珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

初夏の津山へ、那岐山(なぎさん)

2015-06-27 10:05:08 | その他
スイートサウンドさんご夫妻と岡山駅で別れた後、津山に向かいました。これまで岡山県は倉敷や総社は訪れていますが、内陸の山間部に入るのは初めてです。美作、津山、新見・・・同じ岡山でも海側と異なり素朴さが先行しそうですね。オフ会に登山を重ねるシリーズも伊吹山、剣山に続いて第3弾となりました。中国地方は有名な山が少なく百名山は鳥取の大山だけです。それでも中国山地が背骨ですから、登り甲斐のある山はあります。今回の目的の那岐山(なぎさん)も名山の一つで、昨年訪れた氷ノ山と同じ国定公園内にあります。岡山から1時間少し電車に揺られ、午後9時前、津山に到着しました。


翌日は梅雨の晴れ間となりました。津山駅からバスで、登山口のある奈義町へ向かいます。ルートは津山から智頭方面へ向かう国道53号です。バス停=登山口でないことは覚悟していましたが、できれば舗装道路は歩きたくないものです。結局30分ちょっとアプローチにかかりました。


登山コースの他、滝や城跡を巡る散策路も整備されていました。山頂へ向かうルートはA~Cの3コースです。尾根沿いCコースを登りに、沢沿いのBコースを下りに使うこととしました。


名木ノ城跡の分岐です。町名は奈義ですし、山の名前は那岐で、いずれも「なぎ」です。時代によって当て方が変わったのでしょうか。似たような例は他にもありそうですね。


この時期ですから木々の緑の濃さは十分です。そんな中、まだヤマツツジが頑張っていました。


途中、大神岩と呼ばれる見晴らしのいい(はずの)場所がありました。うーん、見晴らしは今ひとつです。足元に山麗の奈義町が広がっています。


いいペースで登れました。山頂は岡山県と鳥取県の県境に位置しています。残念ながらガスに包まれて無展望でした。雨でなかっただけでヨシとします。ここで短い昼食にして下山です。


ヤマアジサイの一種でしょうか。花数の少ないこのタイプをよく見かけました。


鳥の囀りに沢の音、普段オーディオで聴く音とは素性は異なりますが、耳に心地よいのは一緒です。さらに鮮やかな緑に新鮮な空気が加わります。こちらは登山口の脇にある蛇淵の滝です。


再び舗装道路を通ってバス停まで向かいます。下山すると日差しが出るのはありがちなパターンです。ちょうど鶴が視野を横切ったので撮ってみました。鶴と言えば、昨年の吉備路を思い出します。


棚田と呼ぶにはスケールが大きすぎますね。それでも十分、初夏の風情を感じます。津山の南、美咲町には百選にも選ばれる棚田があるそうです。田植えした後の、今が見頃かも知れません。


バス停から、那岐山の見納めです。これなら見晴らしがいいはずですが。


再び津山中心部に戻りました。姫路へ向かう姫新線まで時間の余裕がありましたので、津山城跡へ寄ることにしました。津山を流れる吉井川です。中央奥にある校舎はサッカーの強豪、作陽高校です。前日はスイートサウンドさんのお宅に向かう途中、野球の強い関西高校の前を通りました。名前を知っている学校の実物を見ると妙に嬉しくなる感覚、何なんでしょう。春の柳川高校の際も、似たような感覚でした。映像を通じて、こうした学校が国立競技場や甲子園で活躍したのを見たのは昔のことです。時間(懐かしさ)と空間(旅)のレンジが非日常的で、不思議な感覚をもたらすのでしょうね。


津山城跡は現在、鶴山(かくざん)公園となっています。本能寺の変で討死した森蘭丸の弟、森忠政が築いたそうです。天守閣は残っていませんが石垣だけでも見応えがありました。案内板のように花の名所でもあり、特に4月の桜が有名です。


