珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

chibiさんとの相互オフ

2022-08-28 15:32:48 | オフ会
20日、chibiさんとの相互オフ会を行いました。chibiさんとは5月、genmiさんをゲストに相互オフ会をやっていますので、3ヶ月ぶりとなります。きっかけはchibiさんの、ウェルフロート「バベル」の導入でした。「バベル」についてはHarubaruさんから、その驚きの効果を伺っていましたが、chibiさんから、何と2台導入されたと連絡をいただきました。効果には関心がありましたので、お邪魔させていただくことになりました。拙宅オフ会を前座にして、ダブルヘッダーとなりました。chibiさん、やや早めの定点観測、ありがとうございました。

真空管アンプを使っていることもあり、8月の拙宅オフ会の記憶がほぼありません。7月~8月はオーディオ、オフシーズンの感覚があります。午前中はいつものオフ会同様、掃除とセッティングで過ごしました。デジタル、アナログの出音を確認し、SPのセッティングを調整しました。GW以降の変化点は、アナログプレイヤーへの足元のWELLDELTA導入、Diretta Target PCの変更(Latte Panda→Canarino Bridge DUB )です。最寄駅にchibiさんを迎えに行き、相互オフ会スタートです。


相互オフ会となると、前半後半それぞれ2時間ずつとなります。拙宅枠の2時間をさらにデジタル、アナログに分け聴いていただきました。デジタルは過去に聴いていただいてない曲をJazzヴォーカルに中心に聴いていただきました。一方、アナログは先日の中古レコード漁りの調達品を中心に選曲しました。GWから音は大きく変わっていないようでしたが、低音がより引き締まったとのご感想でした。私自身も久々に聴く音源で同様な印象を持っておりました。WELLDELTAが全般的にシステムに馴染んだのではないかと見ています。


移動他のインターバル1時間を挟んで、後半戦はchibiさんのお宅です。早速、リビングルームに通していただきました。この日の目玉は何と言っても「バベル」です。冒頭「バベル」を敢えて外してbeforeから入り、その後「バベル」を再投入してafterを聴かせていただきました。いつものように、大佐さんがチューンナップされたPCで、JRiver Media Center を使って再生していただきました。音源はジャズやソウルのライブが殆どでした。好きで普段聴いている音楽を、聴かせていただくのが一番です。


本日の主役「バベル」です。「バベル」はウェルフロートボードで使用されている吊り構造を4層も重ねています。振動の影響を徹底的の除くコンセプトのようです。chibiさんはPCの足元でもトライされたようですが、形状の問題もあり直に敷くことが難しく断念されました。現在は、クロックジェネレータとプリの電源にそれぞれ使用されています。写真はクロックジェネレータとの組み合わせです。「バベル」の天板は直径が175mmあります。機器の重心直下に敷いて使うことが基本のようです。


さて「バベル」の効果です。一聴、ヴォリュームが上がりました。chibiさん曰く、バベルの効き方は機種に依存するようです。当初、クロックジェネレータの下に置いたところ、空間が広がりよりナチュラルな音になったそうです。一方、PCやプリの電源では音の強さが増すようでした。この辺りは、結局試して自身で取捨を判断するしかありません。元来、chibiさんは濃いめの熱量あるサウンドがお好みだと思われますが、その方向にシステム全体を押し上げる効果があったのではないでしょうか?

相互オフ会の締めは、感想戦です。ご近所の海鮮居酒屋にて、刺身、焼き魚、豚肉をお酒でいただきました。日本酒が美味しく、少々飲み過ぎてしまいました。chibiさん、またの定点観測よろしくお願いします。
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針ノ木岳と蓮華岳、その2

2022-08-22 21:40:37 | その他
前回の続きです。今回の山行でお世話になった針ノ木小屋です。コロナ対応で完全予約制だったこともあり、おかけですし詰めの状態とはなりませんでした。感染者を出した山小屋があちらこちらで閉鎖になっている中、山小屋スタッフが真剣に取り組んでいる様子がよく分かりました。


