珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

TOPPING D10s他

2025-02-11 17:12:20 | オーディオ
昨日10日を有給休暇にしたために、この週末から週明けは4連休となっています。2月は下旬にも3連休があるので、ゆとりある2月となっています。連休の前半はカーリング日本選手権に熱が入りました。途中の駆け引きが面白く、時間経過を忘れて見入ってしまいました。3時間を超える熱戦も、結局は最後の一投げで明暗が分かれます。男女の決勝はそれぞれにドラマティックな展開となりましたが、特に男子のミリ単位での決着には痺れました。9月に行われる五輪をかけた戦いは、より一層シビアになることでしょう。

オーディオの方は、手持ちの音源の32bit Analyzedファイルへの変換が済んで、とっかえひっかえ聴いている状況です。当初、Oさん製作での音出しが上手く行くか判らなかった段階で、予備的に導入したのが、TOPPINGのD10sというUSB DACです。信じられないくらい安価な中華DACですが、なかなかの実力を持っているようです。開梱して電源ケーブルの入力端子が無い事に驚きました。バスパワーで動きます。メインシステムに組み込んでもいい音を出しますが、現在はセカンドシステムの正位置確保、となってます。

このDACとPC1台あれば、オーディオシステムの上流部を構成できます。現在は家庭のノートPC上で、wavファイルをfoobar2000で再生しています。D10sより下流は、Nuforce/HAP-100→Nuforce STA100→ALR/Jordan Classic 1 というラインナップです。現在、Amazon Musicは止めていて、他含めてサブスクは利用していません。音源探しとオーィオの両立という位置づけでしたが、楽曲を探すだけならyoutubeでも行えます。将来的にはPCをN100のような小振りの専用機にしてもよいかと思っています。


32bit Analyzedファイル再生に切り替えて以降、デジタル音源の購入頻度が上がっています。直近では、クラシックとロックが増えています。柔らかい音はより柔らかく、ガツンと来る音はよりガツンと・・・は、32bit Analyzedファイル再生に共通しています。ドイツ・グラモフォンの2枚は神保町で調達しました。ワルターの田園は欲しかった盤をヤフオクで、31年前の朝ドラ『ぴあの』サントラはメルカリで調達しました。100%ファイル再生派ですが、CD現物を調達するスタイル、守っていきたいと思います。


ビートルズは、2009年のリマスタリングCDが記憶に新しいですが、敢えて初期のCDを購入しています。ホワイトアルバムでは、冒頭の「Back in the U.S.S.R. 」を景気づけに音量厚めで聴いています。ジョージ・ハリスン「While My Guitar Gently Weeps 」も好きな曲ですが、クレジット外でエリック・クラプトンが参加しているとは知りませんでした。「Layla」はジョージ・ハリスンの奥さんへのクラプトンの想いを綴った曲として有名(実際にその後結婚&離婚)ですね。ロックはやはりガツンと熱く聴くに限ります。

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RDP7.17.6 導入

2025-01-19 17:22:53 | オーディオ
昨年末のオーディオ振り返りの中で、MFPC上の再生ソフトRDP(Realm Discovery Player) について触れました。今年に入って、その最新版であるバージョン7.17.6を導入しました。まだ導入して2日ですが、従来再生では今一つ聴き取りにくかった音が聴こえて驚いています。耳タコ音源を中心に聴いていますが、何かしらの発見があります。Analyzed形式のファイルが16bitから32bitに変わり、変換作業はやり直しですが、出音を聴いてしまうと仕方無いといった状況です。

最近のDACは32bitでの処理が普通になっているようです。そこで、あらかじめ32bitのAnalyzed形式の音源ファイルを用意し、それをKS(カーネルストリーミング)と呼ばれる伝送方法でDAC側に送るコンセプトです。音源のファイルサイズは倍になりますが、いわゆるハイレゾではありません。階調表現がより細かくなったと理解しています。従来の16bitのAnalyzed形式の音源に比べて、細かい音がしっかり定位します。カッチリした音はカッチリと、柔らかい音は柔らかく再生されます。声の消え際に、思わず唸ってしまいました。


