珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

genmiさん宅訪問

2022-10-30 16:48:21 | オフ会
10月22日の土曜日、国立のgenmiさんのお宅にお邪魔しました。訪問は4月以来、半年ぶりとなります。genmiさんはchibiさんとの相互オフにも、ゲストとして参加されました。今年は活発に交流させていただいています。7月にFormula PCへ移行されたことは伺っていました。今回、その成果を聴かせていただくこととなりました。ご一緒したのはCENYAさんです。以前、越谷でgenmiさん交えて3人で楽しい夜を過ごしてから、早、4年が経過しました。国立駅でgenmiさんに車でピックアップいただき、オフ会スタートです。

本日の主役、ガラスの筐体に収まったFomula PCです。GPU搭載で、本来はゲーム等のグラフィック処理に優れるPCです。RoonがOpen GLというグラフィック処理の言語で作られていることことから、MFさんがGPUでの再生に着目し実現しました。以後、複数のMFPCユーザーが、Fomula PCへ移行されたと聞いています。私も1月にMFさんのお宅で、プロトタイプの音を聴かせていただきました。オーケストラの再生の情報量の多さに、Formula でないMFPCに対するアドバンテージを感じたことを思い出します。


ご愛用のB&W 805Dです。genmiさんのお宅を最初に訪問したのが2017年ですが、以降Quad Ringとの組み合わせは変わっていません。前回より、スタンドの足元に、鉛ブロックが加わっていましたが、こちらも不変でした。


OCTAVE V70SE回りも特に変わってないでようでした。前回、訪問時には既にラックの足元にWELLDELTAが導入されていました。私が、やはりラック向けにWELLDELTAを導入するきっかけとなりました。


genmiさんのお好きなライブ系の音源を多くかけていただきました。冒頭はレミオロメンの「3月9日」です。会場の雰囲気がよく伝わってきます。前回もそのように感じましたが、さらに情報量が増えたようです。PCオーディオのレベルが上がるとよく、低音の解像度が上がるといった話が出ますが、低音の安定感、締まりが向上していました。CENYAさんが低音の描き分けが全然違う、と表現をされていましたが、なるほど!と思いました。そういった低音の上に、情報量ある中高域が重なり臨場感、空気感となるのでしょう。

エミリー・クレア・バーロウのライブ盤音源です。2013年のコットンクラブでのライブに行ったことを思い出しました。リリースが2014年となっていますが、録音は2013年のようです。入手したくなりました。先日、ハンコックさんのお宅でも聴かせていただいた、八代亜紀のライブは、「雨の慕情」をかけていただきました。五輪真弓のライブ、渋い所を突いてきますね。キャロル・キングの名曲「You've got friend」は、私も好きな曲です。いい音のシステムで聴くと、ライブ音源は更に楽しくなりますね。


オフ会4時間を、1時間ずつに区切り、CENYAさんと私で交互にリスニングチェアに座りました。選曲にも配慮いただき、ありがとうございます。CENYAさんリクエストのアデルのライブも、システムの良さが出ていました。私は傅信幸氏監修の80年代洋楽コンピレーションアルバムより「Eye in the sky」(アラン・パーソンズ・プロジェクト)「Stardust」(ウィリー・ネルソン)を選びました。他にABBAやクインシーンジョーンズの懐メロ等もお願いしました。全般に制動された低音で、スタジオ録音の音源も十分に堪能しました。

オフ会終了後は、イタリア系のカジュアルな居酒屋に場所を移して感想戦となりました。ワインと料理を楽しみながらオフ会談義を続けました。オーディオに終わりはないと言われますが、genmiさんからは上がり、といった言葉も出ました。genmiさんがファイル再生に移行されて3年ほどになります。Formula PC導入をされ、確かに頂点に立ったと思われる風景を見させていただきました。一方で、一定の位置に留まれないのがオーディオファンでもあります。今後のgenmiさんのサウンドにも注目しています。

