外人が感嘆する日本のウオッシュレット。最近は道の駅にも装備されている。トートーはすごいものを開発したものだ。最初は苦労しただろうがね。今、汲み取り式の便所ってどのくらいあるのだろうか。60年ほど前、小学校からの帰り、夏、便意を催し走って帰り長屋の自宅の便所にはしりこみ、汗だくで臭い思いをしたなつかしい記憶がある。今どきの孫などみていると毎日風呂に入り、きれいにしている。TVの宣伝など女のみならず男も清潔、消臭関連商品であふれている。オジンの加齢臭気など一番のきらわれもの。しかしそんな清潔無臭人間がひとたび震災に遭遇したら耐えられないのではないだろうか。
(ペンタックスK3、レンズ18-200タムロン)
熊本出身の日経新聞記者がTVで報道しない熊本地震の被災現場ということで投稿していた。住まいのマンション、高齢の母親は無事だったが室内はめちゃくちゃ。水もガスも電気も止まってい入る。近くの小学校で給水車。ひとり6Lと決まっている。これとて年寄りには持ち帰りが大変。トイレの排水は通常5Lくらいいるとか。小便は流さず、大と一緒に流すらしい。女房いわく、使った紙は別途処理、一緒に流してはいけない。これ常識らしい。でもその記者氏、風呂にも入らないし体も臭いしトイレから悪臭が漂う。まったくひどい環境だったとか。まあそうだろうね。
高齢化がすすみ介護老人がふえる昨今、このトイレ問題は最重要課題だ。ベッドに寝たままトイレが処理できる介護ベッドって開発されないんのかね。あるいは無臭の便をする方法とかね。
昨日、今日と熊本の余震はあまり報道されなくなってオリンピックエンブレム決定で騒いでいるが気象庁は相変わらず油断するなと警報を出しているようだがこれが一番こたえるね
29日に藤祭りがある。九州最古の寺、二日市温泉、武蔵寺の樹齢1300年と言われる藤を散髪ついでにみてきた。満開でみごとな藤の花だった。当日は藤供養会がおこなわれる。熊本地震被災者の方々の早期復旧復興も祈願されるのだろう。被災者にとってこれからが苦労の本番だ・・・
(ペンタックスK3、魚眼レンズ)