珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

宇都宮アルプス

2025-01-26 21:28:52 | その他
少し前になりますが、1月11日(3連休の初日)、栃木県の宇都宮アルプスに登ってきました。メンバーは男女合わせて5名でした。年初の沼津アルプス同様、宇都宮アルプスもご当地アルプスです。正式には篠井富屋連峰と呼ぶそうです。宇都宮市民にどれほど知られているか疑問ですが、当日も人が少なく、静かな山行を楽しむことができました。アルプスと名乗っているので、それなりのアップダウンがあり、獲得標高は850mほどになります。その前に沼津アルプスで体に負荷をかけていたので、今回は楽に登ることができました。

東京組と群馬からの方が登山口で合流し、いざスタートです。登り始めてすぐ、後ろを振り返ると冠雪した日光連山が見えました。左のどっしりした山容を誇るのが男体山です。その横に太郎山、女峰山と続きます。冬の日光と言えば、2018年に訪れた雲竜渓谷の氷瀑を思い出します。温暖化の影響が気になるところです。


宇都宮アルプスには7座あるようですが、今回は5座登りました。榛名山(群馬の有名な山でありません)、男山、本山、飯盛山、高舘山と繋ぎました。


本山からの眺めが良く、日光連山、武尊山、那須連山などを見渡せました。せっかくなので、ここでお昼にしました。冬の日光は寒いイメージがありましたが、この日は寒さも緩んで過ごしやすかったです。


ご飯を持ったような飯盛山。あちこちにありそうな山の名前です。結構、急な登りでしたが、手前の鉄塔より低いのが残念でした。まだまだ日が短いので先を急ぎます。


下山後、車を置いた登山口まで、平坦な道を戻らねばなりませんでした。これが結構長かったです。夕暮れの日光連山で気を紛らわせながら歩きました。牧草が何となく北海道を連想させます。


帰りに道の駅「ろまんちっく村」に寄って、夕食と温泉を楽しみました。昼はパン食でしたので、夜はがっつりいただきました。地産地消が売りのレストランで、栃木の牛と豚を使用したハンバーグに、肉餃子にしました。付け合わせの野菜含めてどれも美味しかったです。隣接するブルワリーで作る地ビールも魅力でしたが、お土産で我慢しました。今年は夏に大きな山を予定しています。コンスタンとに体に負荷かけながら、体力と体型を維持したいところです。低山でもよいので、月1回は登るつもりです。


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RDP7.17.6 導入

2025-01-19 17:22:53 | オーディオ
昨年末のオーディオ振り返りの中で、MFPC上の再生ソフトRDP(Realm Discovery Player) について触れました。今年に入って、その最新版であるバージョン7.17.6を導入しました。まだ導入して2日ですが、従来再生では今一つ聴き取りにくかった音が聴こえて驚いています。耳タコ音源を中心に聴いていますが、何かしらの発見があります。Analyzed形式のファイルが16bitから32bitに変わり、変換作業はやり直しですが、出音を聴いてしまうと仕方無いといった状況です。

最近のDACは32bitでの処理が普通になっているようです。そこで、あらかじめ32bitのAnalyzed形式の音源ファイルを用意し、それをKS(カーネルストリーミング)と呼ばれる伝送方法でDAC側に送るコンセプトです。音源のファイルサイズは倍になりますが、いわゆるハイレゾではありません。階調表現がより細かくなったと理解しています。従来の16bitのAnalyzed形式の音源に比べて、細かい音がしっかり定位します。カッチリした音はカッチリと、柔らかい音は柔らかく再生されます。声の消え際に、思わず唸ってしまいました。


Oさん製作のDACには中華DDC SU-2を介して、I2S信号を入力しています。このDACにはUSB入力があり、MFPCとの直結を試みました。当初音は音が出ずに焦りましたが、PC再起動で無事音が出ました。DACのUSBにはXMOS系の基板が使われていてKSモードを受け付けたようです。DDCを使っても32bit化の効果は感じられたのですが、USB直の方がより効果が出る印象です。画面からも分かるように、サンプリング周波数はCD規格の44.1kHzとなっています(入力がI2S2となっていますが、実際はUSBです)。