2次会はジャズ喫茶でした。ちょうどライブをやっている最中で、中に入るのに躊躇しましたが、オーナーに招き入れていただきました。ライブ終了後、アルテックのシステムでエラ&ルイの「ヴァーモントの月 」や私のCDより「サマータイム」(Marty Elkins)を聴かせていただきました。お酒が入っていたので、まともに音を聴ける状況ではありませんでしたが、ホーンの乾いた音もいいね、となりました。ウイスキー片手に聴くジャズを聴く・・・贅沢な時間です。頃合いを見て散会となりました。


genmiさん、CENYAさん、濃密で楽しい時間をありがとうございました。同じく濃かった越谷の夜が再現された想いです。また落ち着いたところで、サウンド交流をお願いします。
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秋の戸隠、小布施

2022-10-28 21:01:00 | その他
10月18日~19日、家内と長野へ1泊2日の小旅行に行ってきました。向かった先は戸隠と小布施です。以前から小布施は旅行先の選択肢に上がっていました。1日は丸々小布施で過ごすとして、残り1日をどうするか検討していました。新蕎麦の季節だったので、自然も豊かな戸隠を選びました。タイミングよく11日より全国での旅行支援も始まりました。二人で合計1万6千円の還元は、大きいです。平日ながら小布施は賑わってましたし、久しぶりに外国人旅行客も見かけました。観光業がコロナ以前に戻りつつあることを実感しました。

長野までは北陸新幹線で向かいました。長野から戸隠高原まではバスで1時間ほどです。長野市は周辺が山に囲まれています。ループ橋で一気に高度を上げてから飯綱高原、その奥の戸隠高原へと向かいます。戸隠中社で下車しました。中社の立派な鳥居と杉の木です。


参拝後、お昼は蕎麦の一択でした。中社の鳥居近くにある「うずら家」にしました。平日でしたが入店まで40~50分ほどかかりました。現地でいただく戸隠蕎麦、しかも新蕎麦、確かに美味しかったです。



戸隠中社からは2時間ほど散策コースを歩きました。晴天を期待していましたが、付近は曇り空でした。メインの鏡池の手前に、小鳥ヶ池があります。ここは紅葉が見事でした。


戸隠から一旦長野戻り、この日の宿泊地、小布施へ移動しました。小布施駅です。長野電鉄は以前より線路を縮小して運行されています。小田急ロマンスカーの中古車両が特急電車に使用されていました。


酒蔵の一部を宿泊用に改修した「枡一客殿」に泊まりました。その宿と目と鼻先にある「蔵部」で夕飯を取りました。JBLのスピーカーからBGMでジャズが流れていました。


メインのから揚げ、生姜焼きを家内とシェアした後の、締めのご飯です。岩魚の炊き込みご飯に、お味噌汁とお漬物(勿論、信州みそに野沢菜です)。胃に優しかったです。


翌日の朝食はイタリアンレストランでした。卵料理、パン、サラダにヨーグルトをいただきました。小布施牛乳、美味しかったです。


小布施の街から千曲川まで歩いてみました。千曲川で思い出すのは2019年の台風19号です。川沿いの桜並木を歩きたかったのですが、堤防の増強工事で立ち入れませんでした。まだ爪痕が残っています。


小布施は美術館が充実しています。地元出身の画家、中島千波、そして葛飾北斎の美術館を見学しました。途中の腹ごしらえは「栗おこわ」です。小布施と言えばやはり栗は欠かせません。


小布施の観光中心部でお土産を調達し、帰路に就きました。この日は気持ちの良い秋晴れで、北信五岳を見渡せました。小布施駅で電車を待つ間、シャッターを押し続けました。左から飯縄山、高妻山、黒姫山、妙高山です。斑尾山は視野から外れています。本来、戸隠山が五岳に入りますが、飯縄山の裏に隠れて見えません。高妻山が戸隠山の代理扱いされることがあるようです。2017年、雨飾山(途中で撤退)の後、長野から妙高山を巻いてakahanamizukiさんお住まいの上越へ抜けたことが思い出されます。


秋の長野を満喫した2日間でした。
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チューバホーンさん宅訪問

2022-10-23 17:19:49 | オーディオ
10月16日の日曜日、チューバホーンさん宅での定点観測オフ会がありました。途中、日差しが出るなど予想より天候が良く、ちょうど金木犀の二度咲きが始まった頃でもありました。二度咲きは温暖化の影響とも言われていて、このところ増えているようです。さてオフ会です。前回は4月でしたので、ちょうど半年ぶりの訪問となります。例によって私自身の施術を行っていただいたあと、ハンコックさんが合流されオフ会、スタートです。感想戦からOさんが合流するのパターンも、このところ定着しつつあります。