桜は想像するしかありませんでしたが、ちょうどアジサイが見頃となっていました。直線配置、かつブルーで統一されているので清清しいですね。


城跡からの津山の眺めも素晴らしかったです。時間があれば、城下に繰り出して、旧い町並みも歩きたかったです。秋晴れのころなんか最高ででしょう。


天守閣跡で男子高校生2人組みに、スマホでの写真撮影を依頼されました。運動着の胸にSAKUYOの文字があったので尋ねたらサッカー部でした。目指せ全国!そんな想いを持って、津山城跡を離れました。


お土産の高瀬舟羊羹を津山駅で仕入れて、帰りは姫路までの2時間ほどのぶらり旅です。新見と姫路を結ぶ姫新線に直通電車はありません。佐用、播磨新宮でそれぞれ乗り換えです。


実は、乗換えで思わぬ落とし穴に・・・。せっかく買ったお土産を網棚に上げたのが失敗でした。佐用で乗り換える際に、すっかり忘れてしまい播磨新宮で気付いた時には後の祭りでした。取りあえず姫路駅の忘れ物センターに状況だけ伝えて連絡を待つことにしました。20分ほどで津山駅で保管されている旨の連絡が入り一安心。宅急便で自宅への送付をお願いしました。羊羹なので賞味期限が7月末までOKであることを確認済みでした。吉備団子の類だったら一部の配布先は断念だったでしょう。音会、食事、登山と濃い2日間を終えつつあったので、気が緩んでいたものと思います。
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音会in岡山、スイートサウンドさん宅再訪

2015-06-21 15:07:00 | オフ会
13日の土曜日、約1年ぶりに岡山のスイートサウンドさんのお宅、訪問してきました。スイートサウンドさん提唱の音会は、オフ会とは1文字違いですが、音でもてなすニュアンスが私も気に入っています。最初の音会が1年前で、この初春、2回目を拙宅にて行いました。例によって山陽本線ぶらり旅で兵庫から移動、お昼前に岡山駅でスイートサウンドさんと待ち合わせです。その土地々々の空気感ってありますね。岡山には何となく穏やかな空気を感じます。当然、先入観も入っているでしょうが、イメージを作り上げるのも旅の楽しみだと思います。思い入れが大事ななのはオーディオ機器だけではありません。


昨年のランチはばら寿司でしたが、今回も岡山らしい食事をと、事前にメッセージ交換をしていました。デミカツ丼をリクエストしたところ、老舗の味司野村(のむら)を紹介いただきました。ただし、地元だと返って食べる機会がないようで、スイートサウンドさんもデミカツ丼は初めてでした。カツ丼の上に掛かっているのはドミグラスソースです。少し奮発してヒレの上にしました。やや渋みのあるソースとカツの相性がよく新鮮なキャベツと一緒にいただきました。高砂や加古川には同様のかつめしがありますが、ソースがトマトベースで甘みが先行します。私は岡山の方に一票入れさせていただきます。


お腹を満たした後、早速、スイートサウンドさんの運転で岡山郊外のお宅へ向かいます。お店を出て30、40分でしょうか、見覚えのあるお宅に到着しました。玄関入ってすぐのリビングルームは、自然光に満ちたログハウス風の空間です。その居心地の良さは変わっていませんでしたが、システムの方は、かなり手を入れた模様です。1F、2Fを総入れ替えと言ってもいいでしょう。2FにあったPARC Audioの2Way SPが平行法でセットされていました。昨年は両フロアともメインシステムのような印象を受けましたが、1Fメイン、2Fサブの位置付けがよりはっきりしました。


1Fシステムの変化点の一つにサブウーハーの追加があります。こちらはPARC Audio製17cmユニットを使ったサブウーハーです。置き位置は自由とのことで、メインSPの右側に置かれています。


帯域を分けてSONYのサブウーハーSA-WM500も併用されています。再生の途中、オンオフを切り替えていただきましたが、すぐには差がわからないほど、サブウーハーの主張は控えめでした。


AITのパワーアンプが追加され、昨年2FにあったAIT DACとAIT プリが1Fに移動して揃い踏みです。私同様にデジタルの方はファイル再生に特化しています。ヤマハのCDプレイヤー兼ネットワークプレイヤーCD-N500は、DDコンバータとして利用されています。再生指示はノートPCから無線経由です。iPotタッチから無線経由でCuboxへ指示を出す拙宅と、操作環境も似ています。


