1月20日は神奈川低山シリーズ、メンバー4名での湯河原編でした。12月の鎌倉ハイキングに続く企画です。湯河原は熱海の手前に位置します。熱海ほど有名ではありませんが、文豪との関係もあり、温泉街もこじんまりしています。少し前に、都知事の別荘通いで話題になりましたね。勿論、私自身は行く機会ほとんどなく、家族旅行以来、十数年ぶりの湯河原入りとなりました。今回のハイキングで湯河原と源頼朝とのつながりを初めて見聞することもできました。大雪と最強寒波の前でしたので、穏やかな、そして少し春の到来も感じられるハイキングとなりました。
同じ神奈川県内ですから拙宅から湯河原へのアクセスは楽です。小田急線で藤沢に出て東海道線に乗り換えました。湯河原駅でメンバーと集合後、箱根方面に向かうバスに乗りました。湯河原の温泉街を経て登山口へ向います。この日は城山~幕山~南郷山の三つを登ります。
最初のピーク、城山です。なぜこの名前が付いているかというと、ここは平安末期の武家、土肥氏のお城だったからです。土肥実平は頼朝を支えて鎌倉幕府設立に貢献しました。
その城山からの眺めです。遠く見えている島は初島です。城山から一旦、一気に下ります。
途中、しとどの窟(しとどのいわや)に寄りました。ここは石橋山の戦いで敗れた頼朝が身を隠した場所とされています。そこへ食べ物を持ってきたのが先の実平の妻だったそうです。ちなみに持って行ったのが「きび餅」で、湯河原名物です。私もお土産に買いました。
城山から一旦、湯河原の梅林まで下りました。梅林は小田原のイメージがあったのですが、湯河原にも立派な梅林がありました。2月~3月にかけて「梅の宴」が開かれますが、さすがにこの時期はまだまだ蕾です。それでもいくつかフライング気味に咲いている樹がありました。
この日のメイン幕山を梅林から見上げます。所々に岩肌が顔を覗かせています。なかなか迫力のある山容です。確かに手前の梅が一斉に咲くと見事でしょうね。
しばらく梅林を進み、途中から登山道に入ります。しばらく登っているとロッククライミングの練習をしている人々が見えました。我々とは住む場所が違う方々です。
梅林から一気に幕山に登りましたので、いいトレーニングになりました。ここで1時間ほどお昼休憩をとりました。標高は600m少しですが海とセット楽しめるのが湘南の山の魅力です。先の鎌倉ハイキングもそうでしたが地元の低山の魅力が上がっています。
次の南郷山へ向かう途中、小さな池の脇を通りました。ここも頼朝ゆかりの地です。戦いに敗れた頼朝が池の水面に映る自身の姿を見て再起を誓ったとされます。確かに池にはなっていましたが、維持管理に四苦八苦されているようでした(行けば分かります)。
南郷山は山というより高台といった風情でした。ここで最後の休憩を取り一気に下山しました。真鶴岬の見晴らしが素晴らしかったです。右が湯河原、左が小田原方面になります。
湯河原はみかんの産地でもあります。時期はてっきり過ぎたものと思っていましたが、品種によっては年明に収穫するものもあるようです。3年前の早春、淡路島の諭鶴羽山に登った際、地元の農家の方からデコポンをいただいたことを思い出しました。
下山口からはバスで湯河原駅へ戻り、その後は日帰り温泉に入って缶ビール、焼酎で乾杯といった流れでした。今回は素通りしましたが、湯河原温泉にもまた行きたくなりました。文豪ゆかりの地、おいしいレストランもあります。とは言え、駅前のお土産屋は土曜の夕方にも関わらずほとんどシャッターを下ろしていました。観光地の生き残りは大変のようですが、湯河原は湯河原でその良さを維持して欲しいと思います。今回は箱根の外輪山にブロックされたため富士山は見れませんでしたが、湯河原から十国峠へ登るルートがあります。もっと暖かくなってから、ふらっと行ってみます。
同じ神奈川県内ですから拙宅から湯河原へのアクセスは楽です。小田急線で藤沢に出て東海道線に乗り換えました。湯河原駅でメンバーと集合後、箱根方面に向かうバスに乗りました。湯河原の温泉街を経て登山口へ向います。この日は城山~幕山~南郷山の三つを登ります。
最初のピーク、城山です。なぜこの名前が付いているかというと、ここは平安末期の武家、土肥氏のお城だったからです。土肥実平は頼朝を支えて鎌倉幕府設立に貢献しました。
その城山からの眺めです。遠く見えている島は初島です。城山から一旦、一気に下ります。
途中、しとどの窟(しとどのいわや)に寄りました。ここは石橋山の戦いで敗れた頼朝が身を隠した場所とされています。そこへ食べ物を持ってきたのが先の実平の妻だったそうです。ちなみに持って行ったのが「きび餅」で、湯河原名物です。私もお土産に買いました。
城山から一旦、湯河原の梅林まで下りました。梅林は小田原のイメージがあったのですが、湯河原にも立派な梅林がありました。2月~3月にかけて「梅の宴」が開かれますが、さすがにこの時期はまだまだ蕾です。それでもいくつかフライング気味に咲いている樹がありました。
この日のメイン幕山を梅林から見上げます。所々に岩肌が顔を覗かせています。なかなか迫力のある山容です。確かに手前の梅が一斉に咲くと見事でしょうね。
しばらく梅林を進み、途中から登山道に入ります。しばらく登っているとロッククライミングの練習をしている人々が見えました。我々とは住む場所が違う方々です。
梅林から一気に幕山に登りましたので、いいトレーニングになりました。ここで1時間ほどお昼休憩をとりました。標高は600m少しですが海とセット楽しめるのが湘南の山の魅力です。先の鎌倉ハイキングもそうでしたが地元の低山の魅力が上がっています。
次の南郷山へ向かう途中、小さな池の脇を通りました。ここも頼朝ゆかりの地です。戦いに敗れた頼朝が池の水面に映る自身の姿を見て再起を誓ったとされます。確かに池にはなっていましたが、維持管理に四苦八苦されているようでした(行けば分かります)。
南郷山は山というより高台といった風情でした。ここで最後の休憩を取り一気に下山しました。真鶴岬の見晴らしが素晴らしかったです。右が湯河原、左が小田原方面になります。
湯河原はみかんの産地でもあります。時期はてっきり過ぎたものと思っていましたが、品種によっては年明に収穫するものもあるようです。3年前の早春、淡路島の諭鶴羽山に登った際、地元の農家の方からデコポンをいただいたことを思い出しました。
下山口からはバスで湯河原駅へ戻り、その後は日帰り温泉に入って缶ビール、焼酎で乾杯といった流れでした。今回は素通りしましたが、湯河原温泉にもまた行きたくなりました。文豪ゆかりの地、おいしいレストランもあります。とは言え、駅前のお土産屋は土曜の夕方にも関わらずほとんどシャッターを下ろしていました。観光地の生き残りは大変のようですが、湯河原は湯河原でその良さを維持して欲しいと思います。今回は箱根の外輪山にブロックされたため富士山は見れませんでしたが、湯河原から十国峠へ登るルートがあります。もっと暖かくなってから、ふらっと行ってみます。