Oさん製作のDACには中華DDC SU-2を介して、I2S信号を入力しています。このDACにはUSB入力があり、MFPCとの直結を試みました。当初音は音が出ずに焦りましたが、PC再起動で無事音が出ました。DACのUSBにはXMOS系の基板が使われていてKSモードを受け付けたようです。DDCを使っても32bit化の効果は感じられたのですが、USB直の方がより効果が出る印象です。画面からも分かるように、サンプリング周波数はCD規格の44.1kHzとなっています(入力がI2S2となっていますが、実際はUSBです)。


RDPの音については広島のサウンドデンでも取り扱いがあります。その再生を聴かれた社長が、音の良さに驚き、販売につながったようです。MFさんがタワーPCを3台拙宅に持ち込んだのは7年ほど前になります。あれからコロナ禍を挟んで随分年月が経過しました。この間、MFPCの形態、ソフトも大きく変わりました。最終的にはとてもシンプルなスタイルになりました。そしてオリジナルの再生方式の考案、ソフト実現に至りました。私は、その恩恵に預かるばかりで恐縮ですが、手持ちの音源の32bit化を、始めた次第です。
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2024年オーディオ、振り返り

2024-12-30 20:23:52 | オーディオ
早いもので2024年も残り1日少しとなりました。今年の冬休みは9連休と長丁場ですが、終わってみれば、あっという間だったとなりそうです。今年最後の日記は、オーディオ2024年の振り返りです。昨年末に、思い切ってウェルフロート・バベルを導入したこともあり、今年は大きな投資はできませんでした。その分、バベル導入の効果を、様々な曲を聴いて確認する・・・そんな1年間だったように思います。あとはMFPCの進化です。Analyzed形式のファイル再生に移行して、最早、WAVファイルの再生には戻れなくなりました。



■バベル周辺
昨年末にバベルを導入して、専らパワーアンプの直下に敷いてきました。その後、手持ちの音源をとっかえひっかえ聴きました。低音が小気味良く弾む一方で、沈み込みも増しました。結果、一体感、開放感のあるサウンドが展開されるようになりました。これはデジタル、アナログ共通の変化です。振動対策の効果については、6月のハンコックさん宅での実験でも確認しました。皆さんが使用されているを水平器を早速購入、パワーアンプ(V40SE)の位置調整に活用しています。目分量ではなく、客観的な指標に基づく調整が可能となりました。


導入した水平器はアカツキ製作所のDigi-Pas DWL-90Proです。本体とスマホをBluetoothで接続し、アプリの画面を見ながら調整します。XY方向のずれ量が数値で表示されるので、パワーアンプを動かす方向が明確です。水平が取れると画面の背景が緑色に変わります。しばらく放置しても安定的に水平が取れる条件が見つかればOKです。


■MFPC周辺
MFPCは2月にpythonプレイヤーを導入しました。Analyzed形式のファイル再生に初めて触れ、細かい音まで出す様に驚きました。WAVファイルをあらかじめAnalyzed形式に変換する必要がありますが、この1年近く、コツコツと変換作業を進めてきた次第です。オフ会において、再生中の音源情報が表示できないもどかしさはありましたが、より発展的なRDP(Realm Discovery Player)を供給いただき、問題は解消しました。pythonプレイヤーから再生上の進化もあるようで、MFさんには感謝あるのみです。


■USB-DDC周辺
ウェルフロートボードの上に載っているMFPC(N100)にはUSBケーブルが2本接続されています。白いCHORDのケーブルは音源を格納している外付けHDDにつながっています。一方、デジタル信号の出力には、オーディオクエストのUSBケーブルを使用しています。9月の赤羽オフにて、PC起因のノイズを除去する、A&R LabのUSB PD FIXcurrent+CPMspの存在を知りました。PCとUSBケーブルの間に挟んで使用します。無償のお試し利用で、音の見通しが良くなることを確認し、導入を決めました。



DDCの電源回りも、少し改善しました。セカンドシステムで使用していた、中村製作所のアイソレーショントランスNSIT-70Rをあてがいました。筐体の小さい方です。大きい方はDAC向けの出水電器のトランスです。セカンドシステムはAmazon musicを解約するなどシュリンク中で、資源をメインシステムに集中させました。


