夏休み前の7日、チューバホーンさん、Yさんと一緒に、ユニコーン使いのOさんを訪問してきました。7月初旬のチューバホーンさん宅でのミニオフ会の後、九州料理の「みくに」で話が弾み、盛夏ではありますが、オフ会実施の運びとなりました。Oさんと言えば、自作の印象が強いですね。時折、オークションやブログで、Oさんが絡んだ自作品を見る機会あります。GRFさんのデコラ復活にも一役買われたこと、ご存知の方も多いと思います。チューバホーンさんも、今年に入りOさん製作のDACを導入されました。Oさんが心血を注いだDAC、真空管アンプ、そしてユニコーンの組み合わせ、私もとても楽しみにしていました。
JR高円寺駅で下車し、事前に教えていただいた住所を頼りにご自宅方面へ歩きました。朝の高円寺も新鮮です(笑)。暑いのは確かでしたが道がフラットなので苦にはなりませんでした。車でお越しのチューバホーンさん、Yさんは既に到着されていました。
ご近所のフレンチレストランで昼食をとりました。お店を開いてまだ日数は経っていないようですが、Oさん、時々利用されているそうです。シェフみずからフロアのサービスもされてますが、丁寧な態度にこちらも気分よくなります。私はスズキをいただきました。
昼食後、早速お宅にお邪魔し玄関横のオーディオ部屋へ通していただきました。お部屋は8畳ほどの洋室ですが、背面側に箪笥や自作用の部品棚があるので実質は6畳くらいの空間でしょうか?長辺配置という点では、GRFさんやユニコーさんとも同様です。
上流から紹介します。DACへの信号供給はCDトランスポート/PCオーディオ2系統ありますが、揺るぎない最上位はCEC のベルトドライブ式のTL3Nです。PC再生や他のトランスポートが超えられない壁、安定感があるとのことです。投入された物量の差なかもしれません。
こちらはLinux系のPCでLight MPDによる再生です。音源はネットワーク上のNASですので、拙宅の構成に近いです。拙宅ではCubox(PC)をそのまま使ってますが、筐体に収めてネットワークプレイヤーのように仕立てられています。
続いてDACです。1台目はES9018 DACチップを使ったこちらです。配線が立体的で濃密ですね。折り詰めされたお寿司を連想します。左奥がよく話題に出てくるファインメットトランスです。チューバホーンさんが導入されたDACもES9018使いですが、上背は低かったので、電源部の違いかと思います。
一方、こちらのDACはフィリップスのDACチップTDA1541Aを使っています。フィリップスの音とチューバホーンさんも、Oさんもよく言われます。この辺りの経験値が乏しいので、歯がゆさもあります。音の陰影が表現され、こちらも捨てがたい、そうです。
嘗ては真空管アンプを自作されていたOさんにとって、是枝さんは憧れの存在だったようです。岡山を訪れて音に感動され、10年越しで導入されました。その10年の前にも更に長い蓄積があったはずです。一朝一夕では鳴らないのがオーディオの奥深さだと思います。
訪問先でユニコーンを聴くのは3軒目となります。GRFさん、ユニコーンさん、そしてOさんです。椀方さんのお宅を訪問した際には、まだトラバドール仮置きの状況でした。勿論、3者3様の音でしたが、敢えて分ければ、GRFさんとOさんの音が近かったでしょうか。
クラシックを中心にOさんのコレクションからピックアップいただきました。音楽も勿論楽しませていただきましたが、皆さん、微妙な音の違いに関心あるようで、同じ音源を繰り返し聞く場面が多かったですね。話題?のピリスのピアノソナタ(モーツァルト/幻想曲)では、ドイツの初期盤の鮮度感の良さが、よく分かりました。後発だと音が丸くなるとチューバホーンさんのご感想でした。Yさんが持ち込まれたロストロポーヴィッチのアルペジョーネソナタ(シューベルト)は、リマスタリングによる音の違いにびっくり。後発のリマスタリングで却って音が冴えなくなる例でした。
音の広がり方はGRFさんの和室で聴かせていただいた印象に近かったです。SPまでの距離が短くても、リスニングポジションを選ばないのは、360度無指向性のなせる音場表現でしょうか。サウンド全体にとてもS/N感の良さを感じます。ご自身だけでなく他の方のDACを作られる過程で、デジタル再生の背景ノイズを如何に減らすかに苦心されたことが、音につながっているのだと思いました。鮮度もそうですが、何か透明感のようなものを終始、感じていました。デジタルファイル再生は、途中、まだ追い込む余地をお持ちのようでした。その辺の進展は興味津々です。今後も情報交換をお願いします。
