珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

夏の終わり

2024-08-25 21:56:52 | オーディオ
オリンピック、夏の甲子園が終わり、8月も残り1週となりました。お盆休みは完全オフで、いいリフレッシュとなりました。横浜方面は、依然暑い日が続いていますが、暑さのピーク少し過ぎたような印象です。夜中に冷房付けずに済む日が、徐々に増えつつあります。オーディオの方も、夜間に短時間聴く程度ですが、頻度が上がってきました。久しぶりに聴くと、同じシステムであっても、音に違和感を感ずるものですが、ようやく慣れてきました。オーディオシーズンの開幕までは、あと少しです。

近所の農園での「浜なし」の購入は、本日でこの夏2回目となりました。今年は収穫が遅めで、8月上旬は販売開始からすぐに売り切れる状況でした。知名度が上がったこともあり、最近は予約する方も多いようです。その分、農園での直売りの量は減ります。実際、開始30分も経たないうちに、売り切れという痛い目にもあったことがあります。そんなわけで、地元の利を生かして、販売開始の15分前から並び、ようやく調達した次第です。瑞々しい「浜なし」いただくことで、いつもの夏を実感します。


中島みゆきのCDは今一つ、音が良くない印象が先行していますが、先日ヤフオクで入手したこちらの盤は、購入して正解でした。『私の声が聞こえますか』は1976年のデビューアルバムです。専らレコードで聴いてきたのですが、Analyzed形式ファイルをMFPCで聴くと、細かいニュアンスまで表現されて、ドキっとしてしまいました。レコードの方が若い声に聞こえますが、デジタルには落ち着き、しっとり感があります。70年代のアナログしかなかった時代の盤のCDは、いろいろな発見がありそうです。

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2023年オーディオ振り返り

2023-12-31 11:52:46 | オーディオ
2023年も残すところ、本日のみとなりました。コロナが落ち着き、オーディオ生活にも日常が戻りました。会社の会議はすっかりリモートが浸透しましたが、オーディオ交流は、その場に行って実際に耳で聴かなければ始まりません。今年は久しぶりの訪問が多かったです。コロナ禍におけるオーディオとの向き合い方は、皆さんそれぞれでした。コツコツと進化させた方、大きな投資をされた方、ゼロから再構築の方・・・。そんな近況の確認が続いた1年でした。というわけで、2023年のオーディオ振り返りです。



今年のオーディオ投資は、後半に集中しました。大きくは①振動対策の強化、②MFPCの更新、となります。この2つはコロナ禍に始めた取り組みでもあります。初めてウェルデルタを導入したのは、2020年の末でした。以後、機器の足元、ラックのスパイク受けに導入していきました。MFPCの導入も2020年でした。同時にRoon、Direttaも導入しました。その後、コントロールPCとRoonコアPCを1本化しました。今年の取り組みは、コロナ禍のオーディオの取り組みの総仕上げ、といった位置づけになります。

振動対策は、現在、交流している方の多くが取り組まれていて、ブームの感すらあります。拙宅では、ウェルデルタの導入が皮切りとなりました。今年は残っていた、フォノイコのラックのスパイク受け、そしてパワーアンプの受けに手を入れることとなりました。DACを受けていたウェルデルタはラックのスパイク受けに回し、J1プロジェクトのインシュレータ、従来のウェルフロートボードで受けています。バベルは昨年の持ち込み試聴のインパクトが大きかったです。2024年の投資を前倒しする形で導入を決めさせていただきました。



一方、MFPCは1台のPCのみという、シンプル化の極みとなりました。従来より(現在も)PCオーディオの世界では、PCを1極集中とするのか、分散させるのかの議論が続いています。CPUの性能が上がると、音楽再生のCPU負荷は相対的に低くなるので、1極集中の理屈はつきます。管理も楽です。以前はLinuxベースの分散型でやってましたが、現在はN100というインテルのプロセッサを積んだWindows系のPCです。バックグラウンドのプロセスカット技術はMFさんに負うことろ大ですが、その恩恵に預かるのみです。