LINNのLP12は昨年聴く機会が無く、ようやく聴かせていただけました。これは想定外でしたでの、プチサプライズの嬉しさです。


事前にスイートサウンドさんが用意されたリストに沿って音会は進行しました。鑑賞の他に実験の時間も考えられていたようですが、音楽を聴くと、どうしても纏わる話に時間が割かれます。進行は押し気味となり実験の時間は減ってしまいました(汗)。スイートサウンドさん曰く、昨年は選曲に苦労したそうですが、今年はジャンルを跨いでリストアップいただきました。川合郁子さんが3曲ほど選曲されていましたが、これは自信の表れでしょう。実験の件は恐縮ですが、ほぼ用意いただいた曲を掛けていただきました。私からリクエストしたのはウィリアムス浩子さん、手嶌葵さん、ビートルズ他数曲でした。


アナログは場の流れで、棚から一掴み的にピックアップいただきました。レコードを格納する棚は自作されたようです。レコードジャケットを並べて展示すると雰囲気が出ますね。アナログをより楽しむ工夫です。


岡山ならではの早熟の桃をハーフタイムにいただきました。桃作りはオーディオ同様にカット&トライの積み重ねが必要だそうです。リフレッシュ後は、2Fにて後半戦です。昨年よりずっとシンプルなシステムになっていました。システムの位置が前回より部屋の中央方向に移動した印象を受けたのですが、昨年の写真を見る限り、SP位置が後方に若干下がったようです。記憶はいい加減なものです。SPの手前側が少し持ち上げられていますね。GRFさんの床置きT4を連想しますが、実際、スイートサウンドさんもGRFさんの取り組みを参考にしているようでした。SPの仰角付けには木片が使われていました。


デノンのアナログプレイヤーDP-90、パイオニアのネットワークプレイヤーN-50は2Fに残っていますが、アンプ、DAC類は自作機器が並びます。こうして機器構成を俯瞰すると、スイートサウンドさんがいわゆる自作派であることを再認識します。求める音場表現は近いだけに、改めてアプローチの多様さに気付きます。


フルレンジSPは自作派の腕の見せ所でしょう。昨年にはなかったFOSTEXのユニットを使ったSPが収まっていました。とても開放感のある朗らかな音でした。一見、ユニットが一つに見えますが、中央部の突起を工夫して挙動を周辺部と変えているようです。メカニカル2Wayと呼ばれる方式です。方式も去ることながらユニットの値段を知って驚きました。昨今のオーディオ機器の異様な高騰ぶりは、こうした交流でも感じることができます。スイートサウンドさんは、大編成のオーケストラはあまり聴かず、中心はヴォーカル系です。フルレンジでも十分に楽しめます・・・というか、定位の良さの魅力は大きいですね。


小型SPは実験が楽です。次はPARC Audioのユニットを使ったSPへ入れ替えです。FOSTEXから一転、音が落ち着きます。ウェット感が出ました。当然、箱の違いが効いている可能性もあり、ユニットの個性と決めつけられません。それでも、出口だけで随分と変わるのですね。個人的には、あっけらかんとしたサウンドの前者が印象に残りました。


2Fは全般に肩の力を抜いて聴かせていただきました。お得意の女性ジャズヴォーカルはビヴァリー・ケニー、ベギー・リーです。若かりし頃の内田光子さんのモーツァルトのピアノソナタは、盤質も良く、しばし聴き入ってしましました。


約4時間の滞在でしたが、この1年でのスイートサウンドさんの試行錯誤、そしてシステムの進歩が伝わってくる音会でした。両システム共にヴォーカルが実在感を伴って浮かぶ様子は健在でした。昨年度は"スイートサウンド"のスイートな部分に焦点が合いましたが、低域の改善によりジャンルを超えて楽しめるシステムに変化していました(1F)。2Fの肩肘張らなないサウンドも印象的でした。音の広がり具合は、1Fへのいい刺激になることでしょう。ヴォーカル以外では伸びやかな川合郁子さんのヴァイオリンが素晴らしかったです。クラシックで重厚感を求めないとすると、もう上がりも近いのではないでしょうか?

