夏休みの後半は久しぶりの家族旅行でした。10年近く途絶えていたので少々新鮮な感覚がありました。向かったのは京都です。ちょうど五山の送り火があり、生まれて初めて大文字焼きを見ることができました。京都に着いて驚いたのが外国人の多さです。アジアだけでなく欧米からもかなりの人が訪れていました。今、世界中の旅行者にとって、一番訪れたい場所が京都なのだそうです。普段、横浜に住んでいる私も、京都には他の都市に無い独特の雰囲気を感じます。道を歩いていても、バスに乗っていても、蕎麦屋さんに入っても、何か高揚感がありますね。2月のジャズ喫茶Murra以来の京都です。
旅の始まりは嵐山でした。天竜寺の庭、少し色づいてます。秋を先取りでしょうか。
天竜寺を抜けると竹林の散策コースが待っていました。竹が背丈が高いので暑さを凌げます。
展望の良い丘に登ってみました。下に見えるのは川下りで有名な保津川です。高校の修学旅行の班行動で保津川を下ったことは憶えています。
その保津川沿いに嵐山から亀岡方面へ向かうトロッコ電車で進みます。ここも外人さん多かったです。開放感ある車両(5号車)を確保できました。
桂方面へ移動しました。夏空が桂川に映っています。この橋のすぐ近くにある老舗の和菓子やでかき氷を食べましたが、何と30組待ち・・・。
翌日は涼を求めて、鞍馬・貴船方面へ出かけました。叡電に乗るのはおそらく初めてです。鞍馬では天狗のお出迎えでです。鞍馬寺から一山超えて貴船へ向かいました。
鞍馬と言えば義経ですね。奥州へ下る義経が背比べに使った石だそうです。丁度10年前の大河ドラマが義経でした。10年一昔と言われますが、あの当時、ここまでオーディオにのめり込んだり、全国のオーディオファンと交流したりするとは想像できませんでした。一方で10年の短さも感じます。時間の貴重さが身に沁みる年齢になりました。次の10年も想像の外側なんでしょうね。
貴船も大混雑でした。当てにしていた流しそうめんは4時間待ちで早々に断念。異様に高い川床料理もパスして、比較的すいている下流のお店にしました。
今回のハイライト、送り火です。時間帯をずらしていくつかの山で異なる文字が焼かれますが、まず見るならこちらです。出町柳近辺には7時頃から人がどんどん集まってきました。正味20分ほどでしょうか、形が崩れはじめたところで見納めとしました。帰りの混雑が心配されましたが、市バスの臨時便には助かりました。
最終日はまず宇治へ。ここも中学校以来の訪問になりますが、全く憶えていません(汗)。2014年にリニューアルされ鮮やかになったと聞きました。
平等院を出てちょっとした散策コースを歩きます。宇治川です。この上流は4月に訪れた立木音楽堂の脇を流れる瀬田川、そして琵琶湖となります。
最終日の午後はフリータイムにして、家内と二人で定番の銀閣寺に向かいました。ここも2度目ですが、すっかり記憶から抜け落ちています。修学旅行は行間だけを憶えているものなんですね。アップダウンのある順路から、銀閣と京都市外を見下ろす構図となっていました。哲学の道も歩きたかったのですが、時間切れで次に持ち越しました。
旅先ではその場所ならではの食事も楽しみです。嵐山ではそうめんと豆腐料理をいただきました。
寺町通りの三嶋亭は以前、東急ホテルのお店に行ったことがあります。砂糖をまぶして焼くスタイル、健在でした。ベテランの仲居さんが全て仕切りますので、こちらは安心して食に専念できます。とろける牛肉と京野菜の組み合わせ・・・ご馳走様でした。
ついつい食べてしまうので最終日はお腹も疲れ気味。最後の夕食は控えめに、にしんそばにしました。三条通りの蕎麦屋さんです。染み入るようにお腹を癒してくれました。