結局コロナ禍でやってきたことは、①上流側で音源情報をいかに損なわないか、②受けた情報を下流側でいかに音に変えるか、ではなかったかと思います。PCオーディオの話は①に、振動対策の話は①②いずれにも効くような感触を持っています。結果、音楽を聴くことが楽しくなれば、いいですね。この辺りは、また皆さんと交流しながら、(楽しく)議論していきましょう。PCオーディオ、振動対策いずれも、関心が高い対象と思いますので、実験交えて来年以降もレポートしていきます。

そんなこともあり、来年は投資がほぼできません。じっくり音楽を聴く年になりそうです。アナログ、デジタル問わず、音源収集に力を入れます。さしあたってJUJUの『帰ってきたママ』聴いてます。大橋純子さん、もんたよしのりさんの曲、入ってます。昨今の昭和賞賛のムード、ありがたいことです。



昨日、中華街に行ってきました。あまりの人の多さにびっくりしました。日常が戻ったことを、あらためて実感いたしました。オーディオ交流させていただいた方、ブログを訪問された方、来年もよろしくお願いします。良いお年を迎えて下さい。


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夏のオーディオ

2023-08-15 16:41:08 | オーディオ
8月も半ばとなりました。横浜方面は依然、暑い日々ですが、7月の異常な暑さからは後退した感があります。暑さに慣れたこともあるかも知れませんが、以前のような酷暑感がありません。気温のピークが35℃を超える、超えないでは体感が違う気がします。2週間予報によれば、横浜の最高気温は34~35℃あたりで推移しそうです。まだまだオーディオには厳しい気候がつづきますが、メインシステムの灯を入れる頻度が少しずつ上がっていきそうです。オーディオシーズン開幕まで、少々の我慢です。

しばらく聴いていないと、同じ音楽でも聴こえ方が違ってしまうことは、よくあります。セッティング等、システム側の理由もありますが、耳や頭など聴く側の理由もありそうです。こちらもシステム同様に、慣らし運転から再開といった感じです。聴く時間は夕食後、1時間から1時間半程度で、冷房も入れながらといったパターンが多いです。久しぶりに聴いて、低音の躍動感や解像度など美味しい再生につながる要素を確認して、一安心しました。夏場に調達した音源や各ジャンルのリファレンス曲を中心に聴いています。


以前に比べて、TVの音楽番組で昭和の音楽が取り上げられることが多くなった気がします。時代を超えて聴かれる曲・・・的なノリですね。平成、令和の世代に昭和が評価されるのは嬉しいことです。NHKのライブ・エールでは「道化師のソネット」「め組の人」「北酒場」など80年代初めの曲が懐かしかったです。無性に当時の曲が聴きたくなり、郷ひろみの「若さのカタルシス」や杉村尚美の「サンセット・メモリー」を棚から引っ張り出して聴きました。81年の春、ちょうど中学卒業~高校入学時分に流行ってました。


先週より10日間の夏休みを取っています。なでしこや甲子園見てたら、あっという間に半分過ぎてしまいました。恒例の浜なしも早速調達しました。散歩がてら近所の農場に出向いて購入します。スーパーには出回りません。食べごろを狙って採取され売られるので、瑞々しさが違います。台風7号の影響で、お盆の北アルプス(立山)は、明日16日からとなりました。台風が予想より西にずれたこともあり、室堂へのアクセスは問題なさそうです。昨年の針ノ木岳に続いて2年連続での北アルプス、楽しみにしています。

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EL34交換

2023-06-11 17:20:13 | オーディオ
GWオフ会あたりから、パワーアンプ(Octave のプリメインアンプV40SEをパワーアンプとして使用)の保護回路が働くようになり、そろそろ真空管を交換しなければと考えていました。いつも球を購入している秋葉原のアポロ電子のHPを見ると、当てにしていたスヴェトラーナ製のEL34の値段が表示されていません。テレフンケンやシーメンスといったビンテージ品は値段がついているものの、値が張ります。保護回路を気にしながらの再生では音楽を楽しめないので、GWの最終同曜日の6日に秋葉原に向かったのでした。


