2週間近く中国に出張していた関係で、更新が空いてしまいました。出発前の横浜、東京方面は、かなり寒かったです。長袖が恋しくなる7月というのも珍しいと思います。中国は日本より暑かったですが、それでも酷暑ではなく、やや拍子抜けしました。夏は夏らしくならないと・・・と調子の良いことを思った次第です。もっとも、夏が本格化すると真空管派としては、しばしのオフシーズンに入ります。5月以降、続いたオフ会も一段落しました。秋のオーディオシーズン開幕まで、ゆるりと音楽鑑賞やオーディオ周辺弄りを楽しむつもりです。
今回は青島から入って上海から抜けるコースでした。中国の新幹線(高速鉄道)にも初めて乗りました。路線も豊富で車中も快適。事前に予約するのが大変なようですが、使いこなせれば旅の幅が広がります。北の山東省と南の江蘇省では、街や郊外の雰囲気が随分と異なります。一番の違いは水の豊富さです。畑続きから水田続きへと変わりました。滞在した宜興は池や湖、川が豊富で、街自体も洗練されていました。最終日の上海は空港のみの素通りでした。仮にプライベートで来るならばまずは、上海を選ぶことになるでしょう。
久々にオーディオの話題です。HP300SEも購入から間もなく1年になります。HP300SEには、ゲイン設定が3段階(Low,Mid,High)ありますが、Low以外では使っていません。Mid以上にすると残留ノイズが大きくなり、曲によってはリスニングポジションにおいて気になることがあります。6月に一度、代理店のフューレンさんに状況を見ていただきました。本国のOctaveによると、プリメインアンプとパワーアンプでは入力感度が異なっているようです。プリメインアンプ(拙宅ではV40SE)をパワーアンプとして使う場合、プリ側のゲインはLowを推奨するとのことでした。
プリメインアンプの入力感度を下げることも可能だそうです。ただし、音色への影響もあるかも知れないとのこと。調整期間中、代替機としてOctaveのパワーアンプを貸し出しできるとの、危ない(笑)、お誘いもありました。迷いましたが、ここは従来通り、Low設定を継続することとしました。さて、2週間近くオーディオの音から離れていると、無性に音楽を聴きたくなります。海外出張から戻ると、まず日本食を食べたくなる心境と同じですね。というわけで、この梅雨明けまでは、真空管の灯入れの時間がやや多めになりそうです。