10月21日、そねさんとMFさんを招いてPCオーディオ実験、第3弾を行いました。第1弾が8月のそねさん宅、第2弾が9月のべルウッドさん宅での開催で、いずれもMFさんのトリプルPCを持ち込む企画でした。このところ多方面からお声がかかり、MFさんはご多忙の様子です。この日も厚木のHarubaruさん宅に納品?後に、拙宅に合流することとなりました。諸般の事情で合流が14時になるとの連絡が入り、一足先にそねさんとのオフ会を13時から始めることとしました。そねさんにお越しいただくのは2年ぶり、です。前回の写真を見ると機器は同じでも配置等を随分弄っていることが分かります。
おおまなかに、拙宅システムでのファイル再生鑑賞→PCオーディオ実験→アナログ鑑賞の流れで考えていました。というわけで、準備したCDも少なめです。最初はそねさんお一人でしたので、そねさんの前回の持ち込み音源で、気に入って購入していたミラバッシ(イタリアのピアニスト)もかけてみました。ウィーンアコースティックの鳴りっぷり、しなかやさ、といったお言葉をいただきました。既に8年選手となっていますがSPを長く使い続ける恩恵を、オーディオライフで初めて感じつつあります。したがって関心がPCトラポやDAC等のソース機器とアンプに向かう状況になっています。
やがてMFさんが到着され、一旦通常のオフ会を区切り、PCオーディオ実験へ移行しました。こちらが、私自身3度目となるトリプルPCです。3台はそれぞれ再生、コントロール、音源格納の役割を負っています。MFさんの探求心の下、日進月歩で中身が磨かれているようです。記事では控えますが、あっと驚く秘策も含まれていました。因みに、そねさんは6月~7月にかけての持ち込み企画に参加されて、遂にPCオーディオをトリプルPCのJPLAYへ一新されました。ある意味リスクを伴う持ち込み企画ですが、音は聴いてみなければ分かりません。二つ返事で了解した次第です。
実験を進めるにあたり、一つだけ問題がありました。拙宅のAIT DACはUSB入力が無い仕様です。本来なら再生PCからDACへ直結としたいところでしたが、USB-DDCで中継することとしました。MFさん持ち込みのUSB-DDCには光出力がなく、同軸での入力にしました(普段、私は光入力で聴いてますが、この日は久しぶりに同軸で聴きました)。セットアップに20~30分ほどかかったでしょうか。接続する機器が多いので相応に時間がかかります。まずは一発で音が出ましたのでホッとしました。途中、お八つ休憩挟んで、PCオーディオ実験スタートです。
いくつかのレファレンス音源をUSBメモリにコピーし、聴かせていただきました。light MPD×2台で普段聴いている音とWindows×3台+JPLAYの音の比較になります。POPS系では差が判りにくかったですが、ピリスのモーツァルトピアノソナタ(K.283)の澄み切った音に正直驚きました。ダイアナクラール「No moon at all」の低音部はより深みが増した印象です。これまでの経験でPCオーディオの音の改善には、パターンがあるように思います。一つは聴感上S/Nの改善(デジタル臭の抑制)、一つは低域解像度の改善です。この2曲は端的にその効果が表れたようです。
その後、そねさん、MFさんの気になる音源を中心に聴いていただきました。MFさんのサーバーPCにはご自身の音源は勿論、そねさんの音源の格納済です。皆さんそれぞれに、聴きどころがある様子です。そねさんは、熱心にメモを取られていました。お二人の感想はphilewebの記事にも書かれています。そねさんからは音場表現に富むクラシックを久々に楽しんだと伺い、お誘いして良かったと思いました。MFさんは真空管アンプの響きの良さが印象に残ったようです。OCTAVEは比較的真空管らしくないアンプと言われますが、その中にも何かを感じられたものと思います。
ちなみに今回のMFさんのJPLAYのDAC Linkの数字は700Hzではなく20Hzだそうです。以前使用していたアイソレータなどの機器も外す方向とのことで、シンプル化が進んでいるように思います。発生したノイズを抑えるのではなく、ノイズを発生させいない方向ですね。拙宅のlight MPD×2台はまだ導入して2か月です。即トリプルPCへ移行するのは憚られます(苦笑)。複数PC化のコンセプトは、lightMPDとJPLAYで共通性が見え隠れします。この日聴かせていただいた音をしっかり耳に刻んで、電源周り、LANケーブル辺りは追い込んでみようと思います。