今回の音会では、高さ方向の定位(の個人差)が面白かったです。両フロアのシステム共に、私の方がスイートサウンドさんより低めに知覚することが判りました。定位の高さはリスニングポジションの高低でも変化します。要は好みの音で聴ける位置に移動すればいいのですが、随分と個人差があることに驚きました。てっきり同じ高さで定位しているものと思っていましたが、オフ会では確認も必要ですね。その後、Philewebでは実験含めて議論が盛り上がっているようで、いい話題提供となりました。ちなみに私は目線の先に口元を求めますが、今回もほぼ、そのように聴こえてましたので、満足していました。

最後は岡山中心部に戻って感想戦です。奥様もご一緒に、すし秀に向かいました。にらさんから紹介いただいたお店です。昨夏、吉備路を散策した際は、定休日で涙を飲みました。漸く、念願のサーモンのたたきを食することができました。


握りずしも、茶わん蒸しも美味しくいただきました。寿司のレベルが高いとはにらさん評でしたが、実感しました。瀬戸内海の豊富な幸に加えて風土的な要素もあるのでしょうね。事前にスイートサウンドさんに予約をお願いしましたが、営業時間が不規則で確保するのに一苦労あったようです(下見もされたのでしょうか?)。


岡山駅で散会後、翌日の登山のために私は津山方面へ向かいました。スイートサウンドさん、2度目の音会in岡山、楽しかったです。ありがとうございました。また音を磨いたところで次の音会、いたしましょう。桃も順調に夏場を越せるといいですね。
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丹沢、檜洞丸

2015-06-13 06:17:13 | その他
6月7日、梅雨入り前の日曜日、K&Kさんご夫妻と丹沢の檜洞丸に登ってきました。ご夫妻とご一緒するのは、1月の大倉尾根以来です。丹沢西部にある檜洞丸は、アプローチが長く、表玄関の塔ノ岳に比べると人はぐっ減ります。その分、静けさを楽しめる山です。新松田でご夫妻と待ち合わせして、約1時間、富士急バスに揺られて登山口の西丹沢自然公園に向かいました。学生時代にお隣の畔ヶ丸に登って以来ですから、30年ぶりの西丹沢です。この2月、つつじ新道で滑落事故があったためか、数名のガイドさんが盛んに登山届の提出を促していました。


時期的に天候が心配でしたが、このところ晴天に恵まれるパターンが続いています。晴れていても梅雨前線の北側だったせいか、暑さは気になりませんでした。ブナをはじめとする樹林が陽を遮ってくれましたし、何よりフレッシュな緑に癒されました。


ご夫妻の昔のガイドブックによると、樹林続きで展望はあまり期待できなかったのですが、高度を上げるに連れて周囲の山々が見えてきました。道志方面の大室山です。山梨県との県境に位置する、この山もいずれ訪れたいです。


順調に高度上げて予定より早く山頂に到着です。山頂はちょっとした広場の風情でした。檜洞丸の標高は1600m超えで、丹沢山よりも高いです。止まると寒くなります。この時期でもダウンジャケットを着ている人がいたくらいです。山頂には昼食含めて1時間ほど滞在しました。


富士山!誰かの声に、皆が覗き込みます。山頂は隠れていますが、間違いなく富士山です。


やがて雲が切れ、山頂が姿を見せました。さすがに、雪がかなり減りましたね。富士山の見えない丹沢なんて・・・。よかったです。


山頂を後にしてからも富士山の眺めをしばし楽しみました。眼下には芦ノ湖も見えます。大涌谷もそうですが、このところ各地での火山活動が気になります。


東に目を転じると塔ノ岳が見えました。この時はてっきり鍋割山だと勘違いしていましたが、ネットでいろいろ調べてみたところ尊仏山荘、つまり塔ノ岳の頂上だと判りました。山荘の南側が平らになっているので確かに合致します。


