そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#0050

2009年03月01日 |  / 万葉集
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「夫役さる人が詠むには格調が高い詠みぶりそりゃないでしょう
(藤原京を造営していた役夫のよめる歌)」
「やすみしし わが大王 高ひかる 日の皇子 荒布タヘの 藤原が上に
食す国を 見したまはむと 都宮ミアラカは 高知らさむと 神ながら
思ほすなへに 天地も 依りてあれこそ 石走る 淡海の国の 衣手の
田上山の 真木さく 檜のつまてを 物部の 八十宇治川に 玉藻なす
浮かべ流せれ そを取ると 騒く御民も 家忘れ 身もたな知らに 鴨じもの
水に浮き居て 吾が作る 日の御門に 知らぬ国 依り巨勢道より 我が国は
常世にならむ 図フミ負へる 神しき亀も 新代と 泉の川に 持ち越せる
真木のつまてを 百足らず 筏に作り 泝ノボすらむ 勤はく見れば
神ながらならし(#0050)」
「草壁の死により遷都を決めにけり藤原京は初の条里と
(日本紀ニ曰ク、朱鳥七年癸巳秋八月、藤原ノ宮地ニ幸ス。
八年甲午春正月、藤原宮ニ幸ス。冬十二月庚戌ノ朔乙卯、
藤原宮ニ遷リ居ス。)」
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