そねさん、MFさん、8月に続いての実験の機会をありがとうございました。一般にはご法度の持ち込み企画でしたが、とても刺激的な半日となりました。6年ほどPCオーディオの世界に住んでいますが、かなり頂に近いところでの話題であることは間違いないでしょう。皆さんの進展はまた共有させて下さい。ところで臨時で導入した同軸入力ですが、192kHz/24bitの音源を再生できるので、そのまま居座っています。PC系との絶縁を期待して光入力を導入しましたが、ちゃっかりしてます。オーディオに限らない話ですが、適度な柔軟性は必要ですね。
おおまなかに、拙宅システムでのファイル再生鑑賞→PCオーディオ実験→アナログ鑑賞の流れで考えていました。というわけで、準備したCDも少なめです。最初はそねさんお一人でしたので、そねさんの前回の持ち込み音源で、気に入って購入していたミラバッシ(イタリアのピアニスト)もかけてみました。ウィーンアコースティックの鳴りっぷり、しなかやさ、といったお言葉をいただきました。既に8年選手となっていますがSPを長く使い続ける恩恵を、オーディオライフで初めて感じつつあります。したがって関心がPCトラポやDAC等のソース機器とアンプに向かう状況になっています。
やがてMFさんが到着され、一旦通常のオフ会を区切り、PCオーディオ実験へ移行しました。こちらが、私自身3度目となるトリプルPCです。3台はそれぞれ再生、コントロール、音源格納の役割を負っています。MFさんの探求心の下、日進月歩で中身が磨かれているようです。記事では控えますが、あっと驚く秘策も含まれていました。因みに、そねさんは6月~7月にかけての持ち込み企画に参加されて、遂にPCオーディオをトリプルPCのJPLAYへ一新されました。ある意味リスクを伴う持ち込み企画ですが、音は聴いてみなければ分かりません。二つ返事で了解した次第です。
実験を進めるにあたり、一つだけ問題がありました。拙宅のAIT DACはUSB入力が無い仕様です。本来なら再生PCからDACへ直結としたいところでしたが、USB-DDCで中継することとしました。MFさん持ち込みのUSB-DDCには光出力がなく、同軸での入力にしました(普段、私は光入力で聴いてますが、この日は久しぶりに同軸で聴きました)。セットアップに20~30分ほどかかったでしょうか。接続する機器が多いので相応に時間がかかります。まずは一発で音が出ましたのでホッとしました。途中、お八つ休憩挟んで、PCオーディオ実験スタートです。
いくつかのレファレンス音源をUSBメモリにコピーし、聴かせていただきました。light MPD×2台で普段聴いている音とWindows×3台+JPLAYの音の比較になります。POPS系では差が判りにくかったですが、ピリスのモーツァルトピアノソナタ(K.283)の澄み切った音に正直驚きました。ダイアナクラール「No moon at all」の低音部はより深みが増した印象です。これまでの経験でPCオーディオの音の改善には、パターンがあるように思います。一つは聴感上S/Nの改善(デジタル臭の抑制)、一つは低域解像度の改善です。この2曲は端的にその効果が表れたようです。
その後、そねさん、MFさんの気になる音源を中心に聴いていただきました。MFさんのサーバーPCにはご自身の音源は勿論、そねさんの音源の格納済です。皆さんそれぞれに、聴きどころがある様子です。そねさんは、熱心にメモを取られていました。お二人の感想はphilewebの記事にも書かれています。そねさんからは音場表現に富むクラシックを久々に楽しんだと伺い、お誘いして良かったと思いました。MFさんは真空管アンプの響きの良さが印象に残ったようです。OCTAVEは比較的真空管らしくないアンプと言われますが、その中にも何かを感じられたものと思います。
ちなみに今回のMFさんのJPLAYのDAC Linkの数字は700Hzではなく20Hzだそうです。以前使用していたアイソレータなどの機器も外す方向とのことで、シンプル化が進んでいるように思います。発生したノイズを抑えるのではなく、ノイズを発生させいない方向ですね。拙宅のlight MPD×2台はまだ導入して2か月です。即トリプルPCへ移行するのは憚られます(苦笑)。複数PC化のコンセプトは、lightMPDとJPLAYで共通性が見え隠れします。この日聴かせていただいた音をしっかり耳に刻んで、電源周り、LANケーブル辺りは追い込んでみようと思います。
そねさん、MFさん、8月に続いての実験の機会をありがとうございました。一般にはご法度の持ち込み企画でしたが、とても刺激的な半日となりました。6年ほどPCオーディオの世界に住んでいますが、かなり頂に近いところでの話題であることは間違いないでしょう。皆さんの進展はまた共有させて下さい。ところで臨時で導入した同軸入力ですが、192kHz/24bitの音源を再生できるので、そのまま居座っています。PC系との絶縁を期待して光入力を導入しましたが、ちゃっかりしてます。オーディオに限らない話ですが、適度な柔軟性は必要ですね。