づいてきました。そして、1月は海外出張もあり、かなり忙しい月にになりそうです。できるだけ時間を作って音楽を聴くようにしたいものです。MFPC用のSDカードにどんどん音源を入れているところです。
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