珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

境川~湘南~引地川ポタリング

2015-03-29 09:26:39 | その他
来週から長めの関西出張となるため、この土日は久しぶりに地元で過ごすことにしました。音楽を聴く貴重な機会ですので、たくさん聴き込みたいと思っています。さて、土曜日の午前、以前から構想していたポタリングに行ってきました。境川を下って江の島へ出て、平行する引地川を戻ってくるコースです。日曜日は天候が崩れるようなので、行くならば土曜の午前と決めていました。先週は西からダイヤモンド富士を見ましたが、今回は東から富士山を眺めることになりました。順光の午前中を狙い、朝食もそこそこにポタリングスタートです。江の島から平塚方面まで欲張ったことに、午後は暑さも加わり案外キツかったです。

境川に入ってからすぐ、河津桜が目に止まりました。早咲きの桜ですからもう見頃は終えています。それでも残った花と新しい葉で、綺麗な葉桜となっていました。伊豆や松田が有名ですが、地元で楽しめるポイントを知ることができました。これは幸先いい!です。


自宅の庭にあるレンギョウやユキヤナギも花を咲かせていますが、毎年、花後に暴れるので、昨年秋、思い切って剪定をお願いしました。したがって今年は寂しい花付きです。ユキヤナギは本来、このような奔放な姿が映えます。


しばらく南下するとソメイヨシノのトンネルがありました。まだ1分から3分咲きといった感じでした。午前中は曇りだったこともあり、人は少なかったですが、晴れ渡った午後は、皆さん、ビール片手に桜の鑑賞でした。


JR藤沢駅を過ぎ、河口に近づきます。江の島が見えてきました。ここまで来ると潮の香りがします。川に止められたボートや江ノ電を見て、湘南に来たことを実感します。徐々に青空も広がってきました。


この日のお目当ては、何と言っても海越しに見る富士山です。普段、丹沢山塊にブロックされ頂しか見えない私にとっては、大層立派な富士山です。富士山のビューポイントについては、お国自慢それぞれでしょうが、鵠沼海岸(江の島付近)からの富士山もお忘れなく。


江の島です。地元だと返って行かないものですね。私は小学校時分の遠足の他、1回行ったことがあるかどうか、です。


引地川をすぐに引き返す予定だったのですが、景色が素晴らしかったので、相模川河口まで足を延ばすことにしました。県立湘南海岸公園→鵠沼海岸公園→柳島海岸と続く海岸線はサイクリングロードが整備されています。海岸線が湾曲していてるため、刻々と富士山の見え方が変わるのが面白かったです。


サーファーが目立つのは土地柄ですね。ユーミンの『流線形'80』に「真冬のサーファー」という、明るい調子の曲があります。歌詞の中の"カラスの群れのよう"、とは少し可哀想ですが、確かにそう見えなくもありません。若い人は勿論、昔鳴らしたであろうご年配の方もサーフィンを楽しんでいました。


一方、こちらはサザンオールスターズでお馴染みのエボシ岩です。春の陽光を受けて海と共に輝いていました。最初は点景でしたが、茅ヶ崎市に入り形を認識できるようになりました。最短距離付近では、ご覧の立派な烏帽子ぶりを確認できました。


相模川の河口です。さすがに広いです。次は少し気合を入れて相模川を北上し、寒川あたりをポタリングするのするのも面白そうです。とは言え、鶴見川や境川のように整備されたロードがあるのか怪しそうです。ネット情報を漁ってみようと思います。


相模川に架かる湘南大橋からの富士山です。相模川の向こうは平塚市となります。ここまで来ると前景は山となります。


湘南大橋で引き換えし、再び、鵠沼まで戻った後は、引地川沿いを走りました。一部、砂利道があり閉口しましたが、思ったより整備されていて気に入りました。何となくですが、水が澄んでいるような印象を受けました。左の支流に入らないように、右側の引地川親水公園を経由して進みます。


サイクリングロードは、藤沢市に因んで"フジロード"と名付けられていました。


引地川沿いには桜が沢山ありました。まだ蕾が多いですが、好天の下、桜を見る機会は限られます。川沿いの散歩のペースもゆっくりになりますね。ここは小田急線と相鉄線の湘南台駅付近です。ここで引地川を後にして、お隣の境川へ移動し、そのまま自宅へ戻りました。