2日目のスタートは空身での針ノ木岳往復です。台風が近づいていることが影響しているのか、昨日はより天候は崩れているようでした。最初の1本で標高2821mの山頂に到着しました。


昨日登った、お隣の蓮華岳です。端正なルックスの山です。右側へ下る稜線が「蓮華の大下り」です。七倉岳、舟窪小屋方面へ向かうルートは、ハードそうに見えました。


針ノ木岳からは黒部ダムが見渡せます。向かい側には立山と剣岳が並びます。黒部ダムへの観光客は針ノ木岳の下をトンネルでくぐるわけです。


この日、下ることになる針ノ木雪渓方面です。標高差1400mを一気に下ります。2日間、何とか天候がもってよかったです。


爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳から五竜岳、白馬岳へと続く、後立山連峰の山並みです。なかなか姿を見せなかった白馬岳でしたが、漸く最後に見ることができました。



最後に、高山植物の女王「コマクサ」です。こちらは初日の午後に撮りました。砂礫に咲く可憐なこの花を見ると、アルプスに来ていることを実感します。絶滅危惧にありますが、そうならないことを願うばかりです。

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針ノ木岳と蓮華岳、その1

2022-08-17 15:51:39 | その他
10日~12日にかけて北アルプスの針ノ木岳と蓮華岳に登ってきました。北アルプス入りは、コロナ前の槍ヶ岳以来、3年ぶりです。針ノ木岳はちょうど北アルプス北部・南部の境に位置し、学生時代から登りたい山の一つでした。台風が関東に迫っていましたが、何とか天候は持ち応えてくれました。幸い、槍・穂高・立山・剣と主要な山々を展望することができました。普段、いろんな山に登っていますが、アルプスはスケールが違うので、それなりに気合が入ります。10日深夜に都内を出発し、登山口のある扇沢を目指しました。

扇沢は黒部ダム観光の拠点でもあります。家族旅行で大町から室堂に抜けたのは、もう17、8年ほど前になります。第7波の真っ最中でしたが、観光客で結構賑わっていました。


扇沢の喧騒をよそに、我々は登山道を行きます。しばらく沢沿いのブナ林を進みます。最初のうちは斜度も緩く、陽も遮られ、快適でした。


更に進むと、本日のメイン、針ノ木雪渓が見えてきました。日本三大雪渓の一つです。大きな雪渓を登るのは、学生時代の白馬大雪渓以来となります。


雪渓ではアイゼンを使いました。アイゼンが雪面をしっかり捉えてくれるので、余計な力を使わずに済みます。雪渓の終わりまでは余裕の展開でしたが、ここから稜線に出るまでは、かなりの急斜面で難儀しました。


つづら折りの急登を終えて漸く針ノ木小屋(針ノ木峠)に到着です。槍ヶ岳、穂高岳が迎えてくれました。ここで昼食休憩とし、その後は空身で蓮華岳を往復することとしました。


何度か偽ピークに騙され、漸く標高約2,800mの蓮華岳山頂に到着です。この往復の間、徐々に天候が良くなり、見えていなかった山々が見え出しました。


北アルプス南部です。遠く槍ヶ岳、常念岳が見えます。手前の稜線は2014年に登った烏帽子岳~舟窪岳~七倉岳と続く稜線です。結構アップダウンがあります。しんどかったことに納得です。


眼下に広がるのは大町の市街です。遠く、浅間山まで見えます。夏の午後でこの見晴らしは想定外でした。


目を北に転じると、立山と剣岳です。他の山には無い存在感を放っていました。写真の視野からは外れますが、遠く能登半島を確認することもできました。出来過ぎです。


再び針ノ木小屋に戻ってくると、お隣の名峰、鹿島槍ヶ岳がどっしりとした姿見せてくれました。この後、メンバー3人でビールジョッキ(グラスです!)で乾杯し、初日を終えたのでした。


