珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

後楽園

2025-02-24 09:58:55 | その他
2月16日、家内と銀座で食事をとった後、小石川後楽園まで足を延ばしました。後楽園は野球観戦、遊園地で訪れたことはありますが、庭園に入るのは初めてでした。目的は梅見物です。1月の蝋梅もそうですが、寒い時期だからこその、季節の先取り感が好きです。このブログでも、鎌倉湯河原北野天満宮などの梅を記事にしました。お昼時は青空が広がっていたのですが、後楽園に着いた時は曇り空でした。天気とお隣のドームのコンサートの音漏れが残念でしたが、近づいている春を感じる1日となりました。


入門してすぐ、梅の花が見えずに、一瞬焦りました。梅園は入場門から離れた一角に広がっていました。40種類、150本の梅があるそうです。


色、形、咲き具合い様々な梅を楽しむことができます。私は梅マニアではありませんので、種類は全く分かりません。「呉服枝垂」という品種だそうです。


その枝垂梅をズームで。八重梅となっていて華やかです。色は異なりますが、蝋梅を連想させます。


見物客はスマホ片手に梅を収めていました。春節は既に終わっていたと思われるのですが、中国からの観光客が多かったです。


都内には他にも梅の名所がありますが、昨年NHKの歴史探偵で知って後楽園が気になっていました。番組では旅のテーマパークとして紹介されていました。実際、琵琶湖、木曽川、渡月橋等、各地の名所が模されています。今回は1度きりの入園料で入りましたが、ランチ1回分程度の、年間パスポートもあります。季節ごとの風情を楽しむ、あるいはお気に入りの場所を見つけるのもよさそうです。平日も含めれば都内に出る機会はそれなりにあります。神保町が近いので、古書や中古レコード調達と組み合わせることもできます。

その予行演習ではありませんが、後楽園を出てから水道橋、神保町、淡路町と歩き、お土産の鯛焼き、かりんとう饅頭を調達して帰りました。
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大野山(山北)

2025-02-16 09:13:19 | その他
先の4連休の3日目、神奈川県西部の山北にある大野山に登ってきました。好天日を狙った散歩感覚の登山です。小田急線と御殿場線をつないで、登山口のある谷峨駅へ向かいました。御殿場線は、東海道本線の国府津から御殿場を経て沼津へと続く、JR東海の路線です。谷峨までが神奈川県、駿河小山からは静岡となります。先の大寒波で、北日本、北陸は記録的な大雪となりましたが、裏腹に関東南部は晴天が続いていました。昨年の浜石岳、年初の沼津アルプスに続いての富士山展望登山となりました。

谷峨駅から登山口に向かう途中、富士山の上部が顔を覗かせていました。確かに冠雪はしていますが、連日の大雪のニュースからすると、雪が少ないと感じました。標高は高くとも、あくまでも太平洋側の山です。


登山道は、しっかり整備されていて歩き易かったです。どんどん高度を上げると、富士山の裾野まで見えるようになりました。御殿場市街や沼津方面の愛鷹山も見えてきました。


頂上が近づくに連れて樹林が減り、ススキが目立つようになりました。この時期は枯れすすきですが、秋は見事な光景になりそうです。足元は乾燥して歩くだけで砂埃が舞うほどでした。


富士山をズームで。富士山の一部?宝永山が手に取るように分かります。南側斜面の雪が多いのは、南岸低気圧の影響です。御殿場演習場の砲台の音もよく聞こえていました。


山頂に近づくと、湘南方面の見通しもよくなりました。開けているのは、小田原市街でしょうか?伊豆大島や遠く房総半島も確認できました。


標高723mの山頂に到着です。山頂は平らで、ピークらしいピークがありませんでした。帰りの御殿場線の時間を気にしつつ、滞在時間は短めにしました。


普段、丹沢と大山を東側から眺める機会が殆どなので、西から見る光景は新鮮でした。足元には丹沢湖も見えます。おそらく檜洞丸、畦が丸、大室山あたりが見えていると思われます。


御殿場線の本数が1時間に1本程度しか無いので、下山を急ぎました。途中、江の島を確認することができました。登山道を終え、歩道に出てからが長かったですが、発車10分前に無事、山北駅に着くことができました。


以前から登りたかった大野山に、登ることができました。丹沢西部にはま行けていない山があります。電車の時間さえ押さえておけば、御殿場線は活用しがいがありそうです。
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TOPPING D10s他

