そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

遠藤実氏亡くなる

2008年12月09日 | 挽歌もどき
12/9
「またひとり昭和歌謡の星が落つ遠藤実七十六で(享年76才)」
「ちょび髭で目が根っからに優しくて訛れる人が懐かしくあり()」
「星影のワルツのようにくちづさむ覚えやすいか遠藤節は()」
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手習〔7〕

2008年12月09日 |  / 源氏物語
12/9
「中将はひどく嘆きて笛を吹き『鹿鳴く声』と独り言いう()」
「山里は秋こそことにわびしけれ鹿鳴く音に眼をさましつつ(古今集)」
「世のうきめ見えぬ山路へ入らんには思ふ人こそほだしなりけれ(古今集)」
「せっかくに憐れみうけて会いたくも『見えぬ山路』と出ていかんとす()」
「あたら夜の月と花とを同じくば心知れらん人に見せばや(後撰集)」
「尼君がいざり出てきて『あたら夜』と必死で止める歌披露して()」
「深き夜の月を哀れと見ぬ人や山の端ちかき宿にとまらぬ(#88)」
「山の端に入るまで月をながめ見んねやのいたまもしるしありとや(#89)」
「大尼が笛の音聞きて感に堪え奥の方から出てきて話す()」
「大尼は孫の娘の婿のこと忘れたるのかそこの人とか()」
「盤渉調見事に吹いて『さあ、琴を』いいて娘にバトンを渡す()」
「大尼は吾妻琴など一通り弾いたものだが僧都が止せと()」
「中将はおだてて弾かす吾妻琴『タケフ、チチリ』と爽やかに弾く()」
「中将は興を醒まして帰る道風にまぎれて笛を奏でる()」
「忘られぬむかしのことも笛竹のつらきふしにも音ぞなかれける(#90)」
「笛の音に昔のこともしのばれてかへりしほども袖ぞぬれにし(#91)」
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手習〔6〕

2008年12月09日 |  / 源氏物語
12/9
「八月の十日過ぎ頃小鷹狩りあってついでにお寄りになれる()」
「一目見てこころにさざ波打つごとになってしまってまた会いに来る()」
「ひとにものいうすべ知らずとりえなしにべなく拒み臥せっていたり()」
「松虫の声をたづねて来つれどもまたをぎはらの露にまどひぬ(#86)」
「誰もかもまつちの山の女郎花秋と契れる人ぞあるらし(小野小町集)」
「秋の野の露わけきたる狩ごろもむぐらしげれる宿にかこつな(#87)」
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