店頭に出向いて早々に、スヴェトラーナのEL34の件を伝えると、4月に完売したとの話でした。スヴェトラーナの球はロシア製です。この世界事情ですから入手が難しくなったり、制裁の煽りで値が上がることが容易に想像されます。もっとアンテナを張っていれば、売り切りセールの存在は知ることができたはずです。仕方なく、まだ残っているエレクトロハーモニックスで揃える方向で考えたのですが、レジ後方の棚にしっかり、スヴェトラーナの4つの箱が見えるではありませんか。ダメ元で尋ねたところ販売OKとのことでした。


在庫があったとは言え、球のばらつきはチェックしておきたいです。アポロ電子では事前に電流値測定を行っており、近しい球同士でペアを組ませて売っています。念のため、再度、電流値を測定していただき、問題なきことを確認しました。同店のHPは「音を聞いて真空管を選べる 」とも謳っています。もっともオーディオレベルでの試聴ではありませんし、こちらは藁をも掴む立場ですから、電流値測定OKの時点で、買いです。連休明け早々に新EL34に切り替え、何とかケニティーさんとのオフ会に間に合わせることができました。


その後、保護回路は働かなくなりました。バイアスの状況を確認しながら、ならし運転進行中です。真空管に限った話ではありませんが、「備えあれば憂いなし」です。資金に余裕が出たら予備品も購入したいところです。スヴェトラーナの新入荷が読めませんが、アポロ電子以外での調達も考えておく必要があります。これを機に、エレクトロハーモニックス製(やはりロシアで作ってます)、あるいはビンテージ品も視野に入れたいと思いました。オーディオにも戦争の影響が及んでいることを実感した次第です。
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ウェルデルタ近況

2023-03-26 21:14:40 | オーディオ
WBC盛り上がりましたね。特に最後の2戦は痺れる展開で、久々に野球を堪能しました。その後数日はWBCロスとなりましたが、この週末でそろそろ元に戻れそうです。そうこうしているうちに横浜は桜が満開となりました。残念ながらこの週末、土日いずれも雨で花見とはなりませんでした。昨日、予定していた登山も流れ、週末はほぼ自宅で過ごしました。音楽を聴くにはいい雨となりましたが、やはり年に1度は桜を楽しみたいものです。明日以降、天候を睨みつつ、早めに恩田川を散歩することにします。

2月末のオフ会の記事でも書きましたように、ラックのスパイク受けに使用していたウェルデルタを2段化しています。多段化の例としてウェルフロートバベルがありますが、おいそれと購入できるものでありません(ラックの足は4つありますし、そもそも無理です)。バベルは4段ですが、ウェルデルタを2段化する話を、Harubaruさんから伺っていました。先行使用の計らいをしていただきました。2月末に導入、現在に至っています(正式導入しました)。今年は大きな投資はできそうにないので、上半期はこれで一段落です。


ラックの足元の様子です。ウェルデルタの2段化を行ったのは、アナログプレイヤーやプリアンプが収まるセンターのラックです。2つのウェルデルタが60度ずれて重なっているのが分かりますでしょうか?ちなみ右側はDAC用のラックの足元です。こちらはウェルデルタ1段での受けとなっています。多段化は振動の抑制に有効なようで、天文の高精度な観測場面で実証があるようです。そのことが音にどう効くかが問題なわけですが、音の制動が効き、実在感が増す方向で導入して正解だったと思います。


この機会に、DACのやフォノイコ、更にはパワーアンプの受け方も弄っています。ウェルデルタに付属していたアルミの円柱は、DACとフォノイコから外し、パワーアンプのみ使用しています。試行錯誤が落ち着いたら、あらためて紹介します。
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