早くも2014年も、折り返しとなりました。オーディオ含めて公私共に中身の詰まった半年ではなかったかと、思います。熱戦が続くW杯も後半戦です。アジア勢に突き付けられた世界の壁は、想像以上に高かったようです。ここからが世界基準の総力戦の始まりです。まだまだ熱い毎日が続きます。金曜日は大学のサークルつながりで銀座で飲み会でした。1次会、2次会ともワイン中心でしたが、案外リーズナブルに楽しめました。横浜での飲み会と違って、帰りの時間を気にしなければなりません。と言っても旧交を温める場は時間が惜しいものです。翌日休みを言い訳にして、地元駅に戻ってきたのは深夜1:00でした。
ワインではありませんが、システムを寝かすという話題です。オーディオでは「何を弄っても音が変わる」と、よく言われますが、このところ拙宅ではシステムをほとんど弄っていません。変化点と言えば、昨年末にデジタルイコライザDEQ2496の調整を追い込んだこと、今年に入ってHUBを2重接続にしたこと、3月に真空管を交換したこと、です。これでも十分大きい変化と言えますが、先日、システムを敢えて弄らないことも、実は大事ではないかと感じることがありました。きっかけはデジタル再生時の音飛びでした。原因を探る過程で棚から牡丹餅的にDEQ2496の効果を実感することができました。
音飛びが生じたのは、5月の連休明け以降です。頻度は数曲に1回程度で許容できない状況となっていました。普通に再生できていたハイレゾ音源(24bit/96kHz)に至っては、途切れ途切れになりほとんど再生できません。これまで部屋の照明のオンオフと連動して音が飛ぶことはあったので、電源対策がノーガードであるDEQ2496をまずは疑いました。DEQ2496を外してUSB-DDC(JAVS X-DDC Plus)から直接AIT DACに接続すると、問題なく再生できます。ここで、レファレンスとして使っている花*花の「朱い馬」をかけた時に、それまで聴いていた定位感や音像の大きさとの差異を感じました。
DEQ2496を導入してボヤッと感じていたことに、"歌い手がそこにいる感じ"が増してきたことが挙げられます。ヴォーカル(口)の大きさが小さくなりました。おそらく半年間で私自身の耳も、DEQ2496を介した定位表現に慣れたのでしょう。DEQ2496を外した音に、違和感を感じたのは初めてです。導入当初では、ここまでの違いを感じれたかどうか。システムを寝かしている間に、実は耳の熟成が進んだというわけです。オーディオのコンポーネンツを装置、部屋そして人と捉えた菅野さんのフレーズを思い出します。つい弄りたくなるオーディオですが、しばらく我慢するのも一手ではないでしょうか?
さて音飛びですが、結局は光ケーブルの差し込みの甘さが理由でした。上記の状況ですから、さすがにDEQ2496を外すという選択は採りたくありません。再度、ケーブルを差し直して音飛びは解消されました。となると、次はDQQ2496の足回りをしっかりさせたくなります。いつまで管球王国の上に載せているんだ、とお叱りも来そうです。ADコンバータが必要になりますが、アナログとの組み合わせも真面目に考えねばなりません。逆に周波数軸上での調整ができないDSD再生は、私の中ではプライオリティがますます下がる気がしています。
ワインではありませんが、システムを寝かすという話題です。オーディオでは「何を弄っても音が変わる」と、よく言われますが、このところ拙宅ではシステムをほとんど弄っていません。変化点と言えば、昨年末にデジタルイコライザDEQ2496の調整を追い込んだこと、今年に入ってHUBを2重接続にしたこと、3月に真空管を交換したこと、です。これでも十分大きい変化と言えますが、先日、システムを敢えて弄らないことも、実は大事ではないかと感じることがありました。きっかけはデジタル再生時の音飛びでした。原因を探る過程で棚から牡丹餅的にDEQ2496の効果を実感することができました。
音飛びが生じたのは、5月の連休明け以降です。頻度は数曲に1回程度で許容できない状況となっていました。普通に再生できていたハイレゾ音源(24bit/96kHz)に至っては、途切れ途切れになりほとんど再生できません。これまで部屋の照明のオンオフと連動して音が飛ぶことはあったので、電源対策がノーガードであるDEQ2496をまずは疑いました。DEQ2496を外してUSB-DDC(JAVS X-DDC Plus)から直接AIT DACに接続すると、問題なく再生できます。ここで、レファレンスとして使っている花*花の「朱い馬」をかけた時に、それまで聴いていた定位感や音像の大きさとの差異を感じました。
DEQ2496を導入してボヤッと感じていたことに、"歌い手がそこにいる感じ"が増してきたことが挙げられます。ヴォーカル(口)の大きさが小さくなりました。おそらく半年間で私自身の耳も、DEQ2496を介した定位表現に慣れたのでしょう。DEQ2496を外した音に、違和感を感じたのは初めてです。導入当初では、ここまでの違いを感じれたかどうか。システムを寝かしている間に、実は耳の熟成が進んだというわけです。オーディオのコンポーネンツを装置、部屋そして人と捉えた菅野さんのフレーズを思い出します。つい弄りたくなるオーディオですが、しばらく我慢するのも一手ではないでしょうか?
さて音飛びですが、結局は光ケーブルの差し込みの甘さが理由でした。上記の状況ですから、さすがにDEQ2496を外すという選択は採りたくありません。再度、ケーブルを差し直して音飛びは解消されました。となると、次はDQQ2496の足回りをしっかりさせたくなります。いつまで管球王国の上に載せているんだ、とお叱りも来そうです。ADコンバータが必要になりますが、アナログとの組み合わせも真面目に考えねばなりません。逆に周波数軸上での調整ができないDSD再生は、私の中ではプライオリティがますます下がる気がしています。