Voyage MPD はその後、LAN構成の見直しやパラメータのチューニングをやっておりました。概ね良いと思われる条件が見つかったので、これからは聴くことに専念しようと思っています。Voyage MPD 導入以前に比べて、音の厚みと繊細さが両立するようになりました。作り出された厚みや繊細さというより、元の音源にあるそれらが素直に出てきたものと解釈しています。所詮、DAC以前の世界です。いかに足さないか、いかに引かないかが命題です。
Voyage MPD は導入のハードルが高いと言われております。その点は認めますが、全く手が出ない世界ではありません。既に開拓をされた方々が、ブログやサイトで関連情報を発信されています。私も
PCオーディオ実験室
みみず工房
シンさんのブログ
PCで音楽
といったサイトを中心に、多いに参考にさせていただきました。
何回かに分けて、Voyage MPD導入を振り返りたいと思います。上記サイトとなるべく重複しないよう、個人的に苦戦したところなどを紹介できればと思います。なお、私の場合、OS(つまりVoyage MPD)がインストールされたスターターキットを使っていますので、OSインストール以後の話となるので、ご了解ください。
最初、マウスやキーボード、さらにはディスプレイの無いPCのイメージがわきませんでした。気づけばなるほどなのですが、他のPCを借りてしまえばいいわけです。そのために必要なのが、PC間を接続するRS232Cケーブル(クロス)です。スターターキットの説明書にも最初はシリアル接続と書いてあります。私のノートPCにはRS232Cの接続口が無く、併せてUSB-RS232Cコンバータも買いました。LANに接続できるようになってからは、RS232Cケーブルは不要となるのでもったいない気はします。
シリアル接続ができると Voyage MPDの画面が現れ、意外にも順調といった感じでしたが、LAN接続するところで時間がかかりました。シリアル接続さえできれば、mpcやaplayといったコマンドを使ってusbメモリにあるwavファイルを再生することができます。なのでLAN接続で苦闘したときでも、気分転換にVoyage MPDの音を味わうことができました。一筋の光明といった感じでしたね。
私が苦戦したのはルーターのポートの設定です。シリアル接続後は、Voyage MPD側のPCのIPアドレスを固定化し、そのIPアドレスを使ってsshでログインを試みます。sshはLAN経由で別のPCにログインするプログラムで、私はフリーのPoderosaというソフトを使いました。ただ、何度やってもログインが拒否されます。今となってはどこのサイトだったか記憶がありませんが、ルータのポートの開放といった記事があり、それで解決となりました。写真(NEC製のAtermというルータの例)のようにssh用に22番のポートを開放する必要があったわけです。
IPアドレスは理解していてもポートという概念が全くない身にとってこれはつらかったです。ネットに詳しい方にとって常識的なことも、多くのオーディオファンは知らないのではないでしょうか?現在、あちこちでVoyage MPDにトライされている方のサイトやブログが増えているようです。しばらくすると、情報も収束して、Q&A集も充実するのでは、と期待しています。ネットの恩恵ですね。
Voyage MPD は導入のハードルが高いと言われております。その点は認めますが、全く手が出ない世界ではありません。既に開拓をされた方々が、ブログやサイトで関連情報を発信されています。私も
PCオーディオ実験室
みみず工房
シンさんのブログ
PCで音楽
といったサイトを中心に、多いに参考にさせていただきました。
何回かに分けて、Voyage MPD導入を振り返りたいと思います。上記サイトとなるべく重複しないよう、個人的に苦戦したところなどを紹介できればと思います。なお、私の場合、OS(つまりVoyage MPD)がインストールされたスターターキットを使っていますので、OSインストール以後の話となるので、ご了解ください。
最初、マウスやキーボード、さらにはディスプレイの無いPCのイメージがわきませんでした。気づけばなるほどなのですが、他のPCを借りてしまえばいいわけです。そのために必要なのが、PC間を接続するRS232Cケーブル(クロス)です。スターターキットの説明書にも最初はシリアル接続と書いてあります。私のノートPCにはRS232Cの接続口が無く、併せてUSB-RS232Cコンバータも買いました。LANに接続できるようになってからは、RS232Cケーブルは不要となるのでもったいない気はします。
シリアル接続ができると Voyage MPDの画面が現れ、意外にも順調といった感じでしたが、LAN接続するところで時間がかかりました。シリアル接続さえできれば、mpcやaplayといったコマンドを使ってusbメモリにあるwavファイルを再生することができます。なのでLAN接続で苦闘したときでも、気分転換にVoyage MPDの音を味わうことができました。一筋の光明といった感じでしたね。
私が苦戦したのはルーターのポートの設定です。シリアル接続後は、Voyage MPD側のPCのIPアドレスを固定化し、そのIPアドレスを使ってsshでログインを試みます。sshはLAN経由で別のPCにログインするプログラムで、私はフリーのPoderosaというソフトを使いました。ただ、何度やってもログインが拒否されます。今となってはどこのサイトだったか記憶がありませんが、ルータのポートの開放といった記事があり、それで解決となりました。写真(NEC製のAtermというルータの例)のようにssh用に22番のポートを開放する必要があったわけです。
IPアドレスは理解していてもポートという概念が全くない身にとってこれはつらかったです。ネットに詳しい方にとって常識的なことも、多くのオーディオファンは知らないのではないでしょうか?現在、あちこちでVoyage MPDにトライされている方のサイトやブログが増えているようです。しばらくすると、情報も収束して、Q&A集も充実するのでは、と期待しています。ネットの恩恵ですね。