オフが終わって、お車のYさんが帰られた後、残り3人で高円寺にて暑気払いです。初めて入る焼き鳥の「大将」にて談義を続けました。赤羽もそうですが、オジさんしかいなさそうなお店でも、結構若い男女が普通に飲んでいますね。少しいいペースで飲んだのか、酔いが自宅近くまでも残っていました。今年はさそり座の周りがにぎやかです。アンタレスの近くにある明るい星は、火星と土星です。5月の杉並公会堂の後にも同じような光景を東の空に見ました。Oさんをはじめ、チューバんホーンさん、Yさん、真夏のオフ会を、ありがとうございました。秋風が吹く頃(残暑の頃?)の再開を楽しみにしています。
JR高円寺駅で下車し、事前に教えていただいた住所を頼りにご自宅方面へ歩きました。朝の高円寺も新鮮です(笑)。暑いのは確かでしたが道がフラットなので苦にはなりませんでした。車でお越しのチューバホーンさん、Yさんは既に到着されていました。
ご近所のフレンチレストランで昼食をとりました。お店を開いてまだ日数は経っていないようですが、Oさん、時々利用されているそうです。シェフみずからフロアのサービスもされてますが、丁寧な態度にこちらも気分よくなります。私はスズキをいただきました。
昼食後、早速お宅にお邪魔し玄関横のオーディオ部屋へ通していただきました。お部屋は8畳ほどの洋室ですが、背面側に箪笥や自作用の部品棚があるので実質は6畳くらいの空間でしょうか?長辺配置という点では、GRFさんやユニコーさんとも同様です。
上流から紹介します。DACへの信号供給はCDトランスポート/PCオーディオ2系統ありますが、揺るぎない最上位はCEC のベルトドライブ式のTL3Nです。PC再生や他のトランスポートが超えられない壁、安定感があるとのことです。投入された物量の差なかもしれません。
こちらはLinux系のPCでLight MPDによる再生です。音源はネットワーク上のNASですので、拙宅の構成に近いです。拙宅ではCubox(PC)をそのまま使ってますが、筐体に収めてネットワークプレイヤーのように仕立てられています。
続いてDACです。1台目はES9018 DACチップを使ったこちらです。配線が立体的で濃密ですね。折り詰めされたお寿司を連想します。左奥がよく話題に出てくるファインメットトランスです。チューバホーンさんが導入されたDACもES9018使いですが、上背は低かったので、電源部の違いかと思います。
一方、こちらのDACはフィリップスのDACチップTDA1541Aを使っています。フィリップスの音とチューバホーンさんも、Oさんもよく言われます。この辺りの経験値が乏しいので、歯がゆさもあります。音の陰影が表現され、こちらも捨てがたい、そうです。
嘗ては真空管アンプを自作されていたOさんにとって、是枝さんは憧れの存在だったようです。岡山を訪れて音に感動され、10年越しで導入されました。その10年の前にも更に長い蓄積があったはずです。一朝一夕では鳴らないのがオーディオの奥深さだと思います。
訪問先でユニコーンを聴くのは3軒目となります。GRFさん、ユニコーンさん、そしてOさんです。椀方さんのお宅を訪問した際には、まだトラバドール仮置きの状況でした。勿論、3者3様の音でしたが、敢えて分ければ、GRFさんとOさんの音が近かったでしょうか。
クラシックを中心にOさんのコレクションからピックアップいただきました。音楽も勿論楽しませていただきましたが、皆さん、微妙な音の違いに関心あるようで、同じ音源を繰り返し聞く場面が多かったですね。話題?のピリスのピアノソナタ(モーツァルト/幻想曲)では、ドイツの初期盤の鮮度感の良さが、よく分かりました。後発だと音が丸くなるとチューバホーンさんのご感想でした。Yさんが持ち込まれたロストロポーヴィッチのアルペジョーネソナタ(シューベルト)は、リマスタリングによる音の違いにびっくり。後発のリマスタリングで却って音が冴えなくなる例でした。
音の広がり方はGRFさんの和室で聴かせていただいた印象に近かったです。SPまでの距離が短くても、リスニングポジションを選ばないのは、360度無指向性のなせる音場表現でしょうか。サウンド全体にとてもS/N感の良さを感じます。ご自身だけでなく他の方のDACを作られる過程で、デジタル再生の背景ノイズを如何に減らすかに苦心されたことが、音につながっているのだと思いました。鮮度もそうですが、何か透明感のようなものを終始、感じていました。デジタルファイル再生は、途中、まだ追い込む余地をお持ちのようでした。その辺の進展は興味津々です。今後も情報交換をお願いします。
オフが終わって、お車のYさんが帰られた後、残り3人で高円寺にて暑気払いです。初めて入る焼き鳥の「大将」にて談義を続けました。赤羽もそうですが、オジさんしかいなさそうなお店でも、結構若い男女が普通に飲んでいますね。少しいいペースで飲んだのか、酔いが自宅近くまでも残っていました。今年はさそり座の周りがにぎやかです。アンタレスの近くにある明るい星は、火星と土星です。5月の杉並公会堂の後にも同じような光景を東の空に見ました。Oさんをはじめ、チューバんホーンさん、Yさん、真夏のオフ会を、ありがとうございました。秋風が吹く頃(残暑の頃?)の再開を楽しみにしています。