訪問先は京都でも有名な場所ばかりでしたが、久しぶりの家族旅行を楽しめました。時期も時期、場所も場所で出費は膨らみましたが、子からの提案は嬉しいものです。丁度旅行の最中に、昨年末NKHでやっていたドラマ「京都人の密かな愉しみ」夏編が放送されました。録画してあるのですが、まだ見れていません。晩夏を感じながら、ゆっくり見るのもいいかも。秋にも京都は訪れたいですね。紅葉の京都も魅力的ですが混雑必至です。比叡山あるいは愛宕山に逃れて、秋の京都を見下ろすのも手かと、思案しているところです。
旅の始まりは嵐山でした。天竜寺の庭、少し色づいてます。秋を先取りでしょうか。
天竜寺を抜けると竹林の散策コースが待っていました。竹が背丈が高いので暑さを凌げます。
展望の良い丘に登ってみました。下に見えるのは川下りで有名な保津川です。高校の修学旅行の班行動で保津川を下ったことは憶えています。
その保津川沿いに嵐山から亀岡方面へ向かうトロッコ電車で進みます。ここも外人さん多かったです。開放感ある車両(5号車)を確保できました。
桂方面へ移動しました。夏空が桂川に映っています。この橋のすぐ近くにある老舗の和菓子やでかき氷を食べましたが、何と30組待ち・・・。
翌日は涼を求めて、鞍馬・貴船方面へ出かけました。叡電に乗るのはおそらく初めてです。鞍馬では天狗のお出迎えでです。鞍馬寺から一山超えて貴船へ向かいました。
鞍馬と言えば義経ですね。奥州へ下る義経が背比べに使った石だそうです。丁度10年前の大河ドラマが義経でした。10年一昔と言われますが、あの当時、ここまでオーディオにのめり込んだり、全国のオーディオファンと交流したりするとは想像できませんでした。一方で10年の短さも感じます。時間の貴重さが身に沁みる年齢になりました。次の10年も想像の外側なんでしょうね。
貴船も大混雑でした。当てにしていた流しそうめんは4時間待ちで早々に断念。異様に高い川床料理もパスして、比較的すいている下流のお店にしました。
今回のハイライト、送り火です。時間帯をずらしていくつかの山で異なる文字が焼かれますが、まず見るならこちらです。出町柳近辺には7時頃から人がどんどん集まってきました。正味20分ほどでしょうか、形が崩れはじめたところで見納めとしました。帰りの混雑が心配されましたが、市バスの臨時便には助かりました。
最終日はまず宇治へ。ここも中学校以来の訪問になりますが、全く憶えていません(汗)。2014年にリニューアルされ鮮やかになったと聞きました。
平等院を出てちょっとした散策コースを歩きます。宇治川です。この上流は4月に訪れた立木音楽堂の脇を流れる瀬田川、そして琵琶湖となります。
最終日の午後はフリータイムにして、家内と二人で定番の銀閣寺に向かいました。ここも2度目ですが、すっかり記憶から抜け落ちています。修学旅行は行間だけを憶えているものなんですね。アップダウンのある順路から、銀閣と京都市外を見下ろす構図となっていました。哲学の道も歩きたかったのですが、時間切れで次に持ち越しました。
旅先ではその場所ならではの食事も楽しみです。嵐山ではそうめんと豆腐料理をいただきました。
寺町通りの三嶋亭は以前、東急ホテルのお店に行ったことがあります。砂糖をまぶして焼くスタイル、健在でした。ベテランの仲居さんが全て仕切りますので、こちらは安心して食に専念できます。とろける牛肉と京野菜の組み合わせ・・・ご馳走様でした。
ついつい食べてしまうので最終日はお腹も疲れ気味。最後の夕食は控えめに、にしんそばにしました。三条通りの蕎麦屋さんです。染み入るようにお腹を癒してくれました。
訪問先は京都でも有名な場所ばかりでしたが、久しぶりの家族旅行を楽しめました。時期も時期、場所も場所で出費は膨らみましたが、子からの提案は嬉しいものです。丁度旅行の最中に、昨年末NKHでやっていたドラマ「京都人の密かな愉しみ」夏編が放送されました。録画してあるのですが、まだ見れていません。晩夏を感じながら、ゆっくり見るのもいいかも。秋にも京都は訪れたいですね。紅葉の京都も魅力的ですが混雑必至です。比叡山あるいは愛宕山に逃れて、秋の京都を見下ろすのも手かと、思案しているところです。