7月18日、Philewebつながりで秦野のchilさん宅を訪問してきました。このところ、神奈川中西部のオーディオファンの方との交流の輪が広がっていますが、またまた、お仲間が増えました。午前中は日経のバックナンバーを購入しに、神保町へ。会社の寮で見た夕刊最終面のチョンキョンファさんの欄が気になっていました。目的を達した後は、都営新宿線、小田急線とつないで、渋沢駅へ向かいました。1月の丹沢以来、半年ぶりの渋沢です。半年前ながら随分懐かしくも感じたのは、何なんでしょうね。半年の出来事があまり多すぎて・・・ということだと思いますが、年々早さの感覚が強化されているようです。
chilさんは、私より1回り以上お若いです。年齢が高くなりがちのこの趣味ですが、若い方との交流は刺激になりますし嬉しいものです。若いとは言え、ここ6年で急に熱を入れた私より、実質のオーディオ歴は長いかもしれません。過去にはOctaveのV80を使われるなど試行錯誤を重ねねてきましたが、ここにきてシステムが固まってきたそうです。オーディオシステムは2階の6畳の和室で組まれていました。B&Wの2Way SP Signature DiamondをDEVIALETのデジタルアンプで鳴らすという、シンプルな構成です。Buffaloの話題のNAS、N1Zも訪問の楽しみの一つでした。
上流の機器です。上からマランツのアナログプレイヤーTT-15S1、DELA N1Z、そしてデジタルアンプdevialet240です。devialet240にはフォノ入力があり、TT-15S1を直結しています。N1ZもUSBケーブルで直につないでますから、システムのシンプルさが分かるかと思います。訪問まで知らなかったのですが、N1Zには再生機能があります。詳しくはわかりませんが、NASとLinux系PC(の基板)を一体化したイメージでしょうか。実際、iPadで選曲、再生するあたりは拙宅のシステムに近い感覚です。
スタイリッシュなSignature Diamondです。2Wayのバスレフ式で、定評のある805Dのトールボーイ版といった話が出ました。内振りでリスニングポイントの前で交差させる配置です。足元にはウェルフロートのボードが敷かれていました。セッティングを拝見して4月に訪問したミネルヴァさんのシステムを思い出します。
地元の電気屋さんに工事をお願いして200V電源を引いたそうです。こちらは100Vへ変換する、中村製作所のアイソレーショントランスNSIT-1000plusです。
デジタルアンプのボリュームはリモートでコントロールできます。iPhone上のアプリと連動していて数値が表示されます。オフ会で使いそうな曲は、その最適ボリュームを記録しておくと便利ですね。
さて、今回の訪問が実はchilさんにとって初めてのオフ会ホスト役だったそうです。思い切って声をかけていただき、ありがとうございます。私も今でこそ、あちらこちらと訪問を重ねていますが、最初に招いた時はとても緊張したことを憶えています。オフ会スタート直後から進行にお困りの様子でしたので操作用のiPadを私が持つことに。NASの中身を覗かれるのは、本棚を覗かれるようなものなので、気も引けましたが、お言葉に甘えさせていただきました。再生を指示するLINNのソフトはユーザーに優しく、すぐに操作を覚えることができました。
ヴォーカルの定位の良さが印象に残りました。2Wayスピーカーの特長が活かされていると思います。実際、chilさんが一番大事にしているのがヴォーカルの実在感と聞いて納得しました。平行配置も試したようですが、声に曖昧さが出てしまったそうです。N1Zは音源の情報を素のまま晒す印象です。ヴォーカルの表現力UPに貢献していると思いました。和室の短辺配置のためか部屋の響きは控えめで、音場は概ね両SPの間に形成されます。もっと低域の量感が欲しいとの話が出ましたが、私にはしっかりとした下支えがある印象です。
chilさんの世代はアナログとは縁が無いはずですが、こうしてアナログの世界に踏み入れたことは大歓迎です。70、80年代の洋楽や邦楽に惹かれるそうですから、十分に資格があります。昭和歌謡が若い人の間で評価されていると、最近の新聞記事で知りましたが、オーディオ交流でその一端を実感したというわけです。オリジナル曲も去ることながら、若い歌い手さん(柴田淳、井筒香奈江ら)のカヴァー曲も新鮮でした。英国のアデルは名前しか知りませんでしたが、ストライクでしたね。逆に私の方も幅を広げさせていただきました。年齢差のある交流のちょっとした恩恵です。
オフ会流量後、渋沢駅近くのお寿司屋さんで感想戦です。これまでのオーディオ歴を中心にいろいろと話をさせていただきました。イワシの刺身おいしかったです。
