5/9(木)
令和最初の「おおよどチャレンジ!体験農業塾」へ
今回は、夏野菜の苗の植え付け。
あぐりファーム大淀の小西様の、
昔からの言い伝えを交えたレクチャーのもと、
ウネに元肥を入れて、
マルチを張って、
米ナス、フルーツトマト、万願寺とうがらしやこどもピーマン、
更には大和野菜である「紫とうがらし」と「ひもとうがらし」の苗を植えました。
昔は、藤の花が咲く頃が夏野菜の苗の植え付け時期だったそうです。
まさに、藤の花が満開。
ただ単に畑だけを見るのではなく、
周りの自然にも、ふと眺めると、畑作業のシグナルを見つけることが出来ます。
内容はかなり盛り沢山でしたが、皆さん、和気あいあいとしていて楽しかったです。
ところで今年から新企画として、ミニ講義もスタート。
ワタクシも「大和野菜」〜奈良県認定の伝統野菜〜をテーマに講師をさせて頂く事になりました。
今回は定植しました「紫とうがらし」や「ひもとうがらし」の活用のポイントや機能性の他、
今、植え付け時期の大和野菜の品目、
葉物で最古の一つと言われている「大和まな」のお話をさせて頂きました。
地元に眠る伝統野菜の保全が叫ばれて久しいです。
農業塾を通して、大和野菜、更には身近に眠る伝統野菜見直すきっかけになりましたら幸いです。
参加者の皆様、
あぐりファーム大淀の小西様、
大淀町役場の皆様、
ありがとうございましたm(__)m
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令和最初の「おおよどチャレンジ!体験農業塾」へ
今回は、夏野菜の苗の植え付け。
あぐりファーム大淀の小西様の、
昔からの言い伝えを交えたレクチャーのもと、
ウネに元肥を入れて、
マルチを張って、
米ナス、フルーツトマト、万願寺とうがらしやこどもピーマン、
更には大和野菜である「紫とうがらし」と「ひもとうがらし」の苗を植えました。
昔は、藤の花が咲く頃が夏野菜の苗の植え付け時期だったそうです。
まさに、藤の花が満開。
ただ単に畑だけを見るのではなく、
周りの自然にも、ふと眺めると、畑作業のシグナルを見つけることが出来ます。
内容はかなり盛り沢山でしたが、皆さん、和気あいあいとしていて楽しかったです。
ところで今年から新企画として、ミニ講義もスタート。
ワタクシも「大和野菜」〜奈良県認定の伝統野菜〜をテーマに講師をさせて頂く事になりました。
今回は定植しました「紫とうがらし」や「ひもとうがらし」の活用のポイントや機能性の他、
今、植え付け時期の大和野菜の品目、
葉物で最古の一つと言われている「大和まな」のお話をさせて頂きました。
地元に眠る伝統野菜の保全が叫ばれて久しいです。
農業塾を通して、大和野菜、更には身近に眠る伝統野菜見直すきっかけになりましたら幸いです。
参加者の皆様、
あぐりファーム大淀の小西様、
大淀町役場の皆様、
ありがとうございましたm(__)m
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大淀町・大阿太高原にある梨の花農園「RIKAEN」では、
何と、梨の花のライトアップ「梨灯り」を行ってます。
先日、お伺いしました。
初めてお伺いしましたが、圧巻!