ポタリングから帰ってシャワーを浴び、オーディオに灯を入れましたが、あっという間に意識を失ってしまいました・・・。昨日は4月下旬の暑さだとか。川沿い桜も一気に開花が進むことでしょう。残念ながら今年は地元で満開のソメイヨシノを見ることは叶いませんが、その分、西日本で楽しむことになります。宣言が遅かった兵庫もようやく開花しました。ニュー姫路城も行きたいところですが、現在は桜より多い人に参りそうです。少し間を置いてからにします。
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七面山、ダイヤモンド富士

2015-03-27 05:51:11 | その他
春分の日の翌日、山梨県の七面山に登ってきました。先日の、黒川・鶏冠山と同じメンバー3名です。富士山の山頂付近から陽が昇る、いわゆるダイヤモンド富士を見る企画です。21日の夜、高尾駅に集合後、車で身延方面へ移動しました。これまで夜通し登る経験はありませんでしたが、今回初めて午前2時スタートとなりました。それでも数時間程度の仮眠のおかげか、登っている最中は眠くなりませんでした。多少の興奮もあったのでしょう。肝心の天候も予報通りで、何ともいえぬ不思議な、日の出を目にすることができました。今年に入っても山の好天続きは継続中です。

ダイヤモンド富士はその気になれば、各地で見ることができます。年間2回が基本ですが、高尾山のように冬至の頃のみ、というケースもあります。七面山はちょうど富士山の真西に位置するので、春分の日と秋分の日に見れるというわけです。


先日の黒川・鶏冠山でアイゼン不要だったことや、かなり暖かい日が続いたこともあって、アイゼンを持っていかなかったのですが、これは大失敗でした。雪より氷がやっかいだったことを、その場で知るはめになりました。大事には至りませんでしたが、次回以降の教訓です。


七面山は山自体がお寺となっています。山頂より30分ほど下ったところにある敬慎院は、有名な身延山久遠寺ともつながりがあります。かなりいいペースで登ったため、日の出には余裕を持って敬慎院に到着しました。広い展望台にて、寒さに耐えながら日の出を待ちました。


少しずつですが、背景が赤くなってきました。シャッターを押すために手袋を外すのが辛かったです・・・。


この日は春分の日の翌日です。若干、山頂より左側(北側)から陽が昇っていることがわかります。日照時間の変化率が大きい時期でもあるので、陽が出る位置も1日単位で大きく動きます。おそらく翌日はダイヤモンド富士にはならないと思われます。


ご来光です。我々の隣にいる、敬慎院の宿泊者(老若男女多数)の念仏のボルテージが上がり、異様な雰囲気に包まれます。ダイヤモンド富士には、日の出、日の入りの2パターンがありますが、高揚感なら前者、寂寥感なら後者となります。夜間の登りの苦労も吹き飛びました。


確かに富士山の山頂部(水平部分)をかすめていますので、正真正銘のダイヤモンド富士です!


太陽が完全に富士山の上に出ると、ご覧の明るさです。お寺ではこれから朝食でしょうか。我々は七面山の山頂を目指してさらに登ります。


七面山の山頂です。標高はほぼ2000mですが、残念ながら樹林に囲まれ展望はありません。風がほとんど無かったのは助かりました。ここでしばし時間をとり朝食としました。南アルプスも目前に迫っているのですが、七面山からは望めず、もう少し先の希望峰に行く必要があります。今回は省略となりましたが、なかなかの絶景のようです。


再び、敬慎院に戻ってきました。この門を通して眺める富士山はまるで額縁に収まる絵画のようで評判なのですが、時間帯が悪すぎました。逆光のため肉眼でも富士山を見失うほどでした。日の出はともかく、ここは順光の午後の方が、富士を眺めるにはいいはずです。夕景は狙い目かも知れません。


足元の雪や氷を避けながら、一気に登山口まで下りました。展望台で念仏を唱えていた集団が長蛇の列で、追い越すのに苦労しました。スタート時点で見過ごした、身延山や七面山の案内図が登山口にありました。お隣の身延山の方が標高は低く、アクセスは楽です。


登山口の向かいには、白糸の滝がありました。水量は少な目です。周りの木々が少し色づいているのは春の準備に入ったということでしょう。


下山後は、例によってまず汗を流しました。登山口から近い草塩温泉にしました。夜間登山のおかげで下山も早かったので、当然、朝風呂となります。開館の10時に入ることができ、我々3名の他、1名でほぼ貸切の状態でした。