システムの方は、すっかり定着しました。電源ケーブル類の見直しなどあったようですが、大きくは変わっていません。SACDプレイヤーDCD-CX3 、CDトランスポートTL3 3.0、Oさん製作DAC 、マランツ7(プリアンプ)、ファーストワットのパワーアンプのラインナップです。 


この日はプリアンプがマランツ7でした。以前はクラシックは是枝さんのアンプ、ジャズ/ポップス系はマランツ7といった区分けもされていましたが、ここ最近のオフ会では、ジャンルを問わない傾向となっていました。OさんのDACを導入された時期と符合します。過去記事を遡って確認したところ、マランツ7を聴くのは2020年2月以来のようです。既にこの時点で、ジャンルを問わず聴ける旨の感想を書いていました。チューバホーンさんご自身も、両プリアンプによる違いが少なくなってきたと感じられている様です。


この日もクラシックから始まり、ジャズ、洋楽/邦楽へ移行する流れとなりました。マランツ7で聴くクラシックいいですね。聴感上のノイズ感が少なく、歌、ヴァイオリン、ピアノどれも聴き入ってしまいました。ハンコックさんも冒頭のクリスタ・ルートヴィヒ から感心しきりのご様子です。


ワルターの田園は前回のオフ会で、ハンコックさん持ち込みのSONY盤を聴かせていただきました。今回ご紹介いただいたのは、同じワルターの別録音の「田園」です。グランドスラムというレーベルの盤で、テープ音源をCD化したようです。SONY盤との聴き比べてみました。いずれもワルターとコロンビア交響楽団の組み合わせなので、録音の違いを比較するのに好都合です。SONYの方がより細かい音が入っている印象ですが、弦の柔らかさ、オケの重厚感ではテープから起こした盤の方が上回っていると感じました。


続いてジャズのヴォーカルものです。ヴォーカルの座りが半端ないですね。SPの微調整を追い込まれているでようです。どうやら最後は軽く触れる程度の位置調整だそうです(汗)。実在感のある声が中央にどっしり定位します。マランツ7の温度感は、ジャズに合います。こちらでダイアナ・クラールの「All or Nothing at All 」を聴くのは初めてでありませんが、毎度、弾力のある太いベースに溜息が出ます。ジェーン・モンハイト、エヴァ・キャシディ―と、オーディオファンにお馴染みのアーティストが続きました。


後半は洋楽から。イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」は、オフ会当時に新たな盤が加わったことで、急遽、盤違いの比較を行うこととなりました。帯の色が違います。まずはこれまでのお持ちの盤から聴かせていただきましたが、切れ、重厚感申し分ないと感じました。引き続き、新規入手盤を聴くと、力みがとれより音が自然に感じました。ロックらしいガッツリ感は失われておらず、トータルで後者に軍配が上がりました。クイーンはベスト盤でしたが、ダイナミックな音がオーディオ部屋を満たしました。


最後は邦楽です。今回は昭和系は少なく、平成の曲が多かったです。平原綾香の「明日」はマキシシングル盤です。アルバム『ODYSSEY 』は私も持っていてたまに聴いてますが、シングル盤の方が自然で聴きやすかったです。中島美嘉は過去に何度か、聴かせていただいたことがあります。この日は2曲かかり、ハンコックさんも心動かされたようです。中島みゆきの「命の別名」はB面の「糸」が有名になってしまいましたが、こちらもいい曲ですね。何とも濃いシングル盤です。美輪明宏の「ヨイトマケの唄 」(ライブ盤)で締めとなりました。


オフ会終了後は感想戦です。ここからはOさんも合流し、オーディオ、音楽談義を続けました。ここは吉田類の酒場放浪記でも取り上げられた「常陸」というお店です。初訪問となりました。思い切り昭和な雰囲気の下、ビール、焼酎そして美味しい料理で3時間強、あっという間に時間が過ぎました。


