珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

MFさん、ご来訪

2020-06-28 17:02:41 | オフ会
昨日、久しぶりに拙宅でのオフ会を行いました。2月にgenmiさんのお宅にお邪魔して以来、行くのも招くのも自粛しておりました。先般、県を跨いだ移動が可能になったこともあり、MFPC導入後のお披露目も兼ねてお越しいただきました。MFさんもここに来て、ユーザー訪問を再開され、少し前には新潟まで遠征されたそうです(X1オヤジさん訪問)。もっとも、都内の感染者数は増加傾向にありますし、オフ会が密な環境であることに変わりません。適度な換気、短めの時間設定の下、行いました。


前回はMFPCの貸出機持ち込みでした。師走のお忙しい中、お越しいただきlight MPDとの比較を行って早、半年が経過しました。その三分の二を在宅で過ごしたせいか、いつもより半年間が短く感じられました。MFPCを正式導入したのは、4月です。師走からの変化点は、大きく2つあります。一つは、貸出機と本番機の違い、もう一つは、思い切って断捨離した絨毯の有無です。いずもれも音には影響しますが、果たしてMFさんにはどう映るでしょうか?久しぶりの拙宅オフ、スタートです。

午後2時半前から、まずはポップス、ジャズのヴォーカルものを聴いていただき、休憩を挟んで、クラシックへの流れとなりました。概ね好ましい変化を感じていただいたようですが、MFさんとしては、iPhoneからの再生が気になっていたようです。便利さから「Roon Remote」を使うこと多く、それに慣れていたことは確かです。書斎にあるノートPCで操作した方が音がいい、とは聞いていたのですが、再生の度に移動する面倒を避けていました。ということで、後半の後半は、急ごしらえでのコントロールPCでの実験となりました。

「Roon Remote」と「Roon」では、同じ再生でもRoon コアPCにかかる負荷が異なるようです。Roon コアPCに負荷をかけないことは、MFPCの再生のポイントでもあります。早速、五嶋みどりによる「愛の挨拶」で確認です。コントロールPCで操作すると、音の鮮度、ボリュームが上がったような感覚となります。急遽こしらえたコントロールPCは、そのまま貸出機として、お借りできることとなりました。モニター等を整備して、利便性とサウンドの両立を目指すことが、次のステップとなりそうです。

MFPCのレベルを上げた場合の、DACとの相性の話も出ました。鮮度が上がる分、むしろ最新鋭のDACでなくても、程よいバランスで聴けるという、有難いお話もありました。拙宅のES9018は、もはや古いDACチップですが、もう少し粘っていただきましょう。リッピング環境による音源の違いも、興味深かったです。詳細は控えますが、二択のうちの一つは、音の間引かれ感があります。再リッピングは悩ましい話ではありますが・・・。

終了後、近所の「壺中天」に寄りました。久しぶりの夜の外食です。MFさんが回鍋肉とチャーハン、私が担々麺と魯肉飯をオーダーし、一部、シェアしました。頭の片隅にソーシャルディスタンスを置きつつ、感想戦となりました。MFさん、ご来訪ありがとうございました。次ステップのフォロー、よろしくお願いします。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりの都内

2020-06-21 16:32:54 | その他
昨日は久しぶりに都内に繰り出し、長めの散歩、オーディオショップ等での買い物をしてきました。都内は、3月半ばにチューバホーンさんのお宅で消毒用アルコールを調達して以来になります(その節は、お世話になりました)。4月~5月にかけて、原点ウォーキングと称して、横浜市内の9区(青葉、都築、港北、鶴見、緑、旭、泉、保土ヶ谷、神奈川)歩きましたが、締めは東京というわけです。学生~社会人編ということで、新大久保駅から東京駅まで歩いてみました。幸いにも梅雨の晴れ間で、蒸し暑さも無く、助かりました。

以前、新大久保にはロッテの工場がありました。街中をチューインガムの香りが漂っていたことを憶えています。2000年頃からの韓流ブームを経て、新大久保はすっかりコリアタウン化した感があります。通学途中に脇を通っていた「なまず家」が閉店したことは知っていました。こちらも韓国料理のお店に変わっていましたが、目を引くモニュメントは健在でした。嘗てのキャンパスには、新しい建物が立ち、地下鉄の駅が直結するなど、30年以上の年月を感じさせる変化がありました。


新大久保からそのまま馬場に出ました。ちょうどBIG BOXでやっていた九州物産展に立ち寄り、日向夏のドレッシングを購入しました。さかえ通りも、あまり変わっていないようでしたが、さすがに今年は新歓コンパどころでは無かったでしょう。ここから神楽坂、飯田橋方面を目指します。