さらに身延方面へ北上し、お土産+食事処にて昼食をとりました。私はもりのうどんと肉丼のランチセットです。他、季節限定のさくらそば、地元の野菜、甲州ならではお菓子などお土産を購入し、帰路につきました。夜間登山→温泉→食事とくれば、当然、睡魔が襲ってきます。ドライバーさんにはいつも、いえ、いつも以上に感謝しています。


登り始めが早い分、全てのサイクルが早くなります。新宿に戻ったのが午後3時前でしたので、散会後、神保町へ足を延ばしました。ダイヤモンド富士の余韻を抱えながら、富士レコードでアナログ盤探しです。結局、2店ハシゴして4枚分、散財してしまいました。というわけで、富士づくしの1日の締めとなりました。この週末は久しぶりに地元でゆっくりできます。ポタリングの他は、アナログ三昧になりそうです。


やはり望遠レンズには三脚が必要だと、アイゼン同様に学びました(汗)。
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西方寺、春の到来

2015-03-23 22:52:28 | その他
土曜日、車の定期点検でトレッサ横浜に行ったのですが、道すがら西方寺に寄ってみました。早咲きの中日桜やクリスマスローズが見頃となっていました。中日桜とは聞き慣れない名前ですが、どうやら、このお寺が名づけたローカルな名称のようです。午後になって晴れ間が広がり、新調した望遠レンズの屋外デビューにも好都合でした。横浜ではソメイヨシノが開花したことを、今日のTVのニュースで知りました。まだ寒さの戻りはありますが、正しく春到来!と言っていいでしょう。


クリスマスローズは意外にも、お寺にもマッチします。こちらでは3品種、揃い咲きでした。隣の芝生ではありませんが、自宅には無い、濃い紫の品種が目を引きました。


1月末に見たろう梅の花が、まだ頑張って咲いていました。さすがに花の勢いは失せていますが、渋い本堂にはむしろぴったりです。


モクレンも間もなく開くところまできました。モクレンは咲くと華やかですが、咲き終わりの姿が少し残念です。アジサイなんかもそうですね。その点、桜の潔さは見事としか言いようがありません。


桃の花でしょうか。梅と桃と桜の見分け方には、いくつかポイントがあるようです。"花と葉が同時"は桃だけだと知りました。


再び中日桜です。早咲きの桜と言えば河津桜が有名です。遅咲きだと八重桜、大島桜などがあります。桜を長く楽しむ方法として、地域を変えてソメイヨシノを見ることもあるでしょうが、少し贅沢です。開花時期の異なる種類の違う桜を、地元で楽しむのも十分ありだと思います。


この日は春分の日でした。昼と夜が同じ長さというのは勿論その通りですが、日照時間の変化が大きい時期でもあります。実はこの日の夜、山梨県南巨摩郡にある七面山に向かい、春分の日ならではの光景を見てきました。次の記事にてアップいたします。


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二つの古きタンノイを聴く

2015-03-21 08:48:56 | オフ会
pat_mthny7205さんを迎えた翌日は、taoさんとチューバホーンさんのお宅をハシゴする、ヴィンテージ・タンノイの日となりました。拙宅でのオフ会の後、チューバホーンさん宅を訪問したのが昨年11月半ばでした。年が改まり、taoさん宅訪問を調整する中、taoさんの定期的なボディメンテナンスに絡めて、ハシゴ企画となったという次第です。午前中、チューバホーンさんの仕事場に少し早めに着くと、整体の方は仕上げの段階でした。しばしチューバホーンさんの仕事ぶりを拝見して、2階のオーディオ部屋へ移動です。クラシック鑑賞付きの整体はそう、ありませんね。taoさん、さぞ心地良かったでしょう。

部屋に入ってまず驚きました。SP配置が昨年訪問時の長辺配置の交差法から短辺配置の平行法へ変わっています。さらに、部屋に鎮座していたピアノが撤去されています。午後のtaoさん宅の交差法と比較しやすいようにとのご配慮もあったようで、恐縮です。昨年11月の音は憶えていますから、その違いは気になるところです。ピアノはかなり音を吸うらしいです。シンプルな空間になった分、定在波の影響が出たとのこと。床の座布団はその対策の表れです。座布団無しではとてもボリュームが上げられなかったそうで、部屋を積極的に活かす平行法の難しさの一端です。