梨の花のライトアップは、全国で唯一とのこと。
ボリュームがスゴイですね。
なお、一般的に梨の果実を育てるために、梨の花は摘蕾します。
つまり、余分な蕾は採ってしまいます。
そのため、実際はこんなにたくさん花が咲きません。
(たくさん花が咲くと実が出来ません。)
摘蕾作業も、手作業。
形の悪いお花、育ちにくいと思われるお花を見極めて摘み取っていきます。
ところで、「RIKAEN」の方とお話ししましたが、
梨農家に兼業農家はほとんどいらっしゃらないとのこと。
言い換えると、手入れが欠かせない樹なのです。
特に昨年、台風が襲来し、大阿太高原でも
収穫直前の梨の実が落ちるなどの被害が出ました。
自然災害1つで、農家さんの家計にダメージをもたらすのです。
農業の高齢化も追い打ちになっており、
後継者不足も深刻です。
関西ローカルのテレビで取り上げたようで、
奈良県外からお越しの方も続々。
「RIKAEN」の皆様、ありがとうございました。
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4月7日(日)の「梨の花マルシェ」で行われた「梨山てくてくウォーキング」。
私も参加しました。
ガイド役の方に、
道沿いに生えている草花などをご紹介していただきながら、
まずご案内頂いたのが、コチラ。
「大阿太高原梨発祥の地」
この場所が、産地への第一歩となったのです。
ここに初めて二十世紀梨を植え、普及させたのが奥徳平(1878~1927)という人物。
現在も二十世紀梨は大阿太高原の主力品種でもあります。
また、今や鳥取などの二十世紀梨の産地ではアタリマエとなっているパラフィン紙による袋掛けも、
実はこの地、奈良県大淀町・大阿太高原が発祥なのです。
で、梨畑へ。
ところで、梨畑を眺めると、低い梨の樹がズラリと並んでいる畑に、
写真のような背の高い梨の樹が植えられています。
これらの樹、「受粉樹」なのです。
梨は自家不和合性といって、同じ品種の花粉を受粉出来ない性質があります。
そのため、受粉用の違う品種を背の高い状態にして植えられているのです。
(品種は長十郎など)
梨畑の土。
ちょっとわかりにくいですが、大阿太高原は、
(赤土の)強粘土質なのです。
全国の梨の産地を見ると、全部が全部ではないですが、
鳥取県は「砂地」
千葉県や茨城県は「火山灰」(関東ローム)。
水はけがよい土なのです。
大産地と全然条件が違うのです。
大阿太高原はもともとは有機物にも乏しく、
「昔は雨が降れば平地は滞水し、少し日照りが続けば地面はひび割れ、収穫果実が落下
すればほとんどが割れる」ほどの粘土質だったそうです。
そんな土地に堆きゅう肥を投入し、繰り返し深く耕されて、独自の栽培技術が確立され、今日に至ります。
そして、寒暖の差も加わって、しかも「完熟収穫」されることから、甘味の詰まった梨が育つのです。
続いて向かったのが、高原ヤマナシの樹木。
梨の原種です。
満開でした。
続いて向かったのが、花岡大学童話碑。
花岡大学は童話作家。大淀町の大阿太高原からもほど近いところがご出身。
小学校の国語の教科書に登場する「おおきなかぶら」を編集・執筆したのも、花岡大学なのです。
続いて向かったのが、梨の花農園「RIKAEN」
梨の花を楽しめる農園です。
参加者の喉を潤したのが「梨のスムージー」。
実はウォーキングしたカラダにはめちゃ理にかなっていると思うのです。
梨にはアスパラギン酸が含まれています。
これが、エネルギー代謝に役立ちます。
そしてクエン酸が疲労回復に役立ちます。
また、汗をかいた時に流失しがちなカリウムも豊富です。
梨のスムージーで体をいやしたあとは、園内の梨の花園へ。
二十世紀梨の花です。
可憐な花ですね。
しかも、楽しめるのは短期間。
それから、本来、実を育てるためには、ここまで花がたくさんつけません。
実を育てるために余分な花は蕾の段階で摘み取られてしまいます。
また、園内では梨の樹の解説も。
梨は品質保持のため、接ぎ木して育てられています。
大体、品種はマメナシだそうです。
そしてマメナシもトゲがあります。
そういえばカンキツもカラタチという樹に接ぎ木されますが、
カラタチもトゲが多いです。
太い部分が台木のマメナシです。
梨やカンキツなどの果物はもちろん、
スイカ、メロン、キュウリなども、接ぎ木されますね。
ところで、梨の花プロジェクトでは、庭木用のマメナシ(プラットフォーム種)の育成に力を入れています。
このマメナシはお花はもちろん、秋には紅葉もするそうです。
将来的には大淀の街に梨の樹の街路樹を作りたいとのこと。
梨の樹の街路樹って、日本にはほとんどないのでは?
ところで、「RIKAEN」では、4月上旬、梨の花のライトアップをされています。
気になるでしょう?
