ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

220524 足場から解放されスッキリ! リハビリ帰りにイングリッシュガーデンへ。スターリンの亡霊!!!

2022年05月24日 | アフターセブンティ

16日間、屋根塗装塗り替えの足場に囲まれ、採光はさまたげられ、草木も水分太陽光不足。妻がばさばさ剪定ハサミで整理、後始末の細断、ゴミ整理は私の役割、つかれました。

久しぶりにT整形外科のリハビリへ。ウオーターベッドとシンクロウエイブ、高周波温熱で体をやわらかくほぐす。去年の12月から半年、腰痛は忘れている。リハビリは予防保全。

帰り道、N大学内のイングリッシュガーデンへ。10羽のコブハクチョウも大部おおきくなり、それぞれ自我を主張しはじめたようだ。一列縦隊で親の後を泳いでいたのが2~3羽は親と離れておよいでいる。人間と同じ、親離れをせんとしているのか。

薔薇が美しく咲き誇り、蓮も咲き始めた。自然はどんどん移ろいで行く。

カメも日向ぼっこ。平和を享受している。

夜、NHK、映像の世紀。「スターリンとプーチン、ウクライナ100年の悲劇」をみた。衝撃の映像というか、今の政治家や評論家にしっかり見てもらいたい内容だったね。なぜプーチンがウクライナ侵攻という狂気の行動に出たのか。よくわかった。

 レーニンの1917年のロシア社会主義革命からレーニンの死後、共産党書記長のポジションを銃殺と粛清で勝ち取っていったスターリン。レーニンは大国がその力で小国を支配してゆく大国主義を廃そうとしていた。死ぬ間際、スターリンの狂気を危惧していた。それが現実となり、豊かな穀倉地帯ウクライナの農業を国営化し農民を奴隷扱い、搾取、餓死させていった。レーニンの腹心たちをつぎつぎ粛清し、恐怖政治で絶対権力を握った。自己利益のためには何でもやる非情の独裁者スターリン。大戦初期、ナチスドイツにウクライナを奪還され、レニングラードに迫られたが恐怖政治で軍隊を鼓舞なんとかしのぎ、大戦末期、日ソ不可侵条約を平気で破棄し一時は北海道を手中に収めんとした。

 これは連合国アメリカの日本統治で何とかしのげた。戦後、スターリンの死後、日仏合作のスパイ映画で刺激をうけたプーチンがKGBにはいり、東独にスパイとして任務、まじかにベルリンの壁の崩壊をみて、己の未来に絶望、91年ソビエトが崩壊、混乱の極致にあるなか大統領汚職の窮地にあったエリツインを救い首相の座を射止める。知名度がなかったプーチンはスパイ時代に培った人脈情報網をいかして、支持率をあげてゆきついに大統領の座を射止める。

 当初は西側諸国と足並みをそろえてきたが根っこには反米不信があり、だんだんとロシアの世界での威信がなくなり、NATO加盟国がどんどん国境に迫ってくる。ウクライナがNATO入りをいいはじめ、アメリカの弱腰をみていて今がチャンスとスターリンよ再びというわけで隣国ウクライナへの侵攻を命じるに至った。

 スターリンの恐怖政治のDNAがまさにプーチンが引き継いだ。大国主義を再び!レコンキスタ!失地回復だ!プーチンは復讐に燃えている!と言うのが大まかなストーリー。

 ウクライナ侵攻から3か月、収束の見通しがつかない。自暴自棄になって核のボタンを押しかねない。この暴挙を防ぐ手立てをNATO、アメリカはもっているのだろうか。核弾頭保有ナンバーワンのロシアが日本はもちろん、西側主要国、主要都市に同時に戦略核を発射したらどうなるのか?!先進国は地球上から消滅してしまうのか?核で汚染された地球に人類は存続出来るのだろうか?それこそ現代版、ノアの箱舟が宇宙にただよい、他の惑星に住み始めるのか?まさにSF映画の世界のようだが・・・

 

 


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