チューバホーンさんが使われているSPはランカスター(ユニットは15インチモニターゴールド)です。昨年はクォードのモノラルパワーアンプ2台でしたが、今回はステレオ1台です。ヴォーカルを中心に聴かせていただきました。昨年と比べてまず感じたのが低音の充実ぶり。密閉型でも分厚い低音が出るんですね。サウンドパーツか、クォードの影響か、音に温かみ、鮮度感があります。デジタルアンプSD05にすると空間は更に広がり、細かい音も拾いますが、冷静な音になります。ヴォーカルは少し遠目からステージを見ている感じで、GRFさんの平行法を連想しました。ここまで音を纏めるチューバホーンさんの腕にも感心しました。


1時間ほど聴かせていただいた後、チューバホーンさん宅を出てtaoさん宅へ向かいます。途中、青梅街道脇の中華料理店「長江宴」にて昼食です。武蔵野うどんのお店の話もあったのですが、かなり混むとのことで、こちらのお店へ。taoさん、ご家族でも使われているのか、お店の人とも馴染みの様子でした。私はリーズナブルながら、味のしっかりした酢豚のランチセットをいただきました。


taoさんのお宅は狭山丘陵の高台の住宅地にありました。私自身、接点の少ない地域ですが、近くの西武園には昔、埼玉の親戚と行ったことがあります。taoさんは有名ブログacoustic taoを書かれているので、オーディオブログを巡られている方はご存じでしょう。まだオーディオ歴は8年とのことですが、ブログの初期の記事を見ると、ジャーマンフィシクスやEMM Laboなど錚々たるオーディオ機器を使われていたことがわかります。GRFさんと同じですね。しかし8年の歳月の間、taoさん自身の志向の変化があり、現在は英国のヴィンテージ品でシステムを組まれています。

SPはコーナー型のGRFで、ユニットは15インチモニターシルバーです。お使いのクォードのESLの調子が今一つだったところに、こちらのGRFと遭遇、購入を決められました。私はヴィンテージ品へのアンテナが低いのでわかりませんが、機会を逃すと次はいつになるか分からない、といった後押しがあったようです。シルバーはステレオ移行期のユニットで、taoさんが生まれる前の製品です。その時代のアンプで音を作りこんでいるので、古いアンプとの相性がいいそうです。チューバホーンさんがお使いのゴールドは更に時代が下がり、アンプの選択肢は現代機含めて広くなります。


お部屋は8から10畳でしょうか、床を低くしている分、天井高も高めです。当初は石井式の部屋だったのですが、吸音部を木材に替えています。確かに会話にも響きが乗る感じがあります。それでも元の部屋の素性の表れか、カーペット敷きの拙宅よりはライブではありません。


上流機器も英国ヴィンテージです。これまで数多くのお宅を訪問していますが、アナログ1本足の方はそういらしゃいません。地元のIさんとtaoさんくらいでしょうか。LINNのプレイヤーはパーツ交換によるグレードアップが売りの一つになっていますが、taoさんはその逆路線、つまり先祖帰りのパーツ交換をされているのが面白いですね。カートリッジはオルトフォンのSPUです。アンプはプリ、パワー共にLEAKです。昨年末に訪問した一諾千金の怠け者さんもやはりLEAKを使われてました。訪問先が続けて2軒、LEAK使いというのはレアケースの重なりですので、何か不思議な気もします。


taoさん所有のレコード群(上記写真の右奥のボックス)から、クラシックを聴かせていただきました。60年代後半のステレオ全盛期の音源ではなく、ちょうどGRFがまだ新品だった当時の音源が中心です。これにはシステムとの相性という音の側面もありますが、何よりtaoさん自身が聴きたい音楽がこの辺りに移ってきたことが大きいでしょう。私の語彙では上手く表現できませんが、音からは素朴、陰影、曇り空・・・といったキーワードが浮かんできました。バッハのチェロソナタの骨太さも印象に残りました。部屋に迎えてまだ1年、これからもどんどん音が変わるそうですから、育てる?楽しみがありますね。