散会後、町田駅で降りて向かったのは中古レコード屋でした。気分は70、80年代ということで、多少アルコールの力も借りて大人買いしてしまいました。カーペンターズは聴かせたいただいたアルバムそのものを入手しました。今度、拙宅でのサウンド交流の際、これらの楽曲をかけてみましょう。
chilさんは、私より1回り以上お若いです。年齢が高くなりがちのこの趣味ですが、若い方との交流は刺激になりますし嬉しいものです。若いとは言え、ここ6年で急に熱を入れた私より、実質のオーディオ歴は長いかもしれません。過去にはOctaveのV80を使われるなど試行錯誤を重ねねてきましたが、ここにきてシステムが固まってきたそうです。オーディオシステムは2階の6畳の和室で組まれていました。B&Wの2Way SP Signature DiamondをDEVIALETのデジタルアンプで鳴らすという、シンプルな構成です。Buffaloの話題のNAS、N1Zも訪問の楽しみの一つでした。
上流の機器です。上からマランツのアナログプレイヤーTT-15S1、DELA N1Z、そしてデジタルアンプdevialet240です。devialet240にはフォノ入力があり、TT-15S1を直結しています。N1ZもUSBケーブルで直につないでますから、システムのシンプルさが分かるかと思います。訪問まで知らなかったのですが、N1Zには再生機能があります。詳しくはわかりませんが、NASとLinux系PC(の基板)を一体化したイメージでしょうか。実際、iPadで選曲、再生するあたりは拙宅のシステムに近い感覚です。
スタイリッシュなSignature Diamondです。2Wayのバスレフ式で、定評のある805Dのトールボーイ版といった話が出ました。内振りでリスニングポイントの前で交差させる配置です。足元にはウェルフロートのボードが敷かれていました。セッティングを拝見して4月に訪問したミネルヴァさんのシステムを思い出します。
地元の電気屋さんに工事をお願いして200V電源を引いたそうです。こちらは100Vへ変換する、中村製作所のアイソレーショントランスNSIT-1000plusです。
デジタルアンプのボリュームはリモートでコントロールできます。iPhone上のアプリと連動していて数値が表示されます。オフ会で使いそうな曲は、その最適ボリュームを記録しておくと便利ですね。
さて、今回の訪問が実はchilさんにとって初めてのオフ会ホスト役だったそうです。思い切って声をかけていただき、ありがとうございます。私も今でこそ、あちらこちらと訪問を重ねていますが、最初に招いた時はとても緊張したことを憶えています。オフ会スタート直後から進行にお困りの様子でしたので操作用のiPadを私が持つことに。NASの中身を覗かれるのは、本棚を覗かれるようなものなので、気も引けましたが、お言葉に甘えさせていただきました。再生を指示するLINNのソフトはユーザーに優しく、すぐに操作を覚えることができました。
ヴォーカルの定位の良さが印象に残りました。2Wayスピーカーの特長が活かされていると思います。実際、chilさんが一番大事にしているのがヴォーカルの実在感と聞いて納得しました。平行配置も試したようですが、声に曖昧さが出てしまったそうです。N1Zは音源の情報を素のまま晒す印象です。ヴォーカルの表現力UPに貢献していると思いました。和室の短辺配置のためか部屋の響きは控えめで、音場は概ね両SPの間に形成されます。もっと低域の量感が欲しいとの話が出ましたが、私にはしっかりとした下支えがある印象です。
chilさんの世代はアナログとは縁が無いはずですが、こうしてアナログの世界に踏み入れたことは大歓迎です。70、80年代の洋楽や邦楽に惹かれるそうですから、十分に資格があります。昭和歌謡が若い人の間で評価されていると、最近の新聞記事で知りましたが、オーディオ交流でその一端を実感したというわけです。オリジナル曲も去ることながら、若い歌い手さん(柴田淳、井筒香奈江ら)のカヴァー曲も新鮮でした。英国のアデルは名前しか知りませんでしたが、ストライクでしたね。逆に私の方も幅を広げさせていただきました。年齢差のある交流のちょっとした恩恵です。
オフ会流量後、渋沢駅近くのお寿司屋さんで感想戦です。これまでのオーディオ歴を中心にいろいろと話をさせていただきました。イワシの刺身おいしかったです。
散会後、町田駅で降りて向かったのは中古レコード屋でした。気分は70、80年代ということで、多少アルコールの力も借りて大人買いしてしまいました。カーペンターズは聴かせたいただいたアルバムそのものを入手しました。今度、拙宅でのサウンド交流の際、これらの楽曲をかけてみましょう。