こちらの写真は、青首大根の原種「宮重大根」。
10年ほど前に、愛知県の野菜ソムリエ上級Pro.の大先輩からタネを頂き、
定期的に自家採種したもの。
一方、こちらの写真は、「冬自慢」という品種。
こちらは比較的新しい品種。
同じ日にタネを播きました。
冬自慢は発芽が揃いましたが、
宮重大根は発芽がバラバラ。
最初の生育も違います。
冬自慢は最初からドーンと成長します。
宮重大根はゆっくりしたペースで、
真冬になっても同じ感じです。
冬自慢を動物で「ウサギ」と例えるなら、
宮重大根は「亀」でしょうか?
発芽が「揃う」モノ。と思われがちですが、
在来種や原種は揃わないものが多いです。
お店や直売所ではどんな品種でも青首大根であれば、
POPや値札は「青首大根」と書かれます。
冬自慢とか、耐病総太りとか、品種名を書いて売ることは少ないのです。
でも、収穫物の見た目はほとんど同じでも、
成長過程では性格は大違いなことも少なくないのです。
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快晴となりました9月25日(日)は、
午前中、毎週日曜日営業の「大岩農産物直売所」の当番。
大岩産のお野菜のほか、私の当番日に限定販売のお野菜として、
私が育てたカボチャ(バターナッツ、甘龍、ロロン、つるくびの4種類)とゼブラナス、緑ナスを販売させて頂きました。
そのあと、大淀町文化会館「あらかしホール」へ。
★大淀町地域遺産シンポジウム2022★
「吉野の中の大淀町~未来に伝えるレガシー~」に参加させて頂きました。
奈良県は、時には「遺跡だらけ」と言われるほど、沢山の遺跡があります。
奈良県全体からみれば、大淀町は国指定、あるいは県指定の文化財は
そんなに多くありません。
ただ、指定文化財でなくても、
きらりと輝く遺産、現代、未来にも通じる文化的資産などの地域遺産が沢山あります。
それらの保存と活用について、色々と学ぶことが出来ました。
地域遺産と接する事で物事の本質が見えることがあります。
これは、食と農に置き換えても同じことが言えると思います。
例えば、千歯こきや唐箕は何のための道具で、
どのように使われるか?
そこから現代はどんな道具に進化してきたか?
などを知ることで、
機械の仕組みや農業(農)の苦労、手間などを知ることが出来ます。
また、モノでなくても、言い伝えや物語でも同じで、
例えば、
「冬至にカボチャを食べると風邪をひかない」といわれるのは何故か?
などといった言い伝えも、野菜が本来持っている機能性を知る事が出来ます。
シンポジウムでは過去と現在のつながりを絶ってしまうことは、
地域遺産の活用とは言い難いことも学びました。
つまり、唐箕や千歯こき、冬至にカボチャの言い伝えの事を、
ないがしろにすることは、農機具の事や農業の苦労についてや、
野菜の機能性など知る機会を失うことであり、本質が見えなくなります。
そして、地域遺産を活かすためには、
若者、馬鹿者、よそ者を巻き込み、
それぞれの視点で遺産を見ていき、活かす事が大切な事を学びました。
ところで!
私がおおよどチャレンジ体験農業塾や大岩農産物直売所などで関わらせてもらっている、大淀町大岩のNPO法人「おおいわ結の里」。
よそ者(外部)の人々とともに、地域遺産をはじめとする里山の資源を守り、
活かすために、昨年7月に立ち上げた法人です。
私も設立時に末席に座らせて頂きました。
農業塾においては、大淀町内だけでなく、
町外のリピーターさんも増え、
リピーターさんが農業塾サポーター的役割につながってます。
さらに、農業塾以外において、たとえば、
おおよど遺産の一つである「大岩のとんど」の準備など、
大岩の盛り上げ役にもつながってます。
私も自分自身の役割や、自分には何が出来るか?