神楽坂では、UNICORNさん訪問時に行った「くるみ」、2月に叔父らと行った「玄品ふぐ」の前を通りました。神楽坂も以前の活気を取り戻している印象を受けました。そうこう歩いているうちに、飯田橋駅到着です。ここから東西線沿いを離れて、神保町を目指します。


三省堂でちらほら仕事本を眺めましたが、買う決断まで至りませんでした。途中、エクセシオールカフェ神田小川町店で昼食にしました。ドトールの系列だったとは知りませんでした。ここでの飲み物は、大抵、カフェラテです。コクがあるので気に入っています。席は一つ飛ばしで利用可能となっていました。


このままゴールである丸の内を目指したいところですが、ダイナミックオーディオに寄りました。アナログプレイヤーの交換ベルト、およびスタビライザーのゴムが入荷したとの連絡を受けていたからです。垂れ幕には「アキュフェーズはじめました」とあります。何か、ビールのようですね(笑)。Sさんとウィーンアコースティックの新SPの話、プリアンプの調子など、しばし立ち話しました。コロナ禍で、逆に地方のお客さんとのつながりが増えたそうです。いつになくオーディオを誇らしく思ったファンは多かったのではないでしょうか?


ゴムベルトの交換は、これで2回目です。結構、交換しづらいので、夏休みあたりに重い腰をあげようかと思います。スタビライザーのゴムが切れて、再生にも支障が出たので、交換用のゴムも調達しました。これだけでも、それなりのお金がかかるのが、痛いところではあります。



秋葉原から東京まで一直線で移動し、原点ウォーキングは終点です。東京駅の改修工事が終わって、早8年になります。丸の内もすっかり新しい街になりました。ただし、開発はまだ続いています。近くの常盤橋に、日本一の高層ビルが建つそうです(2027年完成)。アフターコロナで働き方が変わるのは必至です。在宅だけでなく、やろうと思えば国内の好きな場所でも勤務が可能です。都心に広いオフィスが必要か?名古屋まで40分で行ける必要は?いろんなところで、問題が表面化しそうです。


2012年、アナログプレイヤーの購入を決めた際、馬場から市ヶ谷まで歩きました。馬場と秋葉原の意外な近さを感じたのですが、通しで歩いても短く感じました。この後、八重洲へ抜けて銀座まで歩きました。横浜での長めの散歩がトレーニングになったようです。街歩きはこれで一段落です。3月以来途絶えている、山の方をそろそろと、考えているところです。今年の夏山はどうなるか分かりませんが、一応、計画があります。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絨毯を外す

2020-06-14 16:53:21 | オーディオ
横浜方面はようやく梅雨入りして、さすがに雨の日が多くなりました。毎日の散歩も叶わない日も出てきました。来週あたりから少しずつ、出社の機会が増えそうです。県外への移動が可能になると、日常がかなり戻ってきた感じがするのではないかと思います。約2か月半、在宅勤務が続きましたので、通勤電車も久しぶりです。さて、オーディオの方ですが、機器の配置替えと共に、思い切って床の絨毯を外してみました。音がライブ側に振れるは承知の上ですが、断捨離の勢いが勝った感じです。デッドよりはライブの方が御しやすいという、楽観視もあります。


床に絨毯を敷いたのは2012年ですから、もう8年も前になります。 当時の日記を振り返ると、ライブ寄りを気にしていたことがわかります。その後、オフ会で絨毯の問題をご指摘いただいたこともありましたが、特に手を入れることもなく現在に至っていました。MFPCが提示する子細な音をできるだけ失いたくない、といった気持ちが背景にありました。2013年に導入したヤマハの調音パネルにより、音の煩さが抑えられることも分かっていました。という訳で、あっさりと決断しました。

当然ながら音は変わりました。それでも、ここを出発点にしていい音だと思いました。先日、ヤフオクで購入できたシュライアー/リヒテルの「冬の旅」(西ドイツ盤)です。季節外れですが、最近聴いています。会場の空気感がしっかりと伝わってきます。歌の力、ピアノの優しさに、浸りました。他のジャンルも一通り聴いていますが、特にクラシック系は、絨毯をとった方が望ましいようです。リスポジ後方に調音パネルをもう1枚、でも良いかも知れません。急ぐ必要はありません。耳を慣らしながら調整を楽しみます。