2025-02-11 17:12:20 | オーディオ
昨日10日を有給休暇にしたために、この週末から週明けは4連休となっています。2月は下旬にも3連休があるので、ゆとりある2月となっています。連休の前半はカーリング日本選手権に熱が入りました。途中の駆け引きが面白く、時間経過を忘れて見入ってしまいました。3時間を超える熱戦も、結局は最後の一投げで明暗が分かれます。男女の決勝はそれぞれにドラマティックな展開となりましたが、特に男子のミリ単位での決着には痺れました。9月に行われる五輪をかけた戦いは、より一層シビアになることでしょう。

オーディオの方は、手持ちの音源の32bit Analyzedファイルへの変換が済んで、とっかえひっかえ聴いている状況です。当初、Oさん製作での音出しが上手く行くか判らなかった段階で、予備的に導入したのが、TOPPINGのD10sというUSB DACです。信じられないくらい安価な中華DACですが、なかなかの実力を持っているようです。開梱して電源ケーブルの入力端子が無い事に驚きました。バスパワーで動きます。メインシステムに組み込んでもいい音を出しますが、現在はセカンドシステムの正位置確保、となってます。

このDACとPC1台あれば、オーディオシステムの上流部を構成できます。現在は家庭のノートPC上で、wavファイルをfoobar2000で再生しています。D10sより下流は、Nuforce/HAP-100→Nuforce STA100→ALR/Jordan Classic 1 というラインナップです。現在、Amazon Musicは止めていて、他含めてサブスクは利用していません。音源探しとオーィオの両立という位置づけでしたが、楽曲を探すだけならyoutubeでも行えます。将来的にはPCをN100のような小振りの専用機にしてもよいかと思っています。


32bit Analyzedファイル再生に切り替えて以降、デジタル音源の購入頻度が上がっています。直近では、クラシックとロックが増えています。柔らかい音はより柔らかく、ガツンと来る音はよりガツンと・・・は、32bit Analyzedファイル再生に共通しています。ドイツ・グラモフォンの2枚は神保町で調達しました。ワルターの田園は欲しかった盤をヤフオクで、31年前の朝ドラ『ぴあの』サントラはメルカリで調達しました。100%ファイル再生派ですが、CD現物を調達するスタイル、守っていきたいと思います。


ビートルズは、2009年のリマスタリングCDが記憶に新しいですが、敢えて初期のCDを購入しています。ホワイトアルバムでは、冒頭の「Back in the U.S.S.R. 」を景気づけに音量厚めで聴いています。ジョージ・ハリスン「While My Guitar Gently Weeps 」も好きな曲ですが、クレジット外でエリック・クラプトンが参加しているとは知りませんでした。「Layla」はジョージ・ハリスンの奥さんへのクラプトンの想いを綴った曲として有名(実際にその後結婚&離婚)ですね。ロックはやはりガツンと熱く聴くに限ります。

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西方寺ポタリング

2025-02-02 15:36:16 | その他
Sさんとのオフ会の翌日、毎年続けている西方寺へのポタリングに行ってきました。年が明けて1か月になるこの時期、蝋梅の咲き具合が気になるところです。ネットで見頃を迎えているか確認し、天気の良さそうな日を選んで訪れています。このポタリングを始めたのが、11年前です。コースを変えていないので、道中のアップダウンは体力チェックにもなります。当然、年を重ねる度に体力は落ちるわけですが、特に問題無く回って来れました。登山やウォーキングと自転車では使う筋肉は異なりますが、心肺の鍛錬にはなっているようです。

拙宅から西方寺に向かうには、鶴見川サイクリングコースに沿って川を下ります。日産スタジアムを正面に見る、亀甲橋 付近で最初の休憩を取るのは、例年のパターンです。川沿いのコースで難儀するのは、向かい風です。この日も新横浜から新羽までは向かい風との勝負になってしまいました。


駐車場の脇に自転車を置いて、まずは山門に向かいます。この山門の風情が好きで、毎年、ホッとする時間となっています。11年前から、いや、そのずっと以前から、光景は殆ど変わっていないと思われます。


茅葺の本堂、満開の蝋梅、そして快晴の冬空と、被写体はパーフェクトでした。蝋梅に陽が差す時間に限りがあります。時間を逆算して家を出たこともあり、余裕を持って撮影できました。


蝋梅は接近し過ぎると、薄汚れた感じもするので、撮影は難しい方だと思います。花がこぼれるような雰囲気を出したく、マニュアルフォーカスで撮りました。


鐘楼の脇から、境内を見下ろします。ゆったりとした時間が流れました。鐘を突くのは有料になっています。鐘ではなく、本堂でのお参りの方にお金を使いました。


蝋梅を見納めして、帰路に就きます。満開の日には出店があるようで、このところ訪問した日には和菓子とコーヒーの出店がありました。西方寺のブログによると「大倉山青柳」「okeicoffee」だそうです。


帰りは新羽から都築(港北ニュータウン)への登りです。こちらも毎年の川和富士に寄って、丹沢、富士山を眺めました。この日は、しっかり富士山が見えていました。2月23日頃、ダイヤモンド富士となるようです。


早いもので2月に入りました。しばらく寒さが続きますが、月末には春らしさを感じられることでしょう。
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Sさんを迎えて

2025-02-01 17:16:53 | オフ会
1月25日の土曜日、同じ横浜にお住いのSさんにお越しいただきました。Sさんとは11月のサンフラワーさん宅訪問の際に、ご一緒しました。その後、facebookでやりとりさせていただき、今回のご来訪となりました。先のオフ会で、サンフラワーさんがお持ちのマニアックな機器類に、想いのこもったコメントをされていました。Sさんのオーディオ経験の長さを、感じた次第です。加えて、Sさんがウィーンアコースティックスのオーナーだったことも伺い、今回のオフ会を楽しみにしていました。


長津田駅に迎えにあがり、まずお昼をとりました。近所の蕎麦屋さんで、共に天ぷらと蕎麦のランチセットを食べながら、オーディオ、音楽、交流仲間の話をさせていただきました。facebookの記事から、Sさんが普段ジャズを聴かれることは想像できましたが、他のジャンルのお好みも伺って、選曲の参考にさせていただきました。ポップス系は邦楽より邦楽とのことでしたが、結果的にオフ会では幅広く聴いていただきました。世代的にはSさんが先輩になりますが、若い頃に聴いた音楽はオーバーラップしていました。


MFPC上のソフトRDP(Realm Discovery Player) を7.17.6へ更新したことは、先日の日記の通りです。現在は、USB-DDCを使わずに、直接MFPCからUSBケーブルを、Oさん製作のDACにつないでいます。PCからDACに至る経路がシンプル化され、スペース的にコンパクトになりました。現在は、MFPCおよび外付けHDDを調音パネルの前に置いています。このところ、32ビットのAnalyzed形式のファイルを毎日のように聴いています。そのサウンドをオフ会で聴いていただくのは、今回が初めてとなります。この点も楽しみの一つでした。


前半デジタル、後半デジタルで進行しました。冒頭から暫くジャズをかけ、その後、ポップス(洋楽)、クラシックへ移行しました。Sさんにとって、懐かしいSPだったせいでしょうか、違和感なく楽しんでいただけた様子でした。やはりウィーンアコースティックスは音場表現に長けるという話になり、特にクラシック、取り分け弦楽器との相性の良さを挙げていただきました。個々の音の粒が立つのは、おそらくMFPCやRDP、更にはバベルの貢献があるのではと思います。ともあれ、音楽を楽しんでいただけて、よかったです。

デジタル、アナログの共通でかけたのは、カーペンターズの「There's a Kind of Hush 」でした。耳タコで聴いていますが、最近、32bitのAnalyzedファイルで聴いて、音の聴き逃しに気づきました。レコードで聴き直すと、確かに音に温かみあるものの、曖昧さも気になります。Sさんの中ではデジタルに軍配が上がったようです。これまで大抵、アナログが勝ることが多かったのですが、デジタルの進展を受け、アナログの巻き返しのモチベーションも上がってきました。他、シャーデー、ロバータ・フラック等、締めに昭和歌謡をかけました。


Sさんのレコードも聴かせていただきました。ヨーロッパ系のジャズ2枚(ジル・エキミアン・トリオ 、アダム・マコーヴィッツ)、シャンソン1枚、あとはLo-Dのダイレクト・カッティングのレコード(非売品)です。ブリジット・フォンテーヌの『ラジオのように』 はジャケットに馴染みはありましたが、聴くのは初めてかも知れません。どの盤も綺麗で音も良くSさんのレコード愛を感じました。Sさんは嘗てフェーズテックの製品も使われていたようで、アナログの方が、より懐かしいサウンドに感じられたかも知れません。


Sさん、今回は初のご来訪ありがとうございました。当初、邦楽をかけるのは控えようとも思っていましたが、どのジャンルも楽しんでいただけたので、ホッとしました。元ウィーンアコースティックスユーザーならではの、ご意見も貴重でした。次回の、ご実家への訪問も楽しみにしています。引き続き、よろしくお願いします。
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