改めて自問自答させて頂く、よい機会となりました。
なお、大淀町文化会館では、
「おおよど遺産ミュージアム」と題して、
大淀町内で発見されたさまざまな地域遺産が展示されていて、そちらも見学。
9/1~10/17まで展示されていて、少しずつバージョンアップされています。
私もよく手を合わせる大岩神社や大岩大日堂などの大岩の地域遺産の史料もあり、
また新しい発見がありました。
お会いしました皆様、ありがとうございました。
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午前中、毎週日曜日営業の「大岩農産物直売所」の当番。
大岩産のお野菜のほか、私の当番日に限定販売のお野菜として、
私が育てたカボチャ(バターナッツ、甘龍、ロロン、つるくびの4種類)とゼブラナス、緑ナスを販売させて頂きました。
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奈良県全体からみれば、大淀町は国指定、あるいは県指定の文化財は
そんなに多くありません。
ただ、指定文化財でなくても、
きらりと輝く遺産、現代、未来にも通じる文化的資産などの地域遺産が沢山あります。
それらの保存と活用について、色々と学ぶことが出来ました。
地域遺産と接する事で物事の本質が見えることがあります。
これは、食と農に置き換えても同じことが言えると思います。
例えば、千歯こきや唐箕は何のための道具で、
どのように使われるか?
そこから現代はどんな道具に進化してきたか?
などを知ることで、
機械の仕組みや農業(農)の苦労、手間などを知ることが出来ます。
また、モノでなくても、言い伝えや物語でも同じで、
例えば、
「冬至にカボチャを食べると風邪をひかない」といわれるのは何故か?
などといった言い伝えも、野菜が本来持っている機能性を知る事が出来ます。
シンポジウムでは過去と現在のつながりを絶ってしまうことは、
地域遺産の活用とは言い難いことも学びました。
つまり、唐箕や千歯こき、冬至にカボチャの言い伝えの事を、
ないがしろにすることは、農機具の事や農業の苦労についてや、
野菜の機能性など知る機会を失うことであり、本質が見えなくなります。
そして、地域遺産を活かすためには、
若者、馬鹿者、よそ者を巻き込み、
それぞれの視点で遺産を見ていき、活かす事が大切な事を学びました。
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よそ者(外部)の人々とともに、地域遺産をはじめとする里山の資源を守り、
活かすために、昨年7月に立ち上げた法人です。
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農業塾においては、大淀町内だけでなく、
町外のリピーターさんも増え、
リピーターさんが農業塾サポーター的役割につながってます。
さらに、農業塾以外において、たとえば、
おおよど遺産の一つである「大岩のとんど」の準備など、
大岩の盛り上げ役にもつながってます。
私も自分自身の役割や、自分には何が出来るか?
改めて自問自答させて頂く、よい機会となりました。
なお、大淀町文化会館では、
「おおよど遺産ミュージアム」と題して、
大淀町内で発見されたさまざまな地域遺産が展示されていて、そちらも見学。
9/1~10/17まで展示されていて、少しずつバージョンアップされています。
私もよく手を合わせる大岩神社や大岩大日堂などの大岩の地域遺産の史料もあり、
また新しい発見がありました。
お会いしました皆様、ありがとうございました。
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大淀町・大阿太高原の果物農家「梨子本果樹園」さんと、
同じく大淀町のお茶農家「嘉兵衛本舗」さんの
SDGsコラボ商品「梨の葉のブレンドティー」
和紅茶とハーブティーの特徴が同時に楽しめるお茶。
シナモンの香りと、梨のドライフルーツの香りがそれぞれアクセントになって、
リッチな気分になって、気持ちがホッとするブレンドティーです。
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9月21日(水)
和歌山県橋本市(…といっても車で5分ほど走れば奈良県五條市です)
の古民家サロン「紡gu」で、
ミニ野菜ブーケ体験&ランチイベントをさせて頂きました。
カワイイブーケが出来上がりました。
しかも、どれもキレイで可愛い!
ランチは酵素玄米を初め、カラダに優しく、美味しいメニューがずらり。
今回は1歳のカワイイお子様の姿も。
生まれて初めて見た野菜も多かったことでしょう。
ブーケの材料である、黄色いパプリカを眺めたり、
ささげ(※)を握りしめて歩く姿が愛おしかったです。
※ささげ
いんげんまめの仲間で、
さやいんげんを長~くしたようなお野菜です。
参加者の皆様、ありがとうございました♪
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9月18日(日)、
なら食と農の魅力創造国際大学校「NAFIC」附属セミナーハウスにて、
「野菜ブーケワークショップ」をさせて頂きました。
こちらのセミナーハウスは今月オープンしたばかり。
奈良盆地を一望出来る高台にあり、ホテルもあります。
会場からほど近い、明日香村の新しい特産品「つるむらさき」、
大和伝統野菜「ひもとうがらし」を初めセミナーハウス周辺で採れた野菜で、
ブーケを体験して頂きました。
台風が接近していて、かなり蒸し暑かったですが、
何とかお天気ももってくれて、無事、終了する事が出来ました。
参加者の皆様、ありがとうございました。
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