GWがいよいよ始まりました。今年は10連休で、仕事の方はサビついてしまいそうですが、音楽を楽しむにはいい機会ですね。GW初日の昨日は、世田谷のOさん宅を訪問しました。Oさんは当ブログからもリンクを張っているMy Audioにて、ご自身のシステムを紹介されています。左記のページでも書かれていますが、オーディオ歴は長く87年にはSS誌で菅野さんの訪問を受けています。比較的最近の号でも石井さんのルームチューニングの記事で再登場されていました。JBLのSPの調整待ちでしたが、ようやく済んだとの連絡を受け、27日に訪問させていただきました。
向かったのは二子玉川の少し先です。駅を降りるとすぐに環状八号がありました。ここは小学校の高学年の頃、外車を見に近所の友達と来た憶えがあります。いわゆるスーパーカーブームで、ランボルギーニ、フェラーリ、ポルシェ等に子供が夢中だった時代です。少し早めに駅に着いたので、昔を懐かしんで環八沿いを歩いてみました。こんな感じで歩道橋からお目当ての車を追いかけていたのでしょう。
お使いのSPはJBL4344です。私はJBLファンではないので詳しくはわからないのですが、80年代の製品ながら根強い支持があるモデルのようです。JBLには音が前に出るイメージがあり、ジャンルではジャズという先入感がありますが、Oさんはほとんどクラシックを聴かれています。それもmchintoshのプリとの組み合わせで。4344自体は平行にセッティングされていて、定位と音場の広がりがバランスとれていています。確かにクラシックを愉しめるシステムです。結局はどう鳴らすかが大事だということですね。地方の出張先で使われていたELACの小型SP 310CEもこの日は戻ってきていました。
※後日、4344は15度内振りと、ご指摘いただきました。
本日の影の主役がこちらです。CHORDのDAC64の下にあるべリンガーのDEQ2496です。デジタルの入出力があり、DACの前段で周波数特性を調整します。調整の対象はいくつかありますが、定在波や共鳴など部屋に起因する音質阻害要因を除くことが基本とのことでした。全体の周波数特性(フラットとかハイ落ちとか)の調整は、その次のステップです。現在ではアナログレコードも一旦AD変換するほど、DEQ2496はOさんにとって欠かせない機器となっています。実売価格で2万円台ですから、コストパフォーマンスは高く、Oさんの言われるようにデジタルケーブルと割り切って導入するのも、ありだと思いました。
お部屋は多摩川や丹沢、富士山の眺めが大変良いのですが、代償として左右の壁がガラスと板で非対称です。オーディオ的にはハンデですが、それでも正確なステレオ再生を追求する姿勢は勉強になりました。クラシック再生における低域の大切さも再認識しました。I Musiciの「四季」は自宅にもありますが、ここまでの厚みがあったかどうか。定位のぶれないチェロも刺激を受けました。DEQ2496の効果やDACの差異にフォーカスした実験的な聴き方も、理系の私には単純に楽しかったです。音響特性は理屈が明快です。これまで無頓着過ぎた計測という視点を、やっと持つきっかけとなりそうです。
実はGW初日のこの日は慌ただしい1日でした。午前中にAIT LABOのDAC(ただしパーツ)を受け取り、その後は港北ニュータウンの自転車屋さんでクロスバイクを注文しました。オフ会から戻ったのは19時過ぎです。写真はその頃の恩田川付近です。中央奥の山々が大山~丹沢です。夕飯後は早速DACを組みた立て、無事に音が出るところまで確認しました。
向かったのは二子玉川の少し先です。駅を降りるとすぐに環状八号がありました。ここは小学校の高学年の頃、外車を見に近所の友達と来た憶えがあります。いわゆるスーパーカーブームで、ランボルギーニ、フェラーリ、ポルシェ等に子供が夢中だった時代です。少し早めに駅に着いたので、昔を懐かしんで環八沿いを歩いてみました。こんな感じで歩道橋からお目当ての車を追いかけていたのでしょう。
お使いのSPはJBL4344です。私はJBLファンではないので詳しくはわからないのですが、80年代の製品ながら根強い支持があるモデルのようです。JBLには音が前に出るイメージがあり、ジャンルではジャズという先入感がありますが、Oさんはほとんどクラシックを聴かれています。それもmchintoshのプリとの組み合わせで。4344自体は平行にセッティングされていて、定位と音場の広がりがバランスとれていています。確かにクラシックを愉しめるシステムです。結局はどう鳴らすかが大事だということですね。地方の出張先で使われていたELACの小型SP 310CEもこの日は戻ってきていました。
※後日、4344は15度内振りと、ご指摘いただきました。
本日の影の主役がこちらです。CHORDのDAC64の下にあるべリンガーのDEQ2496です。デジタルの入出力があり、DACの前段で周波数特性を調整します。調整の対象はいくつかありますが、定在波や共鳴など部屋に起因する音質阻害要因を除くことが基本とのことでした。全体の周波数特性(フラットとかハイ落ちとか)の調整は、その次のステップです。現在ではアナログレコードも一旦AD変換するほど、DEQ2496はOさんにとって欠かせない機器となっています。実売価格で2万円台ですから、コストパフォーマンスは高く、Oさんの言われるようにデジタルケーブルと割り切って導入するのも、ありだと思いました。
お部屋は多摩川や丹沢、富士山の眺めが大変良いのですが、代償として左右の壁がガラスと板で非対称です。オーディオ的にはハンデですが、それでも正確なステレオ再生を追求する姿勢は勉強になりました。クラシック再生における低域の大切さも再認識しました。I Musiciの「四季」は自宅にもありますが、ここまでの厚みがあったかどうか。定位のぶれないチェロも刺激を受けました。DEQ2496の効果やDACの差異にフォーカスした実験的な聴き方も、理系の私には単純に楽しかったです。音響特性は理屈が明快です。これまで無頓着過ぎた計測という視点を、やっと持つきっかけとなりそうです。
実はGW初日のこの日は慌ただしい1日でした。午前中にAIT LABOのDAC(ただしパーツ)を受け取り、その後は港北ニュータウンの自転車屋さんでクロスバイクを注文しました。オフ会から戻ったのは19時過ぎです。写真はその頃の恩田川付近です。中央奥の山々が大山~丹沢です。夕飯後は早速DACを組みた立て、無事に音が出るところまで確認しました。