その2に続きます。
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オリビア・ニュートン=ジョンさん

2022-08-14 09:29:32 | POPS(洋)
8日に歌手のオリビア・ニュートン=ジョンさんが亡くなられました。私よりは世代が上になりますが、洋楽を聴くようになった中学時分、リアルタイムでもヒット曲を聴いていました。70年代のカントリー調から80年代のディスコ調まで楽曲の幅が広かったです。映画を通じて「カントリー・ロード」を知った若い方も多いと思います。90年代以降の活動にほとんど接することはありませんでしたが、ガンと闘いながら活動されていました。昨日も往年の曲をオーディオで流して、それこそ「オリビアを聴きながら」ご冥福を祈りました。

私がオリビア・ニュートン=ジョンさんの存在を知ったのは、小学校5年の時で、同じ住宅に住んでいた友人経由でした。お姉さんがファンだったのでしょうね。ただし、私自身が洋楽を聴くまでにはもう数年かかりましたので、70年代の楽曲はほぼ後追いです。長男だったせいか、洋楽を聴き始めるまでのハンデがありました。それでも後追いで知った70年代の曲にも好きな曲があります。シングルカットされた「Sam」は切ない歌詞のバラードで、その一つです。76年のアルバム『Don't Stop Believin'』に入っています。


私はベスト盤他、オリジナルのアルバムを3枚持っています。オーディオ的には音がイマイチなのが残念ですが、音だけ聴いているわけではないので・・・。リアルタイムで聴いていた「Magic」「Xanadu」「Physical」辺りが懐かしいです。手持ちにはアナログ盤が無いので、集める楽しみが残りました。中古市場にも多く出回っているでしょうから、直ぐに盤質のよいレコードに出合えることでしょう。オリビアさん、長い歌手活動、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
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トレーニング登山(日向山、鐘ヶ嶽)

2022-08-06 22:06:30 | その他
先週の日曜日、夏山のトレーニング兼ねて七沢温泉近くの日向山、鐘ヶ嶽に登ってきました。8月は北アルプスの針ノ木岳・蓮華岳、新潟の焼山が控えています。厳しい山なので、それなりの準備が要ります。2018年に富山の毛勝山に登った際も、事前に丹沢のバカ尾根で体に負荷をかけました。とは言え、連日の猛暑の真っ最中です。なるべく早朝に家を出て、午前中には下山する予定を組みました。まず向かったのは日向山の登山口、日向薬師です。訪れるのは、コロナが迫りつつあった2020年正月以来です。

日向薬師の中は通らず、回り道して登山道に入りました。こちらは日向薬師の最上部となります。日向地区は彼岸花が有名です。次のタイミングで訪れてみようと思っています。2つ登るので先を急ぎます。


日向山まではあっさり着くことができました。低地では大合唱の蝉も、不思議と山の中では鳴りをひそめていました。樹林帯の中は直射日光が遮られるので、助かります。それでもしっかり汗は出ます。こまめに水分補給しながら、広沢寺温泉方面へ下ります。


一旦、車道に出て、次の鐘ヶ嶽を目指します。車道は登山道と違って陽を遮るものがほぼありません。想定外にエネルギーを消費する羽目になりました。鐘ヶ嶽の登山道に入ってからは急登が続き、この日一番キツイ場面でした。それでも稜線からの景色、下から吹き上げる風のお陰で生き返った気分となりました。


この日、一番の景色はこちらです。遠く、江の島、三浦半島が望めます。手前は伊勢原、厚木の市街となります。今回登った2山は、標高500m前後の、いわゆる低山ですが、年中楽しめそうな印象を持ちました。ここからもうひと踏ん張りで、鐘ヶ嶽の山頂です。


鐘ヶ嶽山頂に到着しました。残念ながら展望はありませんでしたが、真夏のトレーニングの目的は達成できました。最後の休憩を取り、一気に広沢寺温泉入口のバス停まで下りました。真夏でなければ、白山を経て飯山観音に抜けたかったところですが、今回はこれで終了です。


これで、本番は快調に登れることでしょう。
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