RDPの音については広島のサウンドデンでも取り扱いがあります。その再生を聴かれた社長が、音の良さに驚き、販売につながったようです。MFさんがタワーPCを3台拙宅に持ち込んだのは7年ほど前になります。あれからコロナ禍を挟んで随分年月が経過しました。この間、MFPCの形態、ソフトも大きく変わりました。最終的にはとてもシンプルなスタイルになりました。そしてオリジナルの再生方式の考案、ソフト実現に至りました。私は、その恩恵に預かるばかりで恐縮ですが、手持ちの音源の32bit化を、始めた次第です。
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沼津アルプス

2025-01-05 18:50:49 | その他
明けましておめでとうございます。今年もオーディオ、音楽、その他の話題で週1回ペースで記事を上げれればと思います。予想はしていましたが、結局、9連休はあっという間に過ぎてしまいした。明日の働き始めが月曜日ですので、1週間で正月ボケは解消できそうです。さて1月2日、沼津アルプスを歩いてきました。昨年末の浜石岳の参加メンバーから、良い山との情報を得ていました。天気の良い日をピンポイントで狙えるのが散歩登山のメリットです。東急線、小田急線、東海道線とつないで沼津に向かいました。

日本各地にはご当地アルプスと呼ばれる山々があります。このブログでも、過去にも播磨アルプス須磨アルプス三浦アルプスを紹介しました。実際のアルプスは3000m級ですが、ご当地アルプスはいわゆる低山が多く、地元民に親しまれているのが特徴です。沼津アルプスの最高峰は392mですが侮れません。海抜ゼロメートルからの登りとなる上、稜線のアップダウンが加わります。7峰の通算の獲得標高は1000mあるので、結構ハードです。年末年始の飲食で緩んだ体には、手強い山行となりました。


沼津駅から多比までバスで移動し、大平山、鷲頭山(最高峰)を登って北上するルートを選びました。登り始めてすぐ、後ろを振り返ると多比の港が見えました。まずは最初のピークである大平山を目指します。


沼津から富士山を見るのは初めてかも知れません。手前は鷲頭山の稜線ですが、その奥に愛鷹山(あしたかやま)も見えます。普段、丹沢にブロックされた富士山を見ることの多い私にとって、裾野が見える富士山は新鮮です。


望外の悦びだったのが南アルプスの展望です。すっかり雪化粧した本物のアルプスを見ることができました。塩見岳、悪沢岳、赤石岳、聖岳等が見えます。手前は富士市街でしょうか。駿河湾の海岸線も美しいです。


樹林帯の中を進むことの多い沼津アルプスですが、所々に開けた場所があり、山からの海を眺めることができます。陽光が海に反射して眩しかったです。対岸は伊豆半島の西側と思われます。


5つ目の頂、徳倉山からの富士山です。この時間帯になると、湧き出た雲が富士山の一部を隠すようになりました。最終の香貫山まで、もうひと踏ん張りです。先を急ぎます。


香貫山のピークそのものの展望は良くなかったのですが、近くの展望台は360度のパノラマを楽しめました。富士山は雲に更に覆われてしまったので省略します。眼下に広がる沼津市街と駿河湾です。


香貫山から本日歩いた沼津アルプスを振り返ります。奥にちょこんと出た山が鷲津山です。7峰5峠の縦走はハードですが、富士山や南アルプス、そして駿河湾の眺めを考えると、確かに良い山だと思いました。


下山後、沼津駅まで歩いて戻り、接続良く東海道線に乗り込むことができました。実は、沼津との接点は、これまでほとんどありませんでした。国道246号の終点、御殿場線の終点、伊豆半島の付け根くらいの知識はありましたが、1日滞在したのは初です。愛鷹山へのアクセスにも使えそうなので、GWの散歩登山に再訪してもいいかと思います。せっかくなので海産物、果物、お茶、スイーツ等の名産を調達したいところです。と言うわけで、2025年も幸先よくスタートできました。
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