10月14日と15日、長野県の南木曽岳、経ヶ岳に登ってきました。メンバーは男女合わせて7名でした。天候は今一つでしたが、山頂付近では紅葉が見頃で、秋山を楽しんできました。二つの山は、中央アルプスの山域に属し、南木曽岳が南端、経ヶ岳が北端に位置します。初日の午前中は晴れていて、中央道からの南アルプス、八ヶ岳の展望が見事でした。午後は、段々と雲が出てきましたが、初日の南木曽岳は何とか降らずにすみました。翌実の経ヶ岳は小雨の中でしたが、しっとりとした秋山風情を満喫することができました。
伊那市のサービスエリアから見た南アルプス北部です。伊那からは、仙丈ケ岳が大きく見えます。左奥に甲斐駒ヶ岳も見えます。こちらか南アルプスを見る機会が少ないので新鮮でした。この後、飯田を経由して、登山口のある南木曽町(なぎそまち)へ向かいました。
登山口付近の駐車場に車を置いて、早速、歩き出しました。登山口付近は、まだ紅葉には早いようでした。歩き出しが遅い時間なので、先を急ぎます。
しばらく歩くと、分岐が現われました。南木曽岳は周回ルートになっていて、途中で登りルート、下りルートに分かれます。ここは指示通りに登りルートに入ります。
高度を上げると、急こう配が待っていました。所々で、岩場、鎖場もありました。少しずつですが、紅葉も目立つようになってきました。山頂までひと踏ん張りです。
標高1677mの南木曽岳、到着です。山頂は樹林に囲われていて、展望はありませんでした。短めの休憩の後、下山を始めました。
山頂からしばらく歩くと笹が広がる斜面となりました。遠く、乗鞍岳、穂高連峰も確認できました。
笹の海原に、紅葉です。このような光景に出合えると、登ってきた甲斐があったと思えます。この日は、下山後伊那方面へ移動し、翌日の経ヶ岳に備えました。宿泊したルートインホテル近くの中華料理店が、リーズナブルでした。
15日は雨天が予想されましたが、思ったより降りが弱く、経ヶ岳に登ることとしました。土砂降りでなければ、雨は雨で風情があります。経ヶ岳の山頂で昼食としました。
登山口に戻る直前、ようやく視界が晴れました。ルート上にある見晴台から伊那谷を一望することができました。しかも虹付きです。終わりよければよし、としました。
メンバーの皆さん、ありがとうございました。