そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

蜻蛉〔8〕

2008年12月01日 |  / 源氏物語
12/1
「お二人の心に穴はあきたれど宮の飼いたる虫は動けり()」
「大将は後々のこと引き受けて遺族の世話をいろいろとする()」
「中宮は蜻蛉式部の喪の間六条院に喪に服したり()」
「その御殿仕える人等は美しくまだゆっくりとご覧にならず()」
「その中に大将の君こっそりと忍んで逢える小宰相あり()」
「小宰相見目麗しく才気ありすべての面で風情に富める()」
「ちょっかいを匂宮も出したれどイヤだ!と強く撥ね付けるなり()」
「小宰相薫が悲嘆にくれるのを見知って歌で見舞いをされる()」
「あはれ知る心は人におれねど数ならぬ身に消えつつぞふる(#74)」
「草枕紅葉席ムシロにかへたらば心をくだくものならましや(後撰集)」
「つれなしとこころ世を見る憂き身だに人のしるまでなげきやはする(#75)」
「小宰相奥床しいと思いては囲うことなど脳裏によぎる()」
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蜻蛉〔7〕

2008年12月01日 |  / 源氏物語
12/1
「あるときに常陸守がやってきて立ったままにて文句を言えり(北の方を責める)」
「北の方これまでのこと泣きながら文を見せつつお話になる()」
「文見てはありがたがって感心し好運捨てて亡くなったのと()」
「北の方臥しまろびては泣きにける守も今こそ一緒に泣ける()」
「大将は自分のミスで死なせたとお思いになり遺族の世話を()」
「大将は忌明けの法事忍びては律師の寺で取り行える()」
「やって来た常陸守も主人顔出席するを皆は不思議に()」
「目立たない法事にしようとされたけどいつのまにやら荘厳になる()」
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蜻蛉〔6〕

2008年12月01日 |  / 源氏物語
12/1
「大将は律師を呼んで七日ごと営む法事の注意をしたり()」
「暗くなりもし生きたればこのままに帰ることなく泊まっていたと()」
「かの母はやがて子を産む娘あり穢れもあって仮宿にいる()」
「魂が抜けた有様過ごせれば大将の使者内々であり()」
「母君はたいした汚れでないからと使者の仲信招じ入れたり()」
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