オーディオ機器関係の振り返りは以上です。今年も、例年並みにオーディオ交流をさせていただきました。旧来よりお付き合いのある方、新たに交流させていただいた方、またブログを訪れていただいた方、皆様に感謝いたします。当ブログを初めて間もなく15年になります。何歳までオーディオできるかは見通せませんが、諸先輩方を拝見していますと、今がちょうど折り返し地点ではないかと思います。音のことを書いてますが、結局は音楽が楽しいことが一番です。来年も同じ路線で参ります。

冬休みに入った初日、レコード調達に出かけました。途中、目黒の香港園に久しぶりに寄りました。池波正太郎にゆかりのあるこのお店、過去にも3度ほど日記にしています。ここの担々麺、何故か無性に食べたくなる時が来ます。青島ビールで更に緩むのも、毎度のパターンです。お腹が満足したら、次は神保町です。


三省堂(ビルを改修中で、仮店舗で営業)で、数冊本を調達した後、レコード社に足を延ばしました。年末ということで、嬉しい10%オフでした。調達したレコードは、松坂慶子、麗美、山口百恵という、脈絡ない組み合わせですが、これもまた愉し、といったところです。盤面を洗って、年明けから聴きます。


これで、今年の日記は最後です。皆様、良いお年をお迎え下さい。
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師走の甲府

2024-12-15 07:35:26 | オーディオ
12月8日、メンバー4名で武田信玄の生誕地として知られている要害山に登ってきました。秋の行楽シーズンが終わり、中央高速はスムーズに進めました。登山の時間も極めて短く、1日まったりと師走の甲府に浸ってきました。要害山は武田神社(信玄を奉っています)の先にあります。まずはお参りをして、登山口のある積翠寺温泉に向かいました。同温泉は学生時分に訪れたことがあり、37年ぶりの再訪となりました。寂れた感じもありましたが、懐かしかったです。

登り始めてしばらくすると甲府盆地を見渡せるようになりました。この日は典型的な冬型の気圧配置で、太平洋側は晴れだったのですが、流石に南アルプスは雲に覆われて見えず、でした。登山道には所々に門の跡が残されていて、かつて山城であったことを感じながら山頂を目指しました。


甲府から笛吹方面い移動し、信玄餅で有名な桔梗屋の工場に寄りました。この日のメインは登山ではなく、ほうとうだったかも知れません。敷地内の和食レストランで、4名全員がオーダーしました。かなりの具沢山で、冷えた体もすっかり温まりました。美味しかったのでお土産でも買いました。


締めは富士山の眺めの良い、ほったらかし温泉です。笛吹フルーツ公園の、さらに上方にあります。今回、初めて訪れました。1時間半ほど滞在し、富士を眺めながら、再び体を温めました。登山、食事、温泉を満喫したところで、帰路に就きました。


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夏の終わり

2024-08-25 21:56:52 | オーディオ
オリンピック、夏の甲子園が終わり、8月も残り1週となりました。お盆休みは完全オフで、いいリフレッシュとなりました。横浜方面は、依然暑い日が続いていますが、暑さのピーク少し過ぎたような印象です。夜中に冷房付けずに済む日が、徐々に増えつつあります。オーディオの方も、夜間に短時間聴く程度ですが、頻度が上がってきました。久しぶりに聴くと、同じシステムであっても、音に違和感を感ずるものですが、ようやく慣れてきました。オーディオシーズンの開幕までは、あと少しです。

近所の農園での「浜なし」の購入は、本日でこの夏2回目となりました。今年は収穫が遅めで、8月上旬は販売開始からすぐに売り切れる状況でした。知名度が上がったこともあり、最近は予約する方も多いようです。その分、農園での直売りの量は減ります。実際、開始30分も経たないうちに、売り切れという痛い目にもあったことがあります。そんなわけで、地元の利を生かして、販売開始の15分前から並び、ようやく調達した次第です。瑞々しい「浜なし」いただくことで、いつもの夏を実感します。


中島みゆきのCDは今一つ、音が良くない印象が先行していますが、先日ヤフオクで入手したこちらの盤は、購入して正解でした。『私の声が聞こえますか』は1976年のデビューアルバムです。専らレコードで聴いてきたのですが、Analyzed形式ファイルをMFPCで聴くと、細かいニュアンスまで表現されて、ドキっとしてしまいました。レコードの方が若い声に聞こえますが、デジタルには落ち着き、しっとり感があります。70年代のアナログしかなかった時代の盤のCDは、いろいろな発見がありそうです。

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