行ってきました。
その様子は次回。
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ガイド役の方に、
道沿いに生えている草花などをご紹介していただきながら、
まずご案内頂いたのが、コチラ。
「大阿太高原梨発祥の地」
この場所が、産地への第一歩となったのです。
ここに初めて二十世紀梨を植え、普及させたのが奥徳平(1878~1927)という人物。
現在も二十世紀梨は大阿太高原の主力品種でもあります。
また、今や鳥取などの二十世紀梨の産地ではアタリマエとなっているパラフィン紙による袋掛けも、
実はこの地、奈良県大淀町・大阿太高原が発祥なのです。
で、梨畑へ。
ところで、梨畑を眺めると、低い梨の樹がズラリと並んでいる畑に、
写真のような背の高い梨の樹が植えられています。
これらの樹、「受粉樹」なのです。
梨は自家不和合性といって、同じ品種の花粉を受粉出来ない性質があります。
そのため、受粉用の違う品種を背の高い状態にして植えられているのです。
(品種は長十郎など)
梨畑の土。
ちょっとわかりにくいですが、大阿太高原は、
(赤土の)強粘土質なのです。
全国の梨の産地を見ると、全部が全部ではないですが、
鳥取県は「砂地」
千葉県や茨城県は「火山灰」(関東ローム)。
水はけがよい土なのです。
大産地と全然条件が違うのです。
大阿太高原はもともとは有機物にも乏しく、
「昔は雨が降れば平地は滞水し、少し日照りが続けば地面はひび割れ、収穫果実が落下
すればほとんどが割れる」ほどの粘土質だったそうです。
そんな土地に堆きゅう肥を投入し、繰り返し深く耕されて、独自の栽培技術が確立され、今日に至ります。
そして、寒暖の差も加わって、しかも「完熟収穫」されることから、甘味の詰まった梨が育つのです。
続いて向かったのが、高原ヤマナシの樹木。
梨の原種です。
満開でした。
続いて向かったのが、花岡大学童話碑。
花岡大学は童話作家。大淀町の大阿太高原からもほど近いところがご出身。
小学校の国語の教科書に登場する「おおきなかぶら」を編集・執筆したのも、花岡大学なのです。
続いて向かったのが、梨の花農園「RIKAEN」
梨の花を楽しめる農園です。
参加者の喉を潤したのが「梨のスムージー」。
実はウォーキングしたカラダにはめちゃ理にかなっていると思うのです。
梨にはアスパラギン酸が含まれています。
これが、エネルギー代謝に役立ちます。
そしてクエン酸が疲労回復に役立ちます。
また、汗をかいた時に流失しがちなカリウムも豊富です。
梨のスムージーで体をいやしたあとは、園内の梨の花園へ。
二十世紀梨の花です。
可憐な花ですね。
しかも、楽しめるのは短期間。
それから、本来、実を育てるためには、ここまで花がたくさんつけません。
実を育てるために余分な花は蕾の段階で摘み取られてしまいます。
また、園内では梨の樹の解説も。
梨は品質保持のため、接ぎ木して育てられています。
大体、品種はマメナシだそうです。
そしてマメナシもトゲがあります。
そういえばカンキツもカラタチという樹に接ぎ木されますが、
カラタチもトゲが多いです。
太い部分が台木のマメナシです。
梨やカンキツなどの果物はもちろん、
スイカ、メロン、キュウリなども、接ぎ木されますね。
ところで、梨の花プロジェクトでは、庭木用のマメナシ(プラットフォーム種)の育成に力を入れています。
このマメナシはお花はもちろん、秋には紅葉もするそうです。
将来的には大淀の街に梨の樹の街路樹を作りたいとのこと。
梨の樹の街路樹って、日本にはほとんどないのでは?
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行ってきました。
その様子は次回。
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4月7日(日)
大淀町にある福神中央公園で開催の
「梨の花マルシェ」に行ってきました。
会場の福神中央公園を含む「大阿太高原」は大淀町は、知る人ぞ知る梨の産地。
主宰である「梨の花プロジェクト」では、大阿太高原から梨の花文化の発信に取り組んでおられ、
今回のマルシェはその一環。
また、梨の花が見ごろなのも4月上旬~中旬のわずかな期間しかありません。
とはいえ、梨の花自体、桜と違ってなかなか生活者がジックリ眺める機会はありません。
そこで、マルシェを行って普段なかなか見れない梨の花を知っていただくことで、
梨に対する理解を深めて頂こうと、このマルシェが誕生したのです。
会場には、ハンドメイドのお店を初め、こだわりの食べ物を販売するお店がズラリと勢ぞろい。
さらには、軽スポーツ体験、ふれあいミニ動物園、音楽ライブなども。
また、梨の花盛りの大阿太高原をバスで窓越しに眺望できる「梨の花回廊散策バスツアー」や、
そのコースを歩いて散策する「梨山てくてくウォーキング」、
そして「梨の花プロジェクト」の皆さんが営んでおられる「梨の花農園」の公開も行われました。
ちなみに、「梨山てくてくウォーキング」。
私も参加しました。
その様子は次回、じっくりとご紹介します。
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