話題は変わってステレオサウンドです。長らく買っていませんでしたが、ウィーンアコースティックのSPが記事になっていたこと、ソース機器やカートリッジに関する記事が面白そうだったことから、購入しました。ちらほらストリーミング音源をCD同等以上の音質で聴く話題もあり、音源の多様化は進んでいるようです。あとはファイルの記憶媒体が、すっかりプレイヤーになっている感じですね。果たして、Direttaはステサンに登場するのでしょうか。まだ流し読みですが、なかなか楽しく読めています。

ステレオサウンドが販売する音源に、ピンクレディー、南沙織、アリスが登場。SACDやアナログレコードでの提供です。時代の移り変わりですね。市場が細るハイエンドオーディオの現在を映しているようです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

nano iONE導入

2020-06-07 12:03:46 | オーディオ
先週、記事にしたサブスクに関連する話題です。Apple Musicをオーディオシステムで聴くために、iFi Audioのnano iONEを導入しました。同社のサイトでは、ホームオーディオの中心となるハブ「DAC」と紹介されています。聴き慣れない表現ですが、無線、有線で多様なデジタル機器をつなげるのが売り、となっています。MFPCの導入で、メイン、セカンドの最上流が一気に強化されたわけですが、常にガチに聴くのも大変です。iPhoneの音を、オーディオクオリティの手前のレベルで、緩く聴くことを考えました。



nano iONEが面白いのは、DACのみならずDDCとして使える点です。DAC兼DDCというのは、案外珍しいのではないかと思います。セカンドシステムの中華DACには一応、ES9018が入ってます。MFPCをつなぐこともあるので、遠くない将来、DACのグレードアップも考えたいところです。ここはDDCとしての使い方に絞り、iPhoneやPCからのデジタル信号を受けることにしました。長く使用してきたJAVSのX-DDCは、今回で引退です(メインの方では、引き続き同社のX-DDC Plusを使用しています)。

iPhoneからは、BluetoothおよびUSBケーブルで接続できますが、基本Bluetoothで使用しています。Apple純正のlightning→USBの変換ケーブルを持っており、実際に、音も出ました。ただし、消費電力不足のメッセージが出たり、デジタル出力が何故か出なくなったりと不安定でした。この辺りは、時間をかけて調べたいと思いますが、安定を優先してBluetoothで聴いています。iPhoneとiONEの距離が、ケーブルで縛られるのもイマイチですし・・・。USBポートは、ノートPCでの再生および電源供給に使っています。



こちらが、セカンドシステムの上流~中流となります。中華DAC(黒い筐体)のUSB入力は、MFPC用です。iONEはバスパワーで動きます。試しに直にMFPCをつないだのですが、音が窮屈でした。iONEは、ノートPCおよびiPhoneからの再生に特化させることにしました。PC起動時はPCのUSBから、そうでない時は、付属の電源アダプターから電源を供給します。iONEにはバーブラウンのDACチップも入っています。RCA出力をプリアンプに送れば、DACに早変わり、ということになります。


Bluetoothをオーディオに組み込むのは、実は、今回が初めてです。ピュアオーディオに真剣に取り組まれている方は、けしからん、と思われるかも知れませんが、音楽の聴き方は本来、自由です。元々、Apple MusicはWifi経由でのストリーミング再生ですから、これはこれでアリ、ではないかと思っています。


さて、すんなり導入されたかような書き方ですが、音出しまで、いくつか壁がありましました。落とし穴だったのが、MQA対応です。最新ファームウェアでMQA対応となったようですが、この場合S/PDIF信号が出力されない、ことが判りました。サポートの方のアドバイスを受けて、5.3→5.2へダウングレードしました。MAQ音源を持たない身ですので、最新ファームウェアはオーバースペックだったわけです。市場にはバージョン違いが流通している可能性もあり、混乱が起きそうです。MQAってそんなにメジャーなんでしょうか?


iPhoneのUSB接続も、何かと不安定でした。ケーブル抜き差しで、音が出なくなる現象が、複数回起きました。そうなると、Bluetoothに切り替えても音が出なくなり、結局、ペアリングのやり直しが必要でした。開梱してから3日間ほど、???状態でしたが、幸い、サポートの方からは丁寧なメールをいただき、大きな問題は解決しました。というわけで、念願のiPhoneのピュアオーディオ組み込みができました。学生時分にミニコンポを手に入れ、デスク回りで聴いていた時の楽しさが甦ったような感覚です。

試しにメインシステムにiONEを組み込んでみましたが、音源の粗さ、再生の質が如実に出ます。いくら無限に音楽が聴けると言っても、MFPCに慣れた耳には、難しいと感じました。セカンドシステムでの徹底活用が、正解のようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする