ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

250304 草木萌え動く頃。天満宮、曲水の宴、観客の想いで雨あがる!!ひな祭り、蕗の薹の天ぷら旨し!!

2025年03月04日 | アフターエイティ80代

 2日の日曜日。平安時代の雅なお祓いの行事、「曲水の宴」を初撮影!過去、何回か行事を垣間見た記憶があるが、あまりに観客が多く、梅の枝越しに少し見るだけでほとんど撮影を全うしたことがなかった。毎年3月の最初の日曜日に催される。ということは武蔵寺での写経会とダブル日程。今回も雨予報のなか、迷ったが午後あがるという予報だったので天満宮にいくことに。11時過ぎ小雨、カミさんのどうせろくな写真しか取れないくせにという声を振り切って12時前駐車。周辺満杯、けっこう人出があるようだ。12時から十二単をきた参宴者たちの参道練り歩きがある。曲水の宴よりこちらが撮影のねらい目。新車のお祓いなどがおこなわれる裏口に待機。雨はやんでいる。社務所のあたりから一行がでてきた。

カメラじじーはあまりいない。先導するような形で撮影、ラッキー。天満宮参道に入ろうとしたあたりから雨が降り出す。一斉に傘がひらく。

神牛像の前を左折、心字池、太鼓橋にむかう。雨の中、カメラもぬれるが先回りして橋の先に待機。

一行は仮本殿でお祓いをして、再び曲水の庭方面へ。組み立てられた観覧席や周辺は観客でいっぱい。13時からだが雨がやまない。庭ではなく曲水の宴は文書館の中やその前で実施にするとのアナウンス。

あきらめて帰る人もいるが雅楽の音だけを聞いてじっと観客は雨の上がるのを待っている。

観客の祈りが天に通じたのか雨がやんで盃の宴が曲水の庭で実施する旨のアナウンス。

平安時代そのままの衣装をまとって清水の流れに浮かべた盃が自分の前を通り過ぎるまでに詩歌を詠み、短冊に書きあげ、酒をのみほす。中国から伝わった行事で天満宮では958年ごろから始まったとされる。つぎつぎに歌い手たちがはいってくる。九博の館長なども歌い手の一人に選ばれていた。

朗々たる和歌の歌い手の声をききながらの雅なイベント、はじめて撮影することができました。天候不良の中思いきってでてきてよかった。2時半ごろ撤退、梅が枝餅をみやげに帰宅。カミさんにホレホレと画像をみせつけた次第。

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3日、ひな祭り。24節季では雨水の末候、草木萌え動く頃、草木が芽吹き始める、冬の間に蓄えた生命の息吹が外へ現れ始める。

  

カミさんがウオーキングの道すがら、蕗の薹や菜の花をいただいてきた。まさに初春の天の恵み。天ぷらにあげて塩をつけていただく。ハマグリの吸い物に変えて、かにかまの入った茶碗蒸し。ちらしずしもおいしくできていた。結婚記念日の残りのワインも天ぷらにピッタリ。カミさんありがとう、毎夕毎夕、メニューを考えてくれて、感謝。

初春の行事に浸ったこの二日間でした。

 

コメント
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