奈良県庁の方からお誘い頂き、本日、
「ガストロノミーツーリズム国際シンポジウム2022」に行ってきました。
「フードツーリズム」とは、その土地に行ってその土地ならではの食と農を楽しむ旅(機会)。
一方、ガストロノミーツーリズムは、「美食学」と言われたりしています。
フードツーリズムの考え方にプラスして、体験や学習などを通じてその土地ならではの気候、風土、伝統、習慣、歴史を通じた食と農をまるごと体感出来、観光客(生活者)が楽しみながらその土地の人々の想いやコダワリの共感につなげる旅(機会)の事です。
また、ガストロノミーツーリズムは、食と農と観光以外に地域に根ざしている人、例えば学芸員や民俗学はもちろん、最新技術の専門家などなど、“ジャンルはもちろん、新しい古いをも問わず”に、その地域のオンリーワンの人々が関わって作り上げていくところに、可能性があると思います。
志賀直哉が「奈良にうまいものなし」というコトバを残しました。
でも、私は「知られていないだけ」だと思います。
うまいものはたくさんあります。
今年6月には、第7回ガストロノミーツーリズム世界フォーラムが奈良で開催予定。
世界に「奈良にうまいものあり」をアピール出来る機会になると思います。
私は「フードツーリズムマイスター」でもあり、下市町で長らく、一匹狼でフードツーリズム(ここ2年はコロナ禍で中止しています)を細々とさせて頂きましたが、ただ単に、体験して終わりじゃなく、どうやったら特別感を味わえるか?生活者がどうすればその土地の人々に共感し、ファンになってもらえるか?をも心がけてきました。
そうしたことを含め、自分自身が心がけている事や、フードツーリズムマイスター取得講座で学んだ事と重なる部分が多く、改めて勉強になりました。
シンポジウムの帰りに、久しぶりに「奈良うまいものプラザ」へ。
奈良県産いちご「古都華」の中でも高級なものを使った大福で、ブレイク。
名付けて、
「奈良県プレミアムセレクト“古都華” のいちご大福。」
いちごにはビタミンCが豊富。
免疫力アップ(コロナ感染予防)に役立ちます。
レモンと違って、そのまま食べれて、5個〜7個で1日分のビタミンCが摂れると言われています。
こちらの大福で使われているいちごは大粒ですので、大体1日の1/3のビタミンCが摂れそうです。
コロナウィルスが蔓延してますが、こういう時こそ、「いちご」です。
シンポジウムはオンラインで参加予定でしたが、ノートパソコンが故障して修理中。
スマホだと画面が小さい。
その為、現地参加に。
バリアスプレーと、衣類用の抗菌抗ウイルススプレーを持ち歩き、全身に振りまきながら、ひさびさの奈良への外出でした。
お世話になりました皆様、ありがとうございました。
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年末に頂いた、長野生まれの赤いリンゴ「キルトピンク」で、ジャムを作りました。
皮もそのままむかずにつかいました。
皮の濃い赤色。そして皮と果肉の境目にある旨みはジャムにも生きてくるはず。
作り始めると、「何!このいい香り?」
今までのリンゴジャムにはない、
甘酸っぱくて濃い香りがたまりません。
つまみ食い止まりません。
赤い色がたまりません。
思いのほか煮詰まるのが早くて、ややあんこっぽい仕上がりになりましたが、
味は今までのリンゴジャムにないコクと甘酸っぱさ。
地元・吉野では「はらんきょう」と呼ばれる、大石早生などのような古い品種の、赤くて酸味の効いたスモモジャムみたいです✨
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1月14日(金)19時。
大淀町大岩地区の2ヶ所のお寺から叩かれる太鼓の音を合図に、恵方(北北西)から点火。
数日前からの雪も上がり、
冷たい風もピタッと止みました。
そして、夜空には月と星が輝いてました。
しばらくすると勢いよく燃え出して、
大きな火柱に。
トンドに集まった人々が、片手に紙を持ってらっしゃいます。
習字を練習した半紙です。
これから、「テンピッタン」を行う為です。
「テンピッタン」とは、
習字を練習した半紙を竹の先に付け、トンドの火で燃え上がらせること。
トンドの中央から上に上げるように燃やします。
その半紙が上に高く燃え上がると、習字が上手になると言われています。
無病息災を願って(コロナにまけないために)、トンドの残り火で斜めに切った竹でお神酒(笹酒)を暖め、餅も焼いて、楽しみました。
トンドの火で暖めたお神酒を飲むと、一年間無病息災でいられるといわれてます。
また、トンドで焼いた餅を食べると歯が丈夫になる(風邪をひかない)といわれています。
また、大岩地区の皆さんは、ロウソクにトンドの火を移し、ちょうちんで自宅まで持ち帰ります。
持ち帰った火は、神棚や仏壇のロウソクに使われ、一年間の家内安全や無病息災を祈ったり、その火で小豆を炊き、小正月である翌日の朝に小豆粥を食べます。
因みに昔、カマドのあった時代は、トンドの火をカマドに移して小豆を炊き、翌朝に小豆粥を作ったそうです。
トンドの火が上の方に、しかも月の方に向かって勢いよく燃え上がる様子は、壮観でした。
地元、大淀町大岩地区の皆さんはもちろん、おおよどチャレンジ体験農業塾の塾生をはじめ地区外からもご参加下さり、賑わったトンドとなりました。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
お疲れ様でした。
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大岩のトンドが建ち上がるまでの様子をご紹介します。
まず、土台と芯になる部分を組み立てていきます。
一方、トンドに囲む専用のしめ縄を作ってます。しめ縄は一番最後に囲みます。
結構大きいトンドである事と、準備から点火まで4日ほどあいている為、芯の部分は倒れにくいようにしています。
芯の部分が出来上がったら、神社の門松に使われた松や竹を先に立てていきます。
そのあと、藪から切り出した青竹や枯れた竹と稲藁も入れて建てていきます。
ここで、お飾りやしめ縄などを置いていきます(もちろん、建ち上げた後にも入れていきます)。
点火位置の上の方にもワラを入れておきます。
なお、点火位置は恵方になります。
今年は北北西。
恵方巻きを食べる方向と同じです。
最後にトンド全体をくくります。
まずは、フジのツルを巻きつけていきます。
フジのツルを巻いたあと、しめ縄でグルッと巻いていきます。
しめ縄を巻きつけた後、点火位置(恵方)の目印として、神社の本殿などに飾られていた大きなしめ縄を飾り…
完成❗️
皆様、ありがとうございました❗️
お疲れ様でした❗️
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1/10(月・祝)
おおよど遺産(大淀町選定地域遺産)にも選ばれている、大淀町大岩地区の「大岩のトンド」の準備へ。
トンドの建ち上げ(準備)の事を、
「トンドククリ」と呼ばれます。
今年からは、大岩の皆さんとNPO法人おおいわ結の里(僕も所属しております)が協力して伝統を受け継いでいきます。
おおいわ結の里で、地区外の方で準備を体験したい方を募集。
多くの方々が来られてました。
僕も今回初めて、準備に行かせて頂きました。
その土地ならではの伝統行事は、その土地の人で守るのが大切かもしれません。
でも、言うまでもなく、どの地域も高齢化でそれが難しくなってます。
伝統を積み重ねていくためには、その土地以外(語弊がありますが「よそ者」)のチカラも必要になっていくのではないでしょうか。
とはいえ、本格的でスケールの大きなトンドの建ち上げに関わるのは初めてで、色々と勉強になりました。
ご一緒させて頂いた皆様、ありがとうございました。
点火は、1/14(金)19時。
点火が待ち遠しいです。
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