先日の Halie Loren の話題でも触れた「Blue Skies」を紹介します。元はミュージカルの曲ですが、Jazz でもよく取り上げられています。現在、この曲を含むアルバムを4枚所有していますが4者4様です。おそらく他のシンガー、演奏者でも違った「Blue Skies」が楽しめることでしょう。メロディも詩もわかりやすいシンプルな曲ですが、何度聴いても飽きません。アレンジや間奏もそれぞれに味があります。
まずは、ライブの余韻も残っている Halie Loren です。アルバム『青い影』の3曲目に入っています。最初は表題曲狙いで買ったのですが、単曲ではこれが一番気に入りました。明るいピアノのイントロに、やや霞みがかった歌声・・・。ライブでもセットリストに入っていました。好きな曲のイントロがライブでかかると、それだけで拍手しますね。まだ知ってから半年ですから、彗星のように出てきたシンガーです。
続いて、こちらも定評のある女性シンガー、Eva Cassidy の『Live at Blues Alley』です。残念ながら短命だった彼女は33歳の若さでこの世を去っています。正確には彼女は Jazz シンガーではありませんが、このライブ盤では有名な曲含めてJazzを楽しめます。全般を通じてエネルギー感溢れる、張りのある声に圧倒されます。もちろん「Blue Skies」も快調で、間奏のピアノがそれに輪をかけます。
こちらはカントリーの大御所 Willie Nelson のスタンダード集です。渋い「Blue Skies」です。語りかけるような歌い出し、間奏のフォークギター、バックのハーモニカと、浸れる要素満載です。昨秋ステレオサウンドから出されたリファレンスレコードにも表題曲「Stardust」が入っていました。最近では Norah Jones とのコラボもあります。長らく「USA for Africa」だけの接点でしたが、風向きが変わってきました。
最後は、Stan Getz のアルバム『Blue Skies』です。82年の録音ですから晩年の部類に入ります。何とも落ち着いた余裕のある音色は、年季を重ねた Stan Getz の成せる業でしょうか。スローテンポな「Blue Skies」からイメージするのは、青空というより夜空なんですが。アルバム全般に感じるのは、共演アーティストのさりげない演奏の良さです。特に Jim McNeely のピアノが沁みます。
実際の青空にも様々な表情がありますし、また同じ青空に対しても感じ方は人によって様々です。さらに言えば、個人においてすら気分次第で感じ方も変わりますね。太田裕美の曲に「青空を見てため息をつく」的な言い回しがありました。未知の「Blue Skies」との出会いも楽しみですが、5年後、10年後に今回取り上げた曲がどんな風に聴こえるのか、も楽しみです。
まずは、ライブの余韻も残っている Halie Loren です。アルバム『青い影』の3曲目に入っています。最初は表題曲狙いで買ったのですが、単曲ではこれが一番気に入りました。明るいピアノのイントロに、やや霞みがかった歌声・・・。ライブでもセットリストに入っていました。好きな曲のイントロがライブでかかると、それだけで拍手しますね。まだ知ってから半年ですから、彗星のように出てきたシンガーです。
続いて、こちらも定評のある女性シンガー、Eva Cassidy の『Live at Blues Alley』です。残念ながら短命だった彼女は33歳の若さでこの世を去っています。正確には彼女は Jazz シンガーではありませんが、このライブ盤では有名な曲含めてJazzを楽しめます。全般を通じてエネルギー感溢れる、張りのある声に圧倒されます。もちろん「Blue Skies」も快調で、間奏のピアノがそれに輪をかけます。
こちらはカントリーの大御所 Willie Nelson のスタンダード集です。渋い「Blue Skies」です。語りかけるような歌い出し、間奏のフォークギター、バックのハーモニカと、浸れる要素満載です。昨秋ステレオサウンドから出されたリファレンスレコードにも表題曲「Stardust」が入っていました。最近では Norah Jones とのコラボもあります。長らく「USA for Africa」だけの接点でしたが、風向きが変わってきました。
最後は、Stan Getz のアルバム『Blue Skies』です。82年の録音ですから晩年の部類に入ります。何とも落ち着いた余裕のある音色は、年季を重ねた Stan Getz の成せる業でしょうか。スローテンポな「Blue Skies」からイメージするのは、青空というより夜空なんですが。アルバム全般に感じるのは、共演アーティストのさりげない演奏の良さです。特に Jim McNeely のピアノが沁みます。
実際の青空にも様々な表情がありますし、また同じ青空に対しても感じ方は人によって様々です。さらに言えば、個人においてすら気分次第で感じ方も変わりますね。太田裕美の曲に「青空を見てため息をつく」的な言い回しがありました。未知の「Blue Skies」との出会いも楽しみですが、5年後、10年後に今回取り上げた曲がどんな風に聴こえるのか、も楽しみです。