海の眺めも丹沢の楽しみの一つです。真鶴岬が見えます。その奥は初島でしょう。初島は社員旅行、家族旅行で2度訪れたことがあります。この写真の左手には伊豆大島も見えていました。やがて眺めが途絶え始め、ここからは樹林の中を一気に下りました。


登りに使ったつつじ新道にあるように、この山域はツツジが見どころでもあります。さすがにもう終盤を迎えていましたが、ヤマツツジがまだ咲いていました。ここで最後の休憩です。奥様お手製のスポンジケーキを美味しくいただきました。


下山は思ったより時間がかかりました。石棚山稜コースは特に後半傾斜が急で足に応えました。下山先の箒沢(ほうきざわ)の渓谷です。水が澄んでいます。同じ神奈川県内に、このような自然が残っているとは、喜ばしいことです。近くには信玄の隠し湯だった中川温泉がありますし、大室山へのアクセスにも使えます。西丹沢の魅力を実感しました。幸い、帰りは臨時バスが出ていて、始発でなかったのですが、新松田まで座ることができました。新松田駅前のレトロな喫茶店で軽い打ち上げの後、散会となりました。


ご夫妻の海外登山シリーズ、今年はネパールを予定されているそうです。ただ先般の地震がありましたので、心配ですね。無事開催されることを願っています。檜洞丸は丹沢西部の山では一番登りたかった山で、私からお誘いしました。実際登ってみて、山の深さ、緑の豊富さ、沢の綺麗さ、そして人が少ないことによる静けさを楽しむことができました。ご夫妻も楽しまれた様子でよかったです。K&Kさん、最近はオフ会も精力的にこなされていますね。そちらの方でもまた交流させて下さい。三浦友里枝さんのラヴェルのリサイタル@フィリアホールも楽しみです。
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梅雨入りを前に

2015-06-06 21:29:49 | その他
既に梅雨入りした関西から金曜日、横浜に戻ってきました。兵庫も神奈川も似たような天候が続いていますが、片や梅雨入り、片や梅雨入り待ち。例年になく、予報官泣かせのようです。梅雨入り前の晴れ間を利用して、土曜日は家内と都内で食事をしてきました。?年目の誕生祝いですが、こうして梅雨入り前後に食事に出かけることが続いています。今回はBOさんからご紹介いただいた六本木のフレンチレストランにしました。少しワインを奮発してしまいましたが、年に数度ですから・・・。ちなみにシェフさんもオーディオ愛好家です。BOさんをだしに、帰り際にその方面の立ち話をしてきました。

帰りは青山一丁目まで酔いを覚ましながら歩きました。東京ミッドタウン、実は初めて訪れます。ここは昔防衛庁だった場所ですが、大人向けの商業スペースに様変わりしていました。乃木神社、旧乃木邸の脇を通って青山へ向かうルートは散歩にも適度な距離です。


さて、6月に入り、拙宅の庭でもこの時期ならでは花が咲き始めています。6月の花と言えば、先ずアジサイですが、拙宅には球状にピンクや青の花をつける典型的なアジサイはありません。こちらは葉に特徴がああるカシワバアジサイです。

そのカシワバアジサイのアップです。ブドウの房を逆さにしたような格好です。紅葉も楽しめるのでガーデニングでは人気があります。


こちらはずっと素朴なヤマアジサイです。アジサイは花が萎れた姿がさみしいのですが、これだけ小ぶりなら気にならないかも。拙宅にはありませんが、やはり小振りのガクアジサイも好みです。


黄色が眩しいビョウヤナギです。洋風のヒペリカムほど派手さはありませんが、一斉に咲くので存在感十分です。


南米原産の常緑樹のフェイジョアです。個性的な花です。果実が成るには、別品種が必要なので残念ながら拙宅では花の観賞までです。


ヤマボウシもこの時期のカオです。ハナミズキと似ていますが、時期は2ヶ月ほどヤマボウシが遅いです。ちなみに白いのは、花ではなくガクだそうです。


梅雨入り前は、花木の主張が最も大きくなる時期でもあります。個性的な花は大いに結構ですが、急激に伸びる枝は、頭が痛いです。
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