こうしてヴィンテージ・タンノイ・デイはあっという間に過ぎていきました。二つのSPの生産時期の差は10~15年ほどでしょうか?組み合わせる機器や音源の年代が変わると随分と音が変わることを、実感した1日でした。"人と部屋と機器こそがオーディオコンポーネント"という菅野さんの話は、私もようやく理解するところとなりましたが、その再認識にもなりました。お二人のオーディオがどの方向へ進むか、また機をいただければと思います。土曜日のpat_mthny7205さん来訪と併せて、濃い週末が終わりました。
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path_mthny7205さんを迎えて

2015-03-16 23:50:36 | オフ会
庭のクリスマスローズが満開を迎えました。ユキヤナギやレンギョウが咲き始め、ムスカリも頭を出しました。庭もやっと春到来です。以降、秋まで次々と庭木の花が咲くガーデニングシーズンの開幕です。個人的に定着した2月の半ばの寒肥は、さしずめキャンプインといったところでしょうか。尤も眠っていた雑草も跋扈しますから、雑草退治の開幕でもあります。この冬は出張が多く、常緑樹を覆う雪が心配でしたが、どうやら昨年のような大雪は回避できそうです。街の方も梅の勢いが無くなり、モクレンがちらほら咲き始めました。桜の季節まであと少しです。


珍しくこの週末は土日ともにオフ会に明け暮れました。土曜日のお客様はpat_mthny7205さんです。今回で3回目のご来訪となります。前回はAIT LABOのDAC導入直後でしたから約2年ぶりとなります。過去2回はSPの配置が同様でしたが、SP間隔が狭まったこと、デジタルイコライザーを追加したこと、アナログにもADコンバータを適用したことなど、変化点が大きいです。日々の変化は微小ですし、大きな変化があっても記憶は薄れます。間を置いた方が、音の変化は分かり易いでしょう。いわゆる定点観測ですが、逆に印象を伺う怖さも伴います。

最近、登山向けに望遠レンズを新調したので、お試しに撮ってみました。より広い視野を切り取れるようなりました。この構図ですとSP間隔の変化も判りやすいと思います。


デジタルのラインナップです。pat_mthny7205さんは、ジャズやフュージョンにお詳しいですが、最近はほとんどクラシックを聴かれているとのことです。クラシックの内容もオーケストラ系は減り、ドイツリートなどシンプルな楽曲を聴くようになったそうです。手持ちのラインナップでは用意できない分野です。ヴォーカル系とジャズが1/4ずつ、残り半分をクラシックという構成にしました。ダイアナ・クラールの新盤はあちこちのオーディオ系ブログで見かけます。私も評判が気になって購入しましたが、これは買って正解の1枚でした。


青春期が重なっていることもあり、アナログは安易ではありますが懐メロ路線で行きます。最近、pat_mthny7205さんのブログで記事に上がっていた、「瞳はダイアモンド」はデジタルとアナログの聴き比べです。


アナログとデジタルの差はあまり無い、というのが最近の私の感覚ですが、pat_mthny7205さんはアナログに軍配だったようです。歌も去ることながら、話題はバックのミュージシャンに。当時のポピュラーソングの伴奏を支えていたのが、腕利きのスタジオミュージシャンです。PARACHUTEというバンドは存じ上げませんでしたが、松原正樹、今剛、斉藤ノブといった面々はクレジットでよく見かけます。「瞳はダイアモンド」と同じく作詞:松本隆、作曲:呉田軽穂(=ユーミン)の「時間の国のアリス」もギターが軽快な曲ですが、松原正樹の演奏だと後で知りました。


2年前も聴いたオフコースは、表題曲の「ワインの匂い」を。今度はもう少し男性ヴォーカルも増やすことにしましょう。


オフ会の前のランチでは、オーディオのこと、エコカーのこと、仕事のことなど話をさせていただきましたが、話題の中心は体のこととなりました。ご自身のブログにも書かれていますが、昨年末に長い入院をされたことを聞いていました。50代を前にして、お互い無理が効かなくなっていることは確かなようです。一方で、もう一仕事踏ん張らねばならない状況でもあります。もう第4コーナーには差しかかっています。時にはこうした交流でガス抜きしながら、過ごしていければと思います。そう、久しぶりにpat_mthny7205さんの音も聴いてみたいですね。

さて、翌日曜日は、これまた濃いメンバーさん2件の訪問となりました。次回あらためて、アップいたします。
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