珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

ヴィエナアコースティック試聴会

2010-03-28 09:46:24 | オーディオ
取り扱い代理店がCECからAlphaMegaに代わったヴィエナアコース
ティックの試聴会@テレオンに参加してきました。約2時間、
視聴したスピーカーは、Haydn Grand(旧S-1G)、The Kiss、
The Music の3種でした。セールスディレクターの Kevin Wolff 氏が
オーストリアから来ていました。通訳の人があまりオーディオに精通
していなかったのか、所々、説明には違和感も感じましたが、音その
ものは満足できました。

スピーカー以外は固定で、デノンのプレイヤー(DCD-SX?DCD-SA1?)、
マランツのプリSC-7S2、アキュフェーズのパワーA-95の、国産
オールスター級のラインナップです。始まる前から、BGMでHaydn Grandが
いい音で鳴っていました。以前にもHaydn Grand を聴いたことがありますが、
まるで別のスピーカーのようでした。20万円以下のスピーカーに、
プレイヤー+アンプでover 200万円という、非現実的な組み合わせでしたが、
しっかり上流の機器に応えていました。



当日の目当ては、The KissとThe Music。The Kissは3曲しか
聴けなかったので少々残念でしたが、その分The Musicはたっぷり聴く
ことができました。Haydn Grand から The Kissに変わったことで、
一気にリアル感が増しました。初っ端が石川さゆりの”津軽海峡冬景色”
でしたが、実在感に思わず微笑んでしまいました。The Music は
更にスケール感が高まります。休憩中にWolff氏が遊びでかけた、
打楽器主体の楽曲(詳細不明)が迫力満点で凄かったです。



3種のスピーカー、価格は違いますが、音色やナチュラル感は一貫していて
好感が持てました。樹脂製のドライバーユニット、北イタリアで作っている
エンクロージャーへのこだわり、は機種によらず共通のようです。
いつかはThe Music とも思いますが、部屋の大きさ、価格・・・を
考えると難しいです。ちなみに Wolff氏個人は The Kiss を所有しているとか。

なお、ウィーンではなく、ヴィエナがグローバルな呼び方のようです
(本国ではヴィンらしい)。AlphaMegaのサイトでもヴィエナと記述
していますので、それに倣いました。

AlphaMegaホームページ


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ボサノバ絡みのジャズ:Recado Bossa Nova

2010-03-22 23:15:30 | ジャズ
ジャズより先にボサノバやラテン音楽の世界に入ったこともあり、
ラテン要素の入ったジャズを好んで聴いています。今回は、Recado
Bossa Novaを取り上げます。

この曲を初めて知ったのは学生の時です。80年代の後半、セブンスターEXの
コマーシャルで軽快に流れていました。タバコは当時も今も吸いませんが、
洗練された雰囲気がCM映像とマッチしていたのを憶えています。写真は
当時買った日本版です。Recado Bossa Nova(このアルバムではThe Gift!
というタイトル)以外の曲は、洗練というより元気溌剌といった感です。
Eydie Gorme は本来、その路線なのかも知れません。



続いて昨年買ったイタリアのJazzアルバムを紹介します。アルバムの
タイトルが Recado Bossa Nova そのものとなっています。昨年はこの
アルバムをよく聴きました。Gianni Bassoのサックスに絡む、
Irio De Paulaのギターが最高です。残念ながらBassoは昨年
帰らぬ人となりましたが、Irio De Paulaというギタリストを
知れたことは大きな収穫でした。Bassoはもちろん、Irio De Paulaの
作品も、これからも集めようと思っています。



Jazzで Recado Bossa Nova と来れば、やはりHank Mobleyは外せません。
紹介した3曲の中では一番軽やかな印象です。Lee Morgan のトランペットも
Mobley に負けず素晴らしいです。1曲目のThe Dipもそうですが、全体に
わかりやすい旋律の曲が多く、Jazz初心者も入りやすいでしょう。
Mobley の代表作、Soul Station も所有していますが、個人的にはこちらの
方が気に入っています。


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USB-DAC、D-07

2010-03-17 06:59:00 | オーディオ
エソテリックのUSB-DAC、D-07を購入して間もなく3カ月になります。
DACを使うなどとは、1年前は考えてもいませんでした。今では
メインシステムに欠かせないコンポーネントとなっています。3月に
なって発売されたオーディオ誌を見ても、USB-DACの扱いが増えて
います。PCオーディオの普及でUSB-DACは一気に注目株になった感が
あります。

DACはデジタル信号を処理する演算装置が核となっています。これが
日進月歩で進化しているので、ここ数年で音質がさらに上がる、
あるいは同じ音質なら価格が下がることが期待されます。アンプや
スピーカーももちろん進化はしていますが、DACの進化のスピードは
オーディオ機器でも特異だと思います。

D-07にはPCM信号をアップコンバート(サンプリング周波数を上げる)
したり、DSD信号に変換する機能があります。説明書には前者は重厚
感が増し、後者は空間表現が上がる・・・とあります。確かにDSD
変換をONからOFFにすると何となく彫りが浅くなり、平たくなる印象
があります。重厚感はBlackBoxで補えるので今はDSD変換モードに
設定しています。



ちなみに、シリアル番号は0020023です。ショップの人は、
おそらく全国で23台目に製造された製品と言っていました。
相棒となるトランスポートの購入はまだ先になりますが、
PD-D9(パイオニアのCD/SACDプレイヤー)やPCの接続で
D-07を使いこなそうと思っています。PCオーディオの音に
ついては、あらためて紹介します。

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Born to be blue

2010-03-11 23:52:37 | ジャズ
プロフィールの画像の中から、5枚目(最後)のアルバムを紹介します。
BEVERLY KENNEYは、数年前、ネットで知りました。どの
サイトだったか憶えていませんが、Jazzの女性ヴォーカルの
紹介を中心としたサイトでした。彼女は6枚のアルバムを残したとされて
いましたが、7枚目のアルバムがLPで出るなど、未だに根強い人気が
あります。

歌声は一言で言えば、Cute。喋るような歌声に、装置の前で聴きいった
人は多いのではないでしょうか。女性ヴォーカル、特にJazzの女性
ヴォーカルにセクシーさを求める方には、当てが外れるかも知れません。

最近はソフィーミルマン、ニッキパロットなど、どちらかというと低音に
魅力ある女性ヴォーカルを好んで聴いていますが、たまに可愛らしさも
いいなと思って、聴いています。表題のBorn to be blueの他、
Go away,my love、Beyond the next hill、Where can I go without youが
私のお薦めです。

まだ彼女のアルバムは、7枚中、2枚しか所有していません。時間は
かかっても、集めたいと思っています。


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CDを聴き直す

2010-03-09 00:48:54 | オーディオ
昨年末に単体のDAコンバーターD-07を、今年に入って
プリメインアンプV40SEを購入し、この3カ月でメイン
システムが大きくかわりました。しばらくは大きい
投資はできませんので、エージングとチューニングを
楽しむつもりです。

よく装置が変わるとCDを聴き直したくなると言いますが、
まさしく、今がそのような時期です。平日は仕事のため
なかなか聴き込むことができませんが、週末を中心に
棚からCDを出しては聴いています。情報量は確かに
増えていて、久しぶりの曲はもちろん、普段聴いている
曲の中にも再発見があったりします。

オーディオが引き金になって音楽を愉しみ、音楽が引き金
になってオーディオを愉しむ・・・こんな感じでやって
いければいいです。

Beethoven Baby Grand(現在の代理店ではT-3GBと呼ばない
ようです)、D-07、V40SEの組み合わせのカラーも何となく
見えてきました。音の特徴については、もう少し聴き込んで
報告したいと思います。


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