チューバホーンさん、ハンコックさん、Oさん、ありがとうございました。毎回、いい音なので、音が良くなった的な書き方になっていませんが、ご了解ください。久しぶりにマランツ7の音を聴きましたが、ここ最近の定点観測で聴いてきた是枝さんのアンプと、音の差が少ないように感じました。結局は、オーナーの求めるサウンドになってしまうということでしょうか?次回の定点観測も楽しみにしております。
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Lotus Rootsさんを訪ねて

2022-10-10 21:09:35 | オフ会
三連休の初日、私と同じウィーンアコースティクスのSPをお使いのLotus Rootsさんを訪問しました。ご一緒はHarubaruさんです。Lotus Rootsさんを訪問するのは、実に6年ぶりとなります。Lotus Rootsさんのお宅は、過去に2度ほど訪問させていただきました。いずれも2016年でした。最初の訪問は同年5月で、やはりHarubaruさんとご一緒でした。その3ヶ月後にデーンちゃんさんを福井から招いて、ウィーンアコースティクスの会をやったことも懐かしいです。6年の長いご努力を実感できる、素晴らしいサウンドを聴かせていただきました。

Harubaruさんによる、バベルの持ち込み企画があったので、お宅まではタクシーでの移動となりました。Harubaruさん、毎度、重たい荷物の移動、お疲れ様です。お宅に上がって、早速、約7畳のオーディオ部屋に案内いただきました。部屋の形から短辺配置の一択ですが、それでもSP間隔(左右の壁からの距離)、後ろ壁からの距離には自由度があります。試行錯誤を経て、程よい場所を見つけられたようです。拙宅より1畳ほど狭い一方で、SPの容積が大きいのでご苦労があったものと想像します。


上流の機器です。全体の9割近くは、デジタル再生でした。SACD/CDプレイヤーは、前回も聴かせていただいたエソテリックのK-03です。HarubaruさんもK-01をお使いですから、エソテリックのCDプレイヤーの会でもありました。K-03単体でも使用できますが、K-03をトランスポートとして使用し、ChordのHugo2で受けて聴く方が多いとのことでした。確かにHugo2との併用の方が、ヴォーカルに潤い、柔らかさ出る印象です。アナログプレイヤーは学生時分からお使いのVICTORのQL-Y5 です。今回初めて聴かせていただきました。



最も大きな機器の変更はアンプでした。トライゴンのプリSnowWhite +EARのパワーアンプEAR861 から、CLASSEのプリメインアンプCAP-150に替わっていました。シンプルな構成となり、ラック内がすっきりしました。フォノイコライザーはケンブリッジオーディオAzur651P です。ラックのスパイク受けに、WELLDELTAが使用されています。低音の小気味良さ、スピード感につながったようです。拙宅でもクアドラスパイアのラックを使ってますし、WELLDELTAと併せて見慣れた光景です。 


ウィーンアコースティックスのBeethoven Concert Grand です。健在でした。オフ会でウィーンアコースティックスを聴く機会は、極めて限られます。足元が変わりましたね。以前は付属品の金属製スパイクを使用されていましたが、ウェルフロートのボードにコルクのシートを挟んで直置きです。私もスパイクを外して久しいですが、これには納得です。サイドの拡散材他、定在波対策のルームチューニングもしっかりなされていました。低音の制御に苦心された暁の到達点といったところでしょうか?


カジュアルな曲からクラシック、ジャズの流れで聴かせていただきました。沢山聴くというより、条件違いで、同じ曲を比較しながら・・・の進行となりました。挨拶代わりの「海を見ていた午後」から参った感じがありました。声、パーカッション、ベルのバランスが素晴らしいですね。6年の重みを感じました。久保田早紀の「ギター弾きを見ませんか」、宇多田ヒカル「人魚」も声と演奏を余すことなく、心地よく提示します。途中の会話でも出ましたが、どんな音にも意味がある!ですね。音楽に入れるサウンドでした。


シーネ・エイは、確かLotus Rootsさんがお好きな欧州系のジャズシンガーでした。『STAYING IN TOUCH』というアルバムを紹介いただきました。オフ会の定番、リンダ・ロンシュタットの「What's New」は、バックの演奏の柔らかさが課題だったようですが、ここに来て克服できたとのことです。竹内まりやの『Denim』はオフ会であまり取り上げられない作品です。かけていただいた「返信」はいい曲ですね。女性ヴォーカル好きのLotus Rootsさんらしい、再生が続きました。


クラシックにおいても、6年のご努力を目の当たりにすることができました。まずはクレーメル/ヨーロッパ室内管弦楽団によ「五つのドイツ舞曲」です。以前にも聴かせていただきましたが、弦の柔らかさ、低音の押し出しが両立すていて目(耳?)を見張りました。ペルゴレージ 「スターバトマーテル」、ベートーヴェン「交響曲第4番」、ブラームスのピアノソナタと、ジャンルが変わっても破綻しません。後述のバベルの効果があったことは確かですが、それを表現できる下流があってこそ、だと思いました。


この日は初めてアナログを聴かせていただきました。以前より、アナログを再生する機会が増えたとのことです。ビリーホリディの「I'm A Fool To Want You」は、先にCDで聴いた後だったので、余計に沁みる演奏でした。CDだから、アナログだからというより、マスタリングの違いがありそうです。


オフ会の後半では、上流機器の直下にバベルを配置して聴きました。最初にお試でアナログプレイヤーの下に。機器の重心に置くことがポイントで、厳密には追い込みが必要です。仮置きでしたが、随分と音が変わりました。ニールヤングのライブは、会場の空気感がよりはっきりと伝わってきました。この辺りは、Chibiさんのお宅での効能にも通ずるものがあると感じました。拙宅でもアナログプレイヤーへWELLDELTAを導入しました。レベルの差こそあれ、からくりには共通性がありそうです。


続いて、本命のK-03への適用です。こちらも手探りで仮置きをして、それ以前の再生と聴き比べました。バベルありのK-03は、大きく変化しました。面白かったのは、K-03単体の方が、Hugo2との組み合わせより変化が大きく、かつその変化が好ましく感じられた点です。音の硬さがほぐれて、より自然な音となりました。バベル上のK-03、左右には簡単に動きますが、上下の振動は徹底的に抑えられています。振動対策とよく言われますが、決して新しくはないSACD/CDプレイヤーのポテンシャルを引き出す様子に、バベルの威力を垣間見た思いです。


オフ会終了後は、日吉駅近くの居酒屋に繰り出して、感想戦としました。飲食の方は、すっかり自粛ムードはなくなり、何となくコロナ明けを想像させる雰囲気でした。充実したオフ会を、穏やかな談義で締めくくることができました。Lotus Rootsさん、Harubaruさん、ありがとうございました。良い音楽を良い音で聴けて、楽しかったです。11月に入っての拙宅オフ、よろしくお願いします。
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オーディオ用の椅子

2022-10-02 12:16:00 | オーディオ
オーディオ機器ではありませんが、リスポジの椅子を新調しました。これまでの一人用ソファから、ひじ掛けのある椅子に変えました。椅子で音が変わるのか?以前、ステレオサウンドの記事で、三浦さんは勿論!と言われてました。まず耳の高さが変わりますし、吸音や反射の状況も変わるでしょう。何をやっても変わるオーディオですから、椅子も然りですね。良い変化なのか、悪い変化なのか気になるところですが、音の変化にまず慣れることから始めています。ともあれ、オーディオシーズン開幕に間に合いました。



椅子の製作は、近所のふるさと村の「HALF MOON FURNITURE WORKSHOP 」にお願いしました。お願いするのであれば、地元の、それもしっかりとした仕事をされている工房で、と考えていました。サイトの過去記事で、オーディオ向けに作られた椅子が紹介されていました。佇まいが気に入って連絡を入れた次第です。注文は6月でしたので、夏を越してしまいましたが、よい仕上がりで届けていただきました。現在、書斎の引き出しも検討いただいてます。よいお付き合いが続けばありがたいです。


素材はチェリー材です。年数と共に色が濃くなるようです。そんな変化も併せて楽しみたいところです。布は張替え可能なので、長く使えます。これまでのソファより姿勢がよくなるので、リラックスモードよりは、少しかしこまったモードで聴くことになります。それは、それでオーディオにしっかり向き合えるという風に捉えています。オフ会でお越しの皆さんにも、勿論、座っていただきますので、よろしくお願いします。いよいよ10月、今年も残り3ヶ月を切りました。例年のことですが